7人が死亡した福岡県大宰府での自動車事故で、池に転落した
ワゴン車を運転していた可能性のある免許証を所持していた4人と、
一方の乗用車を運転していた男性の計5人から、アルコール反応は
検出されていなかったらしい。
助かった男女からもアルコールが検出されなかった。
又、走行速度も規制速度の 50km/h 程度の順法速度であったことも
解ったという。
ガードパイプは歩行者用で強度が弱かったとも。
この事故は海ノ中道への橋で起こった泥酔運転事故とは全く性格が
異なる事故であるようだ。
亡くなられた方々の御冥福をお祈り致します。
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太宰府事故 犠牲者からアルコール検出されず
(朝日新聞) 2010年12月27日(月)12:30
福岡県太宰府市の県道でワゴン車と乗用車が衝突し、ワゴン車が池に転落して計7人が死亡した事故で、福岡県警は27日、犠牲者の遺体を鑑定した結果、アルコールが検出されなかったと発表した。また、運転免許を持っていたのは乗用車の男性(26)とワゴン車の18歳の男女4人とわかった。県警は事故原因や誰がワゴン車を運転していたのかについて調べを進めている。
県警によると、助かったワゴン車の男女3人からはアルコールが検出されなかったほか、遺体を鑑定した結果、乗用車の男性とワゴン車の男女4人の計5人からはアルコールが検出されなかった。ワゴン車に乗っていた女子高校生(18)と6カ月の男児については、検体が取れず鑑定ができなかったと説明している。
太宰府7人死亡、転落ワゴン車は50キロで走行
(読売新聞) 2010年12月27日(月)13:42
福岡県太宰府市の県道で乗用車と衝突したワゴン車が池に転落して計7人が死亡した事故で、ワゴン車の衝突直前の速度は、現場の制限速度とほぼ同じ時速50キロ程度とみられることが捜査関係者への取材でわかった。
県警はワゴン車の高速走行が原因で事故が起きた可能性は低いとみており、衝突時の状況について慎重に捜査を進めている。
捜査関係者などによると、交差点の直前とみられる衝突現場の前後にブレーキ痕はなく、転落した県道脇付近に長さ3メートル程度のタイヤの走行痕があるだけだった。
衝突地点からワゴン車がガードパイプをなぎ倒した県道脇までは10メートル余りで、そこから池の中の転落場所までは約5メートル。ガードパイプは歩行者用で強度が弱いため影響は少なく、それぞれの距離と推定速度を分析すると、衝突直前は時速50キロ程度だった可能性が高いという。
転落ワゴン車、4人が免許=運転者特定急ぐ―福岡県警
(時事通信) 2010年12月27日(月)13:03
福岡県太宰府市の県道交差点で、乗用車と衝突したワゴン車が池に転落し、6カ月の男児を含む7人が死亡した事故で、ワゴン車に乗っていた10代の男女8人のうち、4人が運転免許を持っていたことが27日、県警筑紫野署への取材で分かった。同署は、このうちのいずれかが事故当時運転していたとみて、特定を進めている。
また、24日深夜の事故前に「県道を2台の車が並走していた」との目撃情報がある一方、救出された3人の説明が一致しない部分もあるといい、同署は現場の池で遺留品を捜索するなどして、慎重に事故原因を調べている。
同署によると、免許を持っていた4人はいずれも18歳で、亡くなったアルバイト山本翔さんら男性2人と県立八女農業高校3年石原瞳さんの3人のほか、救出されたパート男性。この4人と乗用車を運転していたアルバイト秦智之さん(26)からはアルコールは検出されなかったという。