JUNSKY blog 2015

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熱狂の日音楽祭-その8

2006-05-11 01:06:56 | 音楽レビュー
ゴールデン・ウィークに東京有楽町から丸の内地区にいたる会場で開催された「熱狂の日」音楽祭2006には、有料・無料のコンサート鑑賞者、関連グッズの購入者や「熱狂の日グルメ」での飲食客などをも含め、のべ69万5千人が参加したそうです。
公式サイト

有料演奏会への入場者も十数万人に及ぶ模様。
あるブログでは有料チケット16万枚だったそうです。
チケット平均1500円とすると、2億4千万円。
70万人が平均千円の買い物や飲食をすれば、7億円。
ざっと見積もっても10億円くらいの売上げ。すごいね!
すみません。熱狂の日音楽祭らしからず、ちょっと現実的になってしまいました。

 “経済効果”は今後調査されるでしょうが、去年のレポートは、公式サイトで公表されています。

 今年で2回目の「LA FOLLE JOURNEE au JAPON」音楽祭。
この名称では2回目だそうですが、この地区では1995年から音楽祭としては徐々に拡大しながら開催されてきたようです(会場に掲示がありました)。

 有料・無料合わせて連休中に284公演もあったというから凄い音楽祭が誕生したものです。
 そして、それらの全てが(さすがに5千人ホールで開催される演目や夜10時開始11時過ぎ終演の幾つかは除いて)開催前にSold Out!という大フィーバーぶり。
 一公演45分から1時間、有料公演でも千円くらいから最大3千円というお気軽さがクラシックファンを広げているようです。

 会場出入口の売店では、お兄ちゃん達が大声で呼び込みしながら,ナクソスやタワーレコードや10枚組み3千円の組合わせCDやお菓子やグッズ等などを売っていました。
 『上品』ではないところがまた楽しくて良い。まさにMozart好み?のお祭り気分!
 若い恋人たちも大勢見られました。まさに「熱狂の」音楽祭です。

 来年は、19世紀から20世紀の国民楽派、民族音楽がテーマとのこと。
ロシア(リムスキー・コルサコフ,ムソグルスキー,ボロディン,etc)、ハンガリー(リスト,コダイ,バルトーク,etc)、チェコ(スメタナ,ドボルザーク,etc)、ポーランド(ショパン,etc)はもとより【何故か民族楽派というと東欧が多いのは私の偏見か? そういえばフィンランドにシベリウス、デンマークにニールセンもいましたね】、日本の作曲家も考慮中とか。

 Mozartの生誕の地オーストリアのザルツブルグ(Salzbrug)では、この7月下旬から8月に掛けてザルツブルグ音楽祭が例年以上の規模で開催される様子。
 チケットの残席状況を見てみたら、日本人好みの演目は全て完売でした。
チケット情報・英語

これで、「熱狂の日」音楽祭2006のレポートを終わります。

その7へ

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1 コメント

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はろるど・わーど さま (JUNSKY)
2006-05-10 09:25:48
tラックバックとコメントありがとうございました。

そちらのURLは私個人のブックマークに入れさせていただきました。
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