今回の「水漏れ」は、地下水漏れや、雨水が堰から溢れたと云うものと
根本的に違う!
原子炉本体を格納していた容器から漏れていると云うことであり、汚染濃度は
これまでの比ではないほど、放射線濃度が超々高いものだ。
1号機地下で配管破損=格納容器から水漏れか―福島第1
(時事通信) - 2013年11月13日(水)22:13
東京電力は13日、福島第1原発1号機の原子炉建屋で、格納容器の外壁から地下につながっている配管の一つが破損し、水が漏れ出しているのを確認したと発表した。東電は「格納容器の一部に破損があり、そこから漏れた水が配管を通じて地下に出ている可能性が高い」と説明している。
福島第1原発1~3号機では、原子炉内で溶け落ちた核燃料を冷やした水が格納容器から漏れて地下にたまり、放射能汚染水となって増え続けている。地下への漏出箇所が特定できたのは初めて。
福島第1原発:格納容器水漏れ、初確認
(毎日新聞) - 2013年11月13日(水)21:47
東京電力は13日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器と下部にある圧力抑制室をつなぐ配管付近の2カ所で、水漏れしているのを確認したと発表した。2011年3月の水素爆発以来、実際に水漏れしている場所を確認したのは初めて。
同原発1~3号機は、水素爆発によって原子炉が損傷。圧力抑制室がある部屋「トーラス室」に、原子炉を冷却した水が漏れ出ている状態になっている。原発の廃炉作業では、水漏れを止めた上で原子炉を水に浸し、放射線をさえぎる必要がある。
東電はトーラス室内に遠隔操作のカメラ付きボートを入れて、配管付近の2カ所から水漏れを確認した。調査場所の線量は毎時0.9~1.8シーベルトだった。【河内敏康】
柏崎刈羽、来週にも公開審査開始…原子力規制委
(読売新聞) - 2013年11月13日(水)23:20
原子力規制委員会は13日、東京電力が申請していた柏崎刈羽原子力発電所6、7号機(新潟県)の安全審査について、来週にも公開審査を始める方針を決めた。
規制委は、福島第一原発の汚染水対策の改善を公開審査入りの条件としていたが、東電が今月8日に改善策を示し、おおむね妥当と判断した。これにより本格的な審査が始まり、今後は活断層の有無などが焦点となる。
東電は9月27日に安全審査を申請した。しかし、福島第一原発で相次ぐ汚染水漏れを受け、規制委は東電の安全管理のあり方を問題視。改善されるまでは、柏崎刈羽原発の審査は事務局による非公開の場での申請内容の確認にとどめ、公開審査には入らない方針を決めていた。これに対し、東電は今月8日、作業環境の改善や休憩所建設などの計画を発表した。
柏崎刈羽、審査再開へ=福島原発改善案で容認―規制委
(時事通信) - 2013年11月13日(水)12:45
原子力規制委員会(田中俊一委員長)は13日の定例会合で、事実上ストップしている東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の安全審査を再開する方針を決めた。東電が示した福島第1原発の対応強化に一定の評価を与えた。近く公開の審査会合を開き、論点整理などを行う。
田中委員長は定例会合で「最優先は福島第1原発の対応。柏崎刈羽原発にもさまざまな問題がある。そう(審査が)すいすいと進むことは考えられないが、入り口には入る」と述べた。
東電は9月、運転再開に向けて柏崎刈羽6、7号機の安全審査を申請。しかし、規制委は福島第1原発で汚染水漏れなどの事故が多発したことから、「あれ(福島)はあれ、これ(柏崎刈羽)はこれとはいかない」として東電に具体的な改善策の提示などを求め、実質的な審査をストップさせていた。
一方で、重大な事故を起こした電力会社であっても、他の原発の安全審査をいつまでも止める法的根拠はなく、規制委は事務的な書類審査などを進めながら対応を検討してきた。
田中委員長は10月28日に東電の広瀬直己社長と会談し、福島第1原発の作業環境改善や対応要員増強などを指示。これに対し、東電は今月8日に広瀬社長が記者会見し、作業員の日当割り増しなどの改善策を発表した。
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