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空港で衣類の下まで透視  ボディースキャナー使用可能に

2010-12-09 23:43:19 | 社会
2010年12月9日(木)

     
        (画像は、Asahi.com より)

     これが、新しいスキャナーで透視した乗客の画像です。

 乗客みんながこうして透視される訳だ。

 テロを防ぐためとの口実で、多くの人々のプライバシーを犠牲にして良いのか?

 とんでもない世の中になったものである。

 日本の航空各社はイマイチ乗り気ではないらしい。

 一次検査に引っ掛かった乗客や、挙動不審の者だけに再検査で受けてもらう

という方法も考えているとの話もあるようだ。

 朝日新聞に依れば、運用例として
【体のラインを鮮明に映し出すため、別室で搭乗者と同性の係員がモニターする】
    と言うが、

 次々と来る乗客を男性・女性・ニューハーフ・性同一性障害の方

などを どうやって男女の係員に振り分けるつもりなんだろうか?

建て前はそうしていても、実際には運用不可能ではないかと思う。

 また「同性の係員なら自分のヌード同然の身体をさらけ出して良い」

と考える人は多くは無いだろう。

 結局、1台2~3千万円もする高解像度のボディースキャナーを

製造・販売しているメーカーや商社をボロ儲けさせるだけのもので、

見方によれば、テロを口実にしたメーカーの販売戦略(≒謀略)とも

思えるものである。

 動作不良が続出している【AED】と同じように、メーカーは儲けるが

実際には余り役に立たないものを売り付けているだけではないかと思う!

 
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ボディースキャナー 航空検査に導入解禁(産経新聞)

空港で衣類の下まで透視、スキャナー使用可能に(読売新聞)

全身透視検査、国内でも導入可能に 航空各社は慎重姿勢

       朝日新聞 2010年12月9日(木)02:00
 
 航空機の搭乗者の全身を透視して不審物の有無を調べる「ボディースキャナー」について、国土交通省は8日、プライバシーを保護することなどを条件に国内の空港でも導入できるよう、今月中に指針を改定する方針を明らかにした。当面は金属探知機の補助的な役割を見込むが、実際に検査をする航空会社側からは、高額な機器の費用負担などを懸念する声も上がる。

 国交省は7~9月に成田空港で5機種のスキャナーで実証実験を実施したが、利用者からは不快感を示す反応が少なかったことから国内でも導入は可能と判断した。

 指針ではスキャナーを「二次的な追加検査の手段」と位置づけ、採用するかどうかは航空会社の判断に委ねた。導入した場合、金属探知機で引っかかった人や航空会社が必要と判断した人にのみ使うこととし、搭乗者は係員の接触検査かスキャナーの検査か選べるようにした。

 国交省が「検知能力が最も高い」としたタイプの装置は体のラインを鮮明に映し出すため、別室で搭乗者と同性の係員がモニターする▽別室への記録媒体の持ち込みを禁ずる――などしてプライバシーを確保する。

 一方、航空会社側は導入の是非を含めて慎重に検討する方針だ。1台2千万~3千万円のスキャナーや検査にかかる人件費は、国や空港会社と折半だが、外国では検査を国が担うケースも多い。航空会社60社でつくる成田国際空港航空会社運営協議会は「保安強化は重要な課題」としつつも「国のさらなる支援が望ましい」と訴える。(朝日新聞:永田工)



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