<福島民友ニュースより>
避難区域の「被災船舶」撤去へ 7月下旬にも浪江から
東日本大震災の津波で内陸部に打ち上げられ、東京電力福島第1原発事故に伴う避難区域に放置されたままの被災船舶について、環境省が早ければ7月下旬にも解体撤去を始めることが3日、分かった。同省によると、避難区域内に放置されている被災船舶は62隻。船主の意向を確認して解体撤去する。撤去は最多の55隻がある浪江町から始める方針で、同町では本年度中の撤去完了を目指す。
同省によると、避難区域の陸地に打ち上げられているのは浪江町のほか、富岡町5隻、南相馬市、楢葉町各1隻。浪江町以外の被災船舶については本年中に撤去に着手したい考え。
(2014年6月4日 福島民友ニュース)
<福島民報ニュースより>
シード8校内定 夏の高校野球福島大会
夏の甲子園を目指す第96回全国高校野球選手権福島大会の第1回運営委員会は3日、福島市国体記念体育館で開かれ、シード校を日大東北、聖光学院、須賀川、いわき光洋、田村、学法石川、福島、会津工の8校に内定した。
大会出場校は昨年より2チーム少ない81チーム86校。シード校は昨秋と今春の支部大会、県大会、東北大会の成績に応じたポイントを集計し、上位8校を選んだ。第1~第4シードに入るのは現在のポイント順に日大東北、聖光学院、須賀川、いわき光洋の4校。ポイント対象の春季東北地区大会に出場する聖光学院、日大東北、いわき光洋の成績によりシード順が決まる。第5~第8シードは田村、学法石川、福島、会津工の順。
夏の福島大会は7月10日に郡山市の開成山野球場をメーンに開幕する。25日までの計10日間、開成山野球場の他、いわき市のいわきグリーンスタジアム、平野球場、福島市の信夫ケ丘球場、白河市の白河グリーンスタジアム、会津若松市のあいづ球場でトーナメント戦を繰り広げる。抽選会は19日午後1時から郡山市の郡山ユラックス熱海で開かれる。
運営委には県高野連役員ら約30人が出席。副会長の田代公啓福島高校長らがあいさつし、小針淳理事長らが大会日程などを示した。
■連合3チーム出場へ
大会出場校は昨年より2チーム少ない81チーム86校。東日本大震災後、部員不足に苦しむ双葉・相馬農は平成24、25年に続き、連合チームとして出場する。その他、部員不足の喜多方東・西会津・坂下・猪苗代、小名浜・遠野も連合チームを組む。いずれも今後、日本高野連による申請書の承認を経て正式に出場が認められる予定。
( 2014/06/04 08:36カテゴリー:福島のスポーツ )