昨日の続きです。
○復興公営住宅整備について、ご報告いたします。
まず、復興公営住宅の申し込み状況について申し上げます。
復興公営住宅第一期の入居申し込み手続きが4月1日から5月30日まで実施されました。募集戸数は528戸で、浪江町民が申し込むことができる住宅は、いわき市、会津若松市、郡山市の160戸となっております。9月中旬の入居者決定に向け、抽選会、入居資格の確認の手続きが進められていきます。入居可能時期については会津若松市が平成26年12月、いわき市及び郡山市が平成27年3月となっております。
募集期限終了時の申込の状況ついてですが、対象戸数の528戸に対し申込み戸数が1,118戸となっております。浪江町民が入居できるものについては、いわき市の湯長谷団地が対象戸数の50戸に対し申込み戸数が239戸、下神白団地が対象戸数の60戸に対し申込み戸数が115戸、郡山市の柴宮団地が対象戸数の30戸に対し申込み戸数が75戸、古川町団地が対象戸数の20戸に対し申込み戸数が18戸となっております。なお、再募集の方法については、現在、福島県と調整を図っております。
次に、整備状況について、浪江町民が入居できる住宅について申し上げます。
いわき市につきましては、整備戸数1,760戸のうち、1,562戸について復興庁からコミュニティ復活交付金の内示を受けております。
下神白団地が60戸、他町との共用の湯長谷団地が50戸、今後募集される平八幡地区12戸、小川地区50戸となっております。この他に整備される小名浜大原地区、北好間中川原地区、勿来酒井地区、泉本谷地区などの1,250戸については、今後、町配分を協議してまいります。
南相馬市につきましては、整備戸数900戸のうち、564戸について復興庁からコミュニティ復活交付金の内示を受けており、今後募集される原町区北原地区264戸、原町区上町地区60戸となっております。この他に今後整備される、原町区辻内150戸については、現在、調整中であります。
二本松市につきましては、整備戸数340戸のうち、270戸について交付金の内示を受けております。今後募集される油井根柄山地区が70戸となっております。この他に整備される、油井石倉地区200戸がございます。
本年度より協議を開始した福島市については、今後募集される、飯坂地区50戸となっております。
これら現在整備が示されているものについては、平成27年度または平成27年度以降早期に入居開始できるよう整備しております。
次に、公営住宅整備に関する協定に基づく復興公営住宅の整備状況について申し上げます。
本宮市につきましては、和田地区、仁井田地区に61戸を整備することになっております。関連する道路整備等について、関係機関との調整を進めています。
桑折町につきましては、東段地区に25戸を整備することになっております。現在、造成が開始されており、本年度中には入居開始となる予定となっております。
現状では、整備計画戸数を満たしていない状況ではありますが、今後も、住民意向調査で希望のあった復興公営住宅の確保を行うため調整を行ってまいります。
今日は、ここまで。