<福島民報ニュースより>
被災証明カード完成 大熊町、14日にも郵送開始
大熊町は避難者の利便性を高めるため、被災証明書の代わりとなる被災証明カードを作った。県によると、被災証明書のカード化は県内初という。避難者対象の高速道路の無料通行時に提示する。避難全世帯分の約5000枚を用意し、早ければ14日にも郵送を開始する。
被災証明カードは、免許証サイズで、氏名と大熊町の住所などが記載されている。
被災証明書は、高速道路の無料通行の際に料金所で提示する。証明書が劣化しているとの声が町に寄せられていた。
6月定例議会の一般会計補正予算案に郵送費を盛り込んでおり、可決次第、発送する予定。
( 2014/06/12 09:03カテゴリー:主要 )
*私は、被災証明書と免許書を一緒にケースに入れていますが、被災証明カードは利便性を考えれば町民の皆さんにとって良いアイデアですね。
この記事が昨日掲載されていれば、全員協議会で大熊町の事例ということで担当課に「検討してはどうか」と質問できたのですが・・・。作成のための財源や1年ごとの無料化がいつまで継続されるのかなど問題がありますが、直接、課長に提案してみます。
今朝のコメントさんの質問に対してのお答えですが、安達運動場仮設住宅の近くの石倉地区に復興公営住宅(集合住宅200戸)を建設するので、現在仮設住宅敷地内にある仮設津島診療所が手狭なこと、また放射線医療の機能強化や医療体制の充実を図るなどの目的で、復興公営住宅敷地内に「浪江町総合医療センター」を設置するということです。帰町の際には、浪江町内にセンターを移し、町医療の核とする構想です。
また過日、上下水道の復旧状況について質問がありました。遅れましたがお答えします。現在の上水道復旧率は18パーセントです。上水道は比較的早期に通水は可能だそうですが、排水を考えると下水道の復旧には時間がかかるため水がしばらく使えないことになります。また、合併浄化槽設置してはどうかとの意見がありますが、定期的な汚泥処理などの問題があり、なかなか厳しい状況にあります。昨年までだったと思うのですが、復旧工事で出るいわゆる建設副産物の一部の処理は平常時同様、産業廃棄物扱いで施工業者が処理しなければならなかったのも復旧が遅れた一つの要因です。以前、上下水道はH27年度末までに復旧予定でした。ちなみに、浪江町役場本庁舎は上下水道とも現在使える状態で、水は約50種の水質検査はクリアーしているとのことです。いずれにしても、以前示した工程表からはかなり環境も変化したので、上下水道や道路など各課題ごとのインフラ復旧工程表を改めて作成するよう、昨日の全員協議会では要望しました。工程表が示されればもう少し詳しく報告します。
さらに、お悔やみ情報に関しては、掲載忘れでした。翌日調べようと新聞を探したものの、リサイクルに出した後だったので掲載することが出来ませんでした。すみませんでした。
最後に、中高一貫校に関してですが、来年度は高校のみの開校となります。現在中学3年生にとって混乱させるだけではないか。ここに至るまでの経過においては、最初の構想は国立だったはず。構想がとん挫すると国は県に丸投げ。このような経過で本当に魅力あるそして特色ある中高一貫校ができるなずは・・・。中高一貫教育に関し異を唱えるつもりは毛頭ありません。意義は評価します。被災前、双葉郡の学力は県内でも下の方でした。学力向上や専門職の人材育成、アスリート育成など平常時に進めるべき問題ではなかったかと思います。開校は本当に子どもたちの教育を考えれば遅きに失したと考えますし、子どもや保護者のためなのか疑問を抱きます。質問にはありませんでしたが、町教育行政に関しては被災後、浪小・浪中の小中一貫教育導入を持論に教育長とは議論してきました。帰町時には小中学生は皆無かもしれませんが、今後の町教育行政のあり方について議論が欠けている現状なものですから・・・。今日は今日で、別件で委員会では教育長と議論しました。どうも議論がかみ合わないのことが多く、私の考えが間違っているのかなぁー。参考までにこんな記事が。
<6/6付け朝日新聞デジタルニュースより>
「小中一貫校」制度化へ 文科省方針、自治体を後押し
文部科学省は、義務教育の9年間を通じた教育をしやすくするため、小中一貫の学校を制度化する方針を固めた。これまで自治体が進めてきた小中一貫教育を後押しするため、学校教育法に新たな種類の学校を設ける改正案を来年の通常国会に提案する。
小中一貫教育の制度化は7月にも政府の教育再生実行会議が出す学制改革についての提言に盛り込まれる見通し。制度化により、自治体は独自教科に取り組む場合なども特例の申請が不要になり、「4・3・2」など通常の小中学校と異なる区切りを設けることも自治体の判断で可能になる。
また、小中学生両方を教えられるようにするため、小中兼用の教員免許を新設する。現行制度では、中学校の免許しかない先生は担当科目は小学生を教えられるが学級担任はできず、小学校の免許だけの先生は中学生には教えられない。教員免許法を改正し、小学校の先生が中学の1教科を教えたり、中学校の先生が小学生に道徳や総合学習を教えたりできるようにする。
いつも申し上げますが、コメントを寄せていただいている方々に対し、大変失礼なことと思っていますが基本的に返信していません。理由は文章力に欠ける私ですので誤解を招きかねないため。今後もこの考えに変わりはありませんのでご理解いただきたいと思います。
非常にコメントは参考になりますし、ありがたく思っています。コメントで「特にこれは」と思うものは、町民の意見として、また問題提起として町に直接お伝えしています(一般質問を控えなければならない立場なものですから)。
このブログが、皆さんの意見交換の場になれば幸いです。
今日は委員会が早く終わったので(今定例会に提出された議案が少なく、しかも委員会での所管する部分の議案調査が少ないため)、自分の日記に独り言を長々と書いてしまいました。
ブログ更新に費やした時間は約3時間。やはり、思ったことを伝えることや調べたことを文章にすることの文才に欠けることを再度実感しました。