博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

H26.6月定例会行政報告その4

2014-06-21 22:19:24 | 日記

昨日の続きです。

 

○避難行動要支援者名簿の登録申請書の回収状況について、ご報告いたします。 

この名簿は災害緊急時等に自ら避難することが困難な方(高齢者や身体障害者等)も円滑かつ迅速な避難を行えるよう、支援を要する理由、避難支援者情報等を把握するとともに、緊急時に避難の支援、安否の確認を行う事を主な目的としております。ただし本町では住民の避難生活が続いていることから、避難先の関係機関などとも連携を図るため、全世帯を対象に名簿への登録をお願いしております。送付世帯数は9,588件で、5月末時点での回収数は2,151件であり、回収率は22.4%であります。

 

○5月16日、酒田地区で行いました、町内では4年ぶりとなる田植えについて、ご報告いたします。 

本事業は、除染が完了した水田約1ヘクタールを農業者のご協力をいただきながら、町が主体となって実証栽培を行い、除染後の農地保全と営農再開、町の農業再生を目指して実施したもので、農業はもちろんのこと、ふるさと再生に向けた取り組みとして、大きな第一歩となりました。

私も田植えをさせていただき、かつての当たり前の日常を一時でも取り戻したことに心から喜びを感じ、会場におられた農業者の方々をはじめ、関係者の皆さんの笑顔に、非常に清々しい気持ちになりました。

これを契機としまして、「ふるさとの再生・復興の見える化」を、より一層進めてまいりたいと考えております。

 

○浪江町内での事業活動状況について、ご報告いたします。 

浪江町内での事業者の活動状況は、3月の中旬に、アップル引越センター福島、東日本農重機リースが新たに事業を開始し、4月には常磐菱農、あおいの鉄工所が相次いで再開したことにより、町内で再開した事業者は11事業者15事業所となりました。また、6月1日現在の再開の準備の届け出は既に再開している事業所を除き19件となっており、町内での活動を望む事業者は増加傾向にあります。

 

○福島ディスティネーション・キャンペーンについて、ご報告いたします。 

福島県内に観光客を誘致するため、JRの主催する福島ディスティネーション・キャンペーンが平成27年度の4月から6月に行われることに伴い、今年度はプレDCの年ということで、5月21日に全国の旅行代理店のエージェントを対象とした1,000人規模の全国販売促進会議が開催されました。

翌日に行われたモニターツアーにおいては、陶芸の杜おおぼりへ約40名のエージェントをお迎えし、町の現状をお伝えするとともに、大堀相馬焼をPRしたところです。

 

今日は、ここまで。

 

 

 




 

お悔やみ情報」  

 

大越ヱツコさん87。浪江町権現堂字鬼久保11-2。通夜22日午後6時、告別式23日正午、ともにさがみ白河昭和町斎場(白河市)。喪主次男秀晃さん

 

謹んでお悔やみ申し上げます。合掌