博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

浪江町現地視察調査

2013-12-16 18:03:07 | 日記

今日は、議会で浪江町の現地視察調査の日でした。

浪江町役場二本松事務所がAM8:30集合・出発だったため、AM7:15にアパートを出ました。普段は約40分で二本松事務所に着きますが、昨日の雪で多少渋滞するのではないかと思い、早めに出ることに。

ところが、R4号が大渋滞。私のアパートから徒歩10分のところに福島市役所がありますが、「何と、車で約50分」もかかってしまいました。二本松は諦め、R114で直接浪江町役場本庁舎へ向かうことに。しかし、これまた川俣まで大渋滞

結局、本庁舎に着いたのは、出発してから3時間半後のAM10:45。

本庁舎でAM10:00から担当課から説明を受ける予定でしたが、二本松出発組もAM10:30に着いたとのことでしたので、ちょっとの遅刻ですみました。

 

回収した生活ごみの仮置き場(マリンパーク)

回収が始まった家電(マリンパーク)

災害ガレキの分別作業(写真奥、マリンパーク)

 

 井手地区のモデル除染説明板

 

主に田畑のモデル除染中(除染面積は、12ヘクタール)

 

大堀地区のモデル除染説明板

モデル除染中に出ている山積みされた除染ゴミ(除染面積は、宅地2ヘクタール、田畑1.5ヘクタール)

 

酒田地区の仮置き場設置のための除染作業中

 

表土を剥いだ後、山砂で整地

保護マットの上の遮水シート

 

地震の被害に遭った酒井橋橋脚

 

*津島地区区間のR114の除染も実施していました。なお今日は、25.12定例会行政報告をお休みします。


25.12月定例会行政報告その2

2013-12-15 18:28:09 | 日記

朝、目が覚めカーテンを開けると、約3cm程の積雪。

そして、今ほどお通夜から帰宅しましたが、結構な勢いで福島市内は雪が降っていました。いよいよ冬到来。雪かきや慣れない雪道の運転に・・・

 

それでは、昨日の続きです。

〇始めに、浪江町名誉町民顕彰式・功労者表彰式について、ご報告いたします。 

 文化の日の11月3日、浪江町名誉町民顕彰式・第41回浪江町功労者表彰式を二本松市内にて開催いたしました。

当町出身の民謡歌手である原田直之氏に浪江町名誉町民の称号をお贈りしまた。町としては、平成6年の荒義尚様、松浦京様以来20年ぶり、3人目の名誉町民となります。 

表彰者については、特別功労表彰は5名、功労表彰は14名、善行表彰は31名の総計50名に賞状及び記念品を贈呈し、ご功績を讃えたところであります。

 

○浪江町復興計画【第一次】の進行管理及び個別計画の検討について、ご報告いたします。 

 浪江町復興計画【第一次】の、着実かつ適切な実施を進めるため、町民協働により計画の進行管理をする部会と、復興計画に掲げたまちづくりの方向性をより具体的にまとめるための個別計画となる、まちづくり整備計画の検討をする部会に分け検討を進めております。 

 「町民協働による進行管理部会」は、これまで7回の部会を開催し、復興計画に掲げた施策を分野ごとに成果確認、課題抽出、対応策の検討をしてまいりました。11月6日の第2回復興計画策定委員会(全体会)におきまして、最終確認を行い町へ提言をいただいたところであります。今後は、いただいた提言内容をしっかりと受け止め、復興・復旧に関する施策への反映をしていきたいと考えております。 

 「まちづくり計画検討部会」については、これまで7回の部会を開催し、帰還に向けたふるさとのまちづくりについて議論を行ってきました。また、10月20日には「ふるさと浪江町を考える懇談会」を福島市において開催し、避難されている皆さんからご意見をいただきました。このたび、これまでの議論をもとにまちづくり計画の中間取りまとめを行ったところであり、その内容については、議会にもご説明申し上げますのでご意見を戴きたいと思います。 今後、パブリックコメントを実施し、多くの皆さまのご意見を取り入れ、3月上旬を目標に復興まちづくり計画を町に提言していただく予定となっております。

 

○「福島県原子力災害避難区域等帰還・再生加速事業」、「福島避難解除等区域生活環境整備事業」について、ご報告いたします。

  本年4月1日に区域が再編されたことに伴い、立ち入りされた町民の利便性や安全の確保、町内の防犯・防災および荒廃抑制や保全、また公共施設の機能回復のため「福島原子力災害避難区域等帰還・再生加速事業」及び「福島避難解除等区域生活環境整備事業」により対策を講じてまいりました。

 9月以降としては、防犯対策の更なる強化のため、町内に8台の車番認識防犯カメラの設置、本庁舎の機能回復のための修繕、下水道マンホールポンプ場の設備機能回復のための修繕、などを当該事業として実施するため、国との委託契約を締結したところです。今後も当該事業を効果的に活用し町の復旧・復興の加速化を図りたいと考えております。

 

今日は、ここまで

 

 


25.12月定例会行政報告その1

2013-12-14 18:25:36 | 日記

今日から、12月定例会開会初日の10日に行われた、町長からの行政報告をお知らせします。

なお、一昨日までのブログネタだった町現況報告と重複する点があることと、自分なりに要約しお知らせすることをご了承ください。

 

 おはようございます。平成25年浪江町議会12月定例会の開会にあたり、行政報告を申し上げます。 

 自民党の東日本大震災復興加速化本部より「原子力事故災害からの復興加速化に向けて」と題した提言が、安倍総理に提出されました。その提言は、放射線量が低い地域のインフラ復旧を急ぎ早期帰還を促す一方で、放射線量が高く、長期間帰還が困難な地域では、国が住民に移住するかどうかの判断材料を提示する責任がある。との内容であります。 

 先月13日に自民党大島本部長から説明を受けましたが、全体的には、具体性に欠けた総花的な内容であり、全町帰還を原則としていた本町にとり、提言にある方針転換は到底容認できるものではなく、あくまでも国直轄による町内全域の除染を行い、全ての町民が帰還できること。賠償については格差をつけないで一律に行うこと。健康管理については、低線量被ばくの影響を考慮した恒久的な医療費無料化、中間貯蔵施設については、住民が安心して住むことができるようモニタリングを実施し、万全の対策を講じ、住民、自治体にしっかり説明すること。などを直接指摘をしてきたところであります。なお、以上の指摘事項について、去る3日、内閣総理大臣、復興大臣等に要望書を提出してまいりました。 

 町といたしましても、この提言に対する意見を明確に打ち出すべきとの考えから、関係各課により提言内容を精査し政府に対して、今後個別協議を具体化いたします。 

 いずれにいたしましても、長期化する避難生活に疲弊している中、将来の方向性を示すことが喫緊の課題であるとの認識に変わりはございませんが、そのことにより地域が分断され、町民が離れ離れになるような不平等があってはならぬことを肝に銘じ、今後も復旧・復興業務に努力を重ねてまいります。

 

 

今日は、ここまで

 


第38回原子力損害賠償紛争審査会

2013-12-13 18:23:06 | 日記

<福島民報ニュースより>

帰還困難区域以外も対象 原賠審、住居確保損害

  9日に文部科学省で開かれた原子力損害賠償紛争審査会では、比較的近い将来、帰還が見込める居住制限・避難指示解除準備区域の被災者であっても、移住の必要性が認められれば、避難先での宅地・建物の確保に必要な追加的費用「住居確保損害」(仮称)を支払う方針で大筋合意した。26日の次回会合でまとめる予定の中間指針第四次追補に盛り込む。
 「住居確保損害」は、避難先での住居購入費用が、元の住居の事故前価値を上回った際、差額の全額か一部を支払う。
 居住制限・避難指示解除準備区域でも、解除後に病院が再開しないことなどにより帰還の困難なケースが想定される。このため、「帰還より移住が合理的」と認められれば支払い対象とする。
 避難指示解除後に帰還するかどうか迷っている被災者については、移住先での住宅購入費のみ支援する。
 審査会では、住居確保損害の算定案も示した。単価の上限は県内都市部の平均宅地単価である1平方メートル当たり3万8000円となる。

( 2013/12/10 11:26カテゴリー:主要

*「帰還より移住が合理的」と認められれば」ではなく、「避難区域ごとの格差をなくし、生活再建できる財物賠償の確保」を求めているのですが・・・。次回26日に開催される原子力損害賠償紛争審査会を注視したいと思います。

なお、9日の審査会資料です。参考までに。 

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/kaihatu/016/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2013/12/09/1342211_2.pdf


町現況報告 その8

2013-12-12 18:51:57 | 日記

今日は、文教・厚生常任委員会があり、今回上程された議案の補正予算に係る所管する詳細について調査を行いました。所管課の介護福祉課、教育委員会事務局、仮設津島診療所、健康保険課から説明を受け、その後質疑。

明日も委員会開催予定でしたが、今回、議案調査のボリュームが少なくスムーズに進み、明日の分まで行なったため、明日は休会となりました。

 

さて、昨日の続きです。

〇11月1日現在の児童・生徒数について

 ・浪小 19名。

 ・浪中 43名。

〇児童生徒の避難状況について

 ・小学校は県内592名(56.2%)、県外461名(43.8%)の計1,053名。

 ・中学校は県内395名(65.9%)、県外204名(34.1%)の計599名。

〇教育委員会委員長等の異動について

 ・教育委員長に鈴木大介氏、委員長職務代理者に四條賢清氏。

〇復興なみえ町十日市祭への参加について

 ・浪小は、和太鼓演奏及び書写、絵画、活動の記録写真の展示。

 ・浪中は、「よさこい」演舞及び書写、絵画、活動の記録写真の展示。

〇第25回市町村対抗福島県縦断駅伝競争大会について

 ・11月17日に開催され、総合29位、町の部11位。

 

今日で、町現況報告は終了となります。