1,5ヶ月経ったイチゴ苗にも変化の兆しが出てきました。50%ポット苗に花芽が上がって来ました。葉の大きさは20%ポットの優位は変わりませんが。粉炭そのものは肥料では有りませんので土壌改良にはなっても即効性はないと考えていました。しかしポットという狭い世界でも保温、保湿、空隙の影響は有るのかも知れませんね。残っている粉炭3袋は畑で試す予定です。
ブドウと間違って育苗していたリンゴ苗ですが、1.5ヶ月経ちました。2本ずつ植えましたがどれも見た目は元気です。根拠ありませんがリンゴ苗と粉炭は合っているかも知れませんね。ただ予想していなかった事態も発生しました。粉炭なし(0%)の1本の葉面が白くなっています。どうも「うどんこ病」に罹ったようです。良くイチゴ苗が罹ると思いますが、今の所、全てのイチゴ苗にはうどんこ病は発生していません。このポットは隔離して少し様子を見る事にしました。
粉炭ポット苗の検証実験を行っていますが、ブドウ苗1週間ですが違いが少し出てきました。写真は少々分かりにくいですが左から50%、20%、0%です。土の色で多少分かりますね。どれも新芽が出かかっていますが、今日50%の新芽の先から新葉が開き始めました。成長度合いは50%>20%>0%です。粉炭の効果かどうか分かりませんが見た目の結果がそうなのです。
粉炭効果についてヒントが書いてある本を見つけました。「育つ土を作る家庭菜園の科学」という本です。その中でこんな事が書いてありました。抜粋します。「菌根菌は根と共栄する微生物の総称で、共生した植物は生育が良くなります。菌根菌は土壌中に植物の根の2倍程度菌糸を伸ばし、リンや鉄などのミネラルを集めて植物に供給します。また、菌根菌は植物と植物を菌糸で繋ぎ、ネットワークを形成して、植物間で過不足する栄養分の受け渡しをします。菌根菌は植物と共生しますが、反面、他の土壌微生物との競合に弱いという性質があります。そのため、肥料分を多く施用され、他の微生物が活発に活動する土壌では、菌根菌は生存する事が出来ません。農地は農作物を栽培するため、自然の土壌より多くの肥料や有機物が施用され高栄養状態となっています。このため、菌根菌にとって農耕地は生息しがたい場所です。そのため、菌根菌を活性化させるためには、ちょっとした工夫が必要です。先ず、自然生態系に近い低栄養の肥培管理とし、化学肥料はできるだけ控え、有機肥料主体の施肥設計とします。また、微生物活性が高井時期に菌根菌の避難場所(シェルター)として、燻炭や木炭を施用します。こうすると、菌根菌は有機物が分解される微生物活性の高い時期には炭の中で休眠します。」
粉炭効果についてヒントが書いてある本を見つけました。「育つ土を作る家庭菜園の科学」という本です。その中でこんな事が書いてありました。抜粋します。「菌根菌は根と共栄する微生物の総称で、共生した植物は生育が良くなります。菌根菌は土壌中に植物の根の2倍程度菌糸を伸ばし、リンや鉄などのミネラルを集めて植物に供給します。また、菌根菌は植物と植物を菌糸で繋ぎ、ネットワークを形成して、植物間で過不足する栄養分の受け渡しをします。菌根菌は植物と共生しますが、反面、他の土壌微生物との競合に弱いという性質があります。そのため、肥料分を多く施用され、他の微生物が活発に活動する土壌では、菌根菌は生存する事が出来ません。農地は農作物を栽培するため、自然の土壌より多くの肥料や有機物が施用され高栄養状態となっています。このため、菌根菌にとって農耕地は生息しがたい場所です。そのため、菌根菌を活性化させるためには、ちょっとした工夫が必要です。先ず、自然生態系に近い低栄養の肥培管理とし、化学肥料はできるだけ控え、有機肥料主体の施肥設計とします。また、微生物活性が高井時期に菌根菌の避難場所(シェルター)として、燻炭や木炭を施用します。こうすると、菌根菌は有機物が分解される微生物活性の高い時期には炭の中で休眠します。」
実は1カ月前にブドウ苗として育苗していたものが、葉が出てきたらリンゴ苗であった事が判明し、今日改めてブドウ苗を植えました。混入50%、20%、0%です。昨年種から育てた小さな苗ですので成長具合は分かり易いでしょう。
粉炭ポット苗の検証をして1か月です。イチゴ苗ですが写真左から混入50%、20%、0%です。成長度合いは20%>50%>0%と判断されます。これは粉炭の保水効果と空隙効果が関係していると推察します。イチゴ苗に関しては無視できない差が認められました。