5/30毎日新聞が伝えています。
-大災害時、青森の275集落孤立懸念 ヘリポート選定急務-
地震や大雨の大規模災害時に青森県内で275の集落が孤立する恐れのあることが30日、県の調査で分かった。山間部や沿岸部に多く、避難所では585カ所に上る。県は避難経路を確立する必要があるとして、臨時ヘリポートの適地選定を盛り込んだ防災公共推進計画づくりに着手した。
県内の農業・漁業集落のうち、役所や役場に至る道路の途中に土石流や地滑り、急傾斜地といった危険箇所がある集落を把握。役所への道路が全て寸断されるケースを抽出した。
その結果、孤立する可能性のある集落は三八地方や下北地方で特に多いことが分かった。市町村別ではむつ市29カ所、三戸町26カ所、新郷村25カ所、深浦町、東通村19カ所など。
孤立するとされた集落と避難所のうち、8割強は指定ヘリポートや代替ヘリポート、小型船舶を利用できる見通しが立った。残る41集落、69避難所は輸送手段が確保されておらず、ヘリポート候補地の選定などが急務となった。
県は調査結果を基に、防災公共推進計画を来年度にかけて新たに策定。市町村と連携し、避難経路や避難場所の確保を進める。調査は2009年度から実施し、結果は市町村に通知した。今回は、東日本大震災と集中豪雨被害を受けて、初めて報道機関に公開した。
-引用終わり-
-大災害時、青森の275集落孤立懸念 ヘリポート選定急務-
地震や大雨の大規模災害時に青森県内で275の集落が孤立する恐れのあることが30日、県の調査で分かった。山間部や沿岸部に多く、避難所では585カ所に上る。県は避難経路を確立する必要があるとして、臨時ヘリポートの適地選定を盛り込んだ防災公共推進計画づくりに着手した。
県内の農業・漁業集落のうち、役所や役場に至る道路の途中に土石流や地滑り、急傾斜地といった危険箇所がある集落を把握。役所への道路が全て寸断されるケースを抽出した。
その結果、孤立する可能性のある集落は三八地方や下北地方で特に多いことが分かった。市町村別ではむつ市29カ所、三戸町26カ所、新郷村25カ所、深浦町、東通村19カ所など。
孤立するとされた集落と避難所のうち、8割強は指定ヘリポートや代替ヘリポート、小型船舶を利用できる見通しが立った。残る41集落、69避難所は輸送手段が確保されておらず、ヘリポート候補地の選定などが急務となった。
県は調査結果を基に、防災公共推進計画を来年度にかけて新たに策定。市町村と連携し、避難経路や避難場所の確保を進める。調査は2009年度から実施し、結果は市町村に通知した。今回は、東日本大震災と集中豪雨被害を受けて、初めて報道機関に公開した。
-引用終わり-