i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

アオザイ考

2007-12-24 02:48:01 | ベトナム滞在記
ベトナム女性の民族衣装として「アオザイ」は有名です。

身体にピタッとした無地のチャイナドレスのようなものです。
ミーソン遺跡で撮影会をしていた衣装です。

しかし、中部ダナン周辺には多かったアオザイが北部ハノイでは殆ど着ている女性はおりません。首都ハノイでは完全に都市化していてお客相手のお店でしか見ることができません。

聞いた話では日本人女性へのお土産に、このアオザイをサイズを聞いて作って持ち帰ったは良いが、お腹がポコッとすると直ぐに合わなくなり不恰好に見えるのであまり喜ばれない、と。

逆に、普段からスタイルを気にしているベトナム女性(カラオケ嬢など)にオーダーメイドで作ってあげるとかなり喜ばれる、と。
もっともお店でのユニフォーム代わりに着るのがミエミエですが・・。

こんな事情を知ってか、空港のお土産店ではアオザイを勧める売り子は殆どおりません。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出の紅白

2007-12-21 00:47:26 | メダン(インドネシア)
果して、これほどまでに鮮明に記憶に残っていた紅白はありましょうか。
昨年は初めての未知の海外「ネシア」での年越しでありました。

本日、紅白歌合戦の曲名が発表されました。
今年も「千の風・・」がエントリーされています。初めて聞いた時はびっくりしたものです。「ハナミズキ」も良いです。

メダンの宿舎では男4人が膝を突き合わせて紅白を見ていました。私も最初から最後まで見るのは初めてです。評論を交えながら勝ち負けを一覧表にしてメモしているご長老もいました。

こんなにも日本の番組は貴重だったのです。NHKしか映らない海外生活。


それにしても「ビックバンうれしすでございます。」とは何ぞや。

「マンモス・・・ピー」と何がちがうのか。


ああ、日本は平和にどっぷりつかっています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本語まつり

2007-12-16 03:40:37 | ダナン(ベトナム)
いま思うと・・。ということがありました。

日曜日に仲間の一人がレストランたかしのアオザイ嬢らを集めて日本語教室を開いていた、という話題がありました。

私はかなり感心しました。知識援助ボランティアです。

背景にこんなことがありました。

ダナンの外国語大学には日本語学科があり、大変人気で向学心の旺盛な若者が集まっているらしい。それは日本語を覚えると一生お金と職に困らない、という最近のベトナム事情がありました。

その証拠にここダナンでは人口90万のベトナム第四の都市でありながら、日本人の定住者がわずか80人でありながら、9月30日には「第一回日本語まつり」なる催し物が開催されたそうです。(ちなみにハノイ、ホーチミンは2000人くらい居る)

ここ最近「日本企業の進出が目ざましい」とダナン事情通は言っております。

「胡蝶」の店長も報われる日はそう遠くないかも?




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地方人民委員会のアイデア

2007-12-16 03:05:52 | ベトナム滞在記
べトナムの少し感心した話をお伝えします。

以前ブログで宝くじが当たったら個人出資の「市民風車」を建てたい、と書きました。環境と地方と人の心が豊かになる、好いことです。

同じような思想がここベトナムの中部にありました。

地方人民委員会(日本の市役所みたいな)ではベトナムの発展と生活の向上に寄与するアイデアを探していました。

ここの村では「幸福の道作り」という制度があります。
結婚する花婿の義務として「幅3mに長さ3mの道を作るに相当するセメントを寄付しなければならない」というオキテがあります。

人々の愛と慈善の心が融合したナイスなオキテです。

花婿はその道を通って花嫁を迎えに行きます。

現在、「幸福の道」は5kmにもなったそうです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミーソン資料館のさよなら

2007-12-16 02:45:36 | ミーソン(ベトナム)
帰国してから後でわかることが時々あります。
そんな事を本日思ってしまいました。

最近紹介していた世界遺産「ミーソン遺跡」ですが、入り口ゲート近くにある唯一の建物「ミーソン資料館」は、実は日本のODAでごく最近作られたそうです。

こんなベトナムの山奥にしゃれた建物だなあ、と思って写真を撮ったのでした。もっとも建物らしいのはこの一件だけ。トイレを拝借したのでした。

受付嬢に「遺跡の本当の入り口はどこ?」と聞いたのでした。まわりはガランとしていて案内標識がありません。
指差して100mくらい離れた萱葺き小屋を教えてくれました。

離れ際の背中に思いも掛けない言葉が聞こえました。

「さよなら・・・」   受付嬢が日本語でつぶやいたのです。

思わず振り返ってしまいました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お土産店はどこに

2007-12-14 04:56:40 | ミーソン(ベトナム)
ミーソン遺跡の第一ゲートの写真です。

全く寂しい風景です。
世界遺産によくある「観光地化」されていないのです。
ウルサクしつこいお土産屋さんが一つもないのです。

ウルサイお土産屋さんで思い出しました。
ネシアの「世界遺産ボロブドール寺院」では日本人と見るやかなりしつこく付きまとわれました。
最初、記念写真集を70万ルピーでどうか、と。
無視していたら交渉の余地あり、と他の売り子10人くらいに取り囲まれ、「私のところは60万ルピー」とか「絵葉書付けて50万ルピー」とか、どんどん付属品が付いてきました。
帰りの車に乗ってから窓をたたいている売り子に「10万ルピーで記念写真集に絵葉書5枚付けてくれたらOKよ。」と言いました。しぶしぶ売り子はOKしました。
それでも少し高いとは思いましたが、ガイドさんの言うことがまたニクイのです。

「私は70万ルピーで買わないように心から祈っていましたよ。」と。

少しナゾが解けました。このガイド嬢は日本人専門のガイドだと売り子たちは知っていたのです。大勢いる観光客の中でなぜ売り子が10人も集まってきたのか。
私が何か買ったらガイド嬢にマージンが入るのでしょう。
売り子に攻められている間もガイド嬢は知らん振りでした。

何処へ行っても日本人は良いお客さんなのでした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホイアン名物

2007-12-12 01:07:25 | ホイアン(ベトナム)
有名な食べ物3品について調べました。

まずホイアン名物「カオ・ラウ」
これは汁なしウドンといった形容詞がぴったりです。
底にある濃いスープと具を混ぜ合わせていただく。上にのっているパリパリの豚の皮が良いアクセントです。
でも、正直イマイチです。

「揚げワンタン」
トマトベースに海老のすり身などが混じった具材とパリパリのワンタンの皮を割ってまぜまぜして食す。
美味しいです。

「ホワイトローズ」
一口蒸し海老餃子にたいな・・・。
これも美味しいです。

追加で中華焼きソバみたいな一品も頼みました。というより店のおばちゃんの言うがままに注文したのですが・・・。
これも美味しかったです。

ベトナム本来の「ベトめし」より、中華がMixされたものが日本人には合うようです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美山

2007-12-12 00:51:36 | ミーソン(ベトナム)
美山はミーソンと読みます。

ベトナム中南部一帯を2~17世紀に渡って支配した「チャンパ王国」の遺跡だそうです。

天女の彫像は「シヴァ神」ではないかと思われます。破壊の神です。

ダナンにあるチャム彫刻博物館にはミーソン遺跡から出土した石像が無造作に展示されていて勝手に触ったり、写真を撮ったりできるそうです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レリーフ

2007-12-06 02:28:12 | ミーソン(ベトナム)
写真はミーソン遺跡のレリーフです。

レンガ造りで、年月が経つとポロポロ模様が削れてきそうな保存状態です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピストン輸送

2007-12-06 02:11:35 | ミーソン(ベトナム)
ミーソン遺跡の入り口から実際に実物のある付近まで10分くらい写真のジープでピストン輸送をしてくれます。

山道は揺れがひどく、加えてドライバーが無愛想です。
谷に振り落とされる恐怖と隣り合わせです。

ユネスコからの補助でもあるのでしょうか。山道は石畳み舗装で雨天でも大丈夫です。

帰りも偶然同じドライバーに当ったので、止む無くカラオケ嬢と同じくらいのチップを渡しました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予備知識

2007-12-06 02:00:52 | ミーソン(ベトナム)
何の予備知識も無いままに海外の仕事をすることになり、どんな国かも分からずにネシア、ベトナムで生活をし、世界遺産の意味も分からずに知ったかぶりで遺跡めぐりを始めました。

この日はお客さん2名を「ミーソン」「ホイアン」と2つの世界遺産に案内したのでした(ホイアンの方は前週に予習済みです)。

入口近くの建物では西洋人の団体客に事前説明をしているところでした。
「しめたっ」 連れの2人を近くまで引っ張り、彼らの後を付いて歩くことにしました。

西洋人やベトナムのお坊さん学校の団体客に先導され、遺跡めぐりが始まりました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホイアン3品

2007-12-05 01:52:04 | ホイアン(ベトナム)
名物3品というものを頼んで並べてみました。

旅のバイブル「地球の歩き方(ベトナム編)」のホイアンのページに写真が載っている有名な食べ物です。

気ままなブログなので名前はトックに忘れてしまいました。名前と特徴は後で調べてフォローしておきます。

写真には見えませんが、お昼からタイガービールの瓶が10本ほど並んでいます。
(一人ではありません。念のため。)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犬地蔵

2007-12-05 01:40:39 | ホイアン(ベトナム)
あまり有り難味のない表情をしたお地蔵さんですが、由緒ある日本人橋の中に奉られているものなのです。江戸時代1000人住んでいたという日本人の守り神だったのです。

ここホイアンは世界遺産とはいえ、際立った建造物や自然があるわけではありません。歴史も比較的浅い街です。宗教とも少し違います。

日本で言う「小京都」的な雰囲気のある街です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欧米か?

2007-12-05 01:29:26 | ホイアン(ベトナム)
ホイアンの街はベトナムのフランス占領時代の風習を色濃く残しています。

街のいたる所にカフェが建ち並び、欧米人の観光客がコーヒーやフランスパンを足を組みながら食しています。

ここでの発見はフランスパンは温めると香ばしく美味しく頂けます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする