洗髪隊

ベトナムはダナン市場で少女達の洗髪の様子を見ることができます。

なぜ八百屋さんの隣にあるのか、さっぱりわかりません。

イモを洗うことと一緒なのでしょうか。

デカきゅうり

ハノイ市場ですが、懐かしいネシアのナシゴレンを思い出します。

ナシゴレン（焼き飯）にデカきゅうりの輪切りとセンベイが付いて300円くらいでした。

印象深い理由は「デカきゅうりは味が全然ついていない」ことです。

イスラムの掟

忘れかけていたイスラムのことが海外安全情報に掲載されていました。

スーダン国の女性教師が子供の学芸会に使用する「くまのぬいぐるみ」の名前を「ムハンマド（イスラム教予言者の名前）」と付けたことが父兄に知れて「神へのボウトクだ」と訴えられた、とありました。

有罪が確定すれば「ムチ打ち40回、禁固6か月」の刑罰が科せられるのだそうです。

戦争の爪あと

写真は世界遺産「ミーソン遺跡」の中に無造作に展示？されていた不発弾です。

ここベトナムは20年前は戦争をしていたのです。

ベトナムの老人は極端に少なく、生きているだけで尊敬される存在らしいです。

あづき氷

ダナンのメイン交差点の角にある椅子の低い（お店の値段は椅子の高さに比例している）かき氷屋に２度ほど行きました。

氷が危ない、との心配はあるものの、すこぶる美味しいのです。

ここは平日、学校の帰り道に女子学生がたむろする場所だそうです（誰かが何処からか聞いてきた情報です）。

値段は1500ドン。日本円で20円です。

勘定に5000ドンを出すと「おつりはこれしか無いよ」とクシャクシャの2500ドンを出してきました。私は素直に「おつりの無いように出さなくて悪かった」と思い、残りはサービスとしました。15円ですが・・・。

あとで聞くと「必ずつり銭は少な目に出してくる作戦だ」と言われました。

あんな小さな子がそこまでするのか、と少し悲しくなりました。


＊後でベトナムぜんざいのチェー専門店であることがわかりました。おつりの件は、一般にサービスチップとする習慣ということも後にわかりました。

路上散髪

ダナンには歩道上で散髪をしている光景が随所に見られます。

これはネシアには無かったことです。

ローカルを見ていると髪形や服装はきちっとしていて、「おしゃれな国民かも」と勘違いさせてくれます。

世界遺産あれこれ

NHKで世界遺産特集をやっていました。

ネシア、ベトナムと４箇所を回ったこともあり、少し興味が出てきていました。

研究者による人気の世界遺産は次のようです。

3位：アンコールワット遺跡

2位：・・・・城（満潮には渡れなくなる）

1位：天空都市マチュピチュ

銀座「白いバラ」のホステス嬢は「アンコールワットに行ったことがある」といっていました。しかし、「石見銀山は全然つまんなかった」とも。

私は言いました。「世界遺産は観光地にするためのものではなく、後世に残すべきものを保存することにあるのだから、普通の人がつまらないとか、どうでも良いのですよ。」

しばらくして彼女は席を離れました。

胡蝶HP

ひょんなことからダナンのカラオケ「胡蝶」にHPがあることを知りました。

大阪は北新地が本店で中国、ホーチミン、ハノイにも支店があると店長は言っていました。店長はコテコテの関西人です。

HPに店長の日記があり、結構無謀な感覚で開店した様子がわかります。意外と従業員とは楽しく仕事しているようです。

２度目に行った時は店長自ら１階の応接室にアオザイ嬢を集めて「日本語教室」を行っていました。
飲んでいる間にも彼女等は我々日本人から日本語を学ぼうと必死でした。
あの伝説のバイブル「旅の指差し会話帳（ベトナム編）」をコピー製本した冊子を持ってきて色々質問するのでした。

「指差し」からベトナムの地図を開いて聞いてみました。

「ダナンはどこにあるの？」・・・　「・・・・。」


一般のベトナム人は地図が全く読めないのでした。店長はまだまだ苦労が絶えません。

ベトナム焼身自殺

ベトナムのフエにある寺院についてのお話です。

王宮のあったフエは世界遺産にも登録されている古都の代表格です。

むかし、ここで役人と民衆とで争いの絶えない事に豪を煮やし、王宮広場で焼身自殺をして抗議した僧がおりました。民衆はこの僧の意思を大切に思い、寺院を建てて語り継いできました。

さて、22時からの報道ステーションで例のベトナムカントー橋の落橋事故特集をやっていました。ODA至上の大事故でした。

現場で死んだ作業員のオヤジさんにインタビューをしていました。

「お宅の息子さんはこんな事故で亡くなり、さぞかしお父さんも大変無念なことでしょう？」

「いや、一刻もはやく工事が再開されて、この橋が完成し、向こう側へ渡れることを皆さんは望んでいますよ。」

この２つの共通したベトナム人の気持ちを次回は探ってきたいと思います。

海外ODAベスト１０

これは好きな国とか、住みやすい国とかではありません。仕事の機会の多い国、つまり海外援助事業ODAの多い国です。

１．ベトナム（好調キープ）
２．インド（大躍進です）
３．インドネシア（少しブレーキです。昨年は１位）
４．スリランカ（意外でしょうか）
５．パキスタン（テロが危ない）
６．中国（援助は必要？）
７．フィリピン
８．ケニア
９．カンボジア
１０．アフガニスタン

なるほど、１年半でベトナム２回にネシア２回の仕事はデータ通りなのでした。

ベトナムの国民性

ベトナムの国民性をうまく表現したものに出会いました。名付けて「ベトナム４K」です。

まず第一に「器用である」
これはネシアの上をいくコピー率に代表されましょう。

第二に「向学心旺盛である」
言わずと知れた日本語学校で詩人を目指す若者たちです。

第三に「近視眼的である」
良く言えば集中型でしょうか。「ここぞ」とばかりにチップをむしり取ります。

最後に「カカア天下」
女性がしっかりしているのは何度も出てきました。

ベトナムは２度目でしたが合わせても５か月程度です。
ネシアの９か月に比べるとまだまだ奥の深さは分かっていません。
しかし、興味を持たせるものは確かにありました。

危険な氷

写真はダナンの街で製氷を営んでいる店です。

一般に飲み物に入っている氷は真ん中に穴が開いているものでないと、普通の水道水から作った可能性が高いので危ない、と言われます。

ベトナムでビール（多くはタイガービール）を注文するとグラスに大きな氷を入れて注いでくれます。後ろにアオザイ、もしくはバドガールのような宣伝用のユニフォームを着た姉ちゃんが待ち構えていて、ビールが少しでも減るとすぐさま継ぎ足してくれます。サービスというより、彼女らはメーカー間で競争していて歩合制になっているのだそうです。

氷も少し小さくなるとグラスからつまみ出して新しい氷を入れ直してくれます。

カラオケで誰かが歌い終わると乾杯で飲み干す習慣もあり、「ベトナムはお酒が強くないと続かないぞ」と思うのでした。

ビリーヤード

ダナンのオフィス裏手を散歩して見つけました。

ジャカルタでもプールバーが普通にありました。ここ東南アジアでは結構普及しているようです。

私が日本で初めてビリーヤード大会に出た時のゲストは「ウッチャン、ナンチャン」でした。
彼らは全く出始めで顔が売れていない頃です。

もし、海外で必要とする技術を挙げるとすれば「カラオケ」「ゴルフ」次に「ビリーヤード」でしょうか。稀に「テニス」をする人もいます。場所によっては「水泳」という人もいます。

総じて健康保持のために「散歩」を日課とする人は多いです。

世界遺産でポーズ

世界遺産「ミーソン遺跡」でアオザイモデルの撮影会を行なっていました。

さすがベトナムです。世界遺産を手玉に取っています。

白いばら

今日、念願の「白いばら」へ繰り出しました。

銀座「白いばら」は創業52年の老舗の大衆キャバレーです。

私は20年ぶりでした。店の場所も忘れてしまったので、若い御仁にネットで調べてもらいました。運悪く地図が掲載されていなかったのですが、タクシーの運ちゃんに「白いばらまで」と言ったら軽く「OK」の返事が返ってきました。ここから意外と近い距離でした。

22時からダンスショウがある、とHPに出ていたので少し急ぎました。

20年前のここのシステムは「銀座の登竜門」として地方出の若い娘の修行する場でした。ここから銀座の有名クラブに引き抜かれるとのことでした。
以前は指名するときに「出身地」で指名していました。今もあるのでしょうか。

ありました。名詞には「・・・出身」と明記されていました。中には東京都出身と書かれた下に小さく「北海道 北見市生まれ」とかお茶目な名詞もありました。

何だか地方出の彼女らは商売気が無く、ベトナム、ネシアとは違った安らぎがあるのでした。