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前田健投手陣最高年俸

2011年12月19日 21時56分34秒 | オフシーズン
 前田健が契約更改交渉に臨み、3,000万円増の年俸1億5,000万円で更改しました。年俸は栗原に次ぐチーム2位となり、投手陣ではトップとなりました。

 今季は開幕当初は打ち込まれ、勝ち星が伸び悩みましたが、後半戦は安定した投球が戻り、10勝12敗、防御率2.46、192奪三振で2年連続奪三振王を獲得しました。
 勝敗だけみれば、黒星先行で良くありませんでしたが、2年連続200投球回を達成するなど、数字には現れない部分を評価したことが、増額に繋がったということですね。
 特に8月以降は、中4日登板をこなすなど、バリントンとともに先発投手陣の駒不足をカバーしたという点では、貢献度がかなりアップしていると思われます。
 
 マイナス要素としては、巨人とヤクルトには共に0勝3敗と上位チームに勝てなかった点ですが、前田健の投球は勝敗だけではないので、貢献度が上回ると思います。
 しかし、巨人とヤクルトに勝てなくては、チームの上位進出は有り得ないので、来季は対戦成績が反対になるようにしてほしいですね。

 今季序盤の失敗が前田健を一回り成長させたと思うので、来季は開幕から白星を量産してくれることと思います。そして、来季の目標を「ビールかけ」、つまり優勝としているように、投手陣を引っ張るという自覚も出てきたので、来季の前田健は期待大ですね。


 これで全選手の契約更改が終わりました。毎年、カープはもめることがなく、順調に終わるので、ハラハラしなくて良いですね。
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