広島 000 000 020 2
中日 000 110 02X 4
勝利投手:ロドリゲス1勝
敗戦投手:中﨑1勝4敗
セーブ:R.マルティネス1敗7S
打線は初回に安打と四球などで2死1,2塁のチャンスを作るも、坂倉が二ゴロに倒れてしまうと、2回にも2安打と四球で死満塁としながら、菊池涼が中飛に抑えられて得点を奪えませんでした。
先発の森下は2回に安打と盗塁で1死2塁のピンチを招くも、高橋周と木下を凡打に抑えて無失点え凌ぎましたが、4回に安打と四球で1死1,2塁とされ、阿部に適時打を浴びて先制点を許すと、続く5回にも2四球と安打で1死満塁のピンチを招き、石川昂の犠飛で追加点を奪われました。
7回にも2安打で1死1,3塁のピンチを招きましたが、石川昂を遊飛、ビシエドを遊ゴロに打ち取って無失点で切り抜け、7回を投げて8安打3四球2失点で降板しました。
打線は3回から7回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでしたが、8回1死後に連打で1,2塁として西川とマクブルームの連続適時打で2点を返して同点に追いつき、なおも1死1,3塁の勝ち越し機で坂倉と末包が連続三振に倒れて同点止まりでした。
8回は中崎が登板するも、連打と犠打で1死2、3塁とされたところで降板し、代わった塹江が死球で満塁として、加藤翔の適時打で勝ち越され、続く福留の中飛は西川が好返球するも坂倉が捕球できず犠飛となり、この回2点を失ってしまいました。
9回は敵失で走者を出すも、無安打に抑えられて中日に競り負けしました。
打線は、序盤の先制機を活かせず不安定だった松葉を攻略できず立ち直らせてしまうと、森下は変化球の切れと制球が悪く、中盤に2点を失いました。それでも7回のピンチを無失点に抑えて踏ん張り追加点を許さないと、8回に打線が奮起して4連打で同点に追いつくも、その後の勝ち越しのチャンスで坂倉と末包が連続三振に倒れて、試合の流れを掴み損ねました。
8回に登板した中崎は、一昨日は四球で自滅でしたが、今日は球に力が無く甘い球を捉えられて、ピンチを招き降板となりました。後を継いだ塹江が決勝打を浴びてしまいました。
敗戦の要因は中崎の乱調ですが、打線もあと一押しができず試合の流れを掴みきれなかったこともあると思います。序盤のチャンスを逸して、8回も同点止まりで勝ち越せませんでした。8安打で2得点という結果が打線の繋がりの悪さを表しています。もう一度、次に繋ぐ意識を徹底して開幕時の攻撃を取り戻してほしいですね。
中崎は、全く球にキレが無く、これでは勝ち継投どころか、1軍で起用できる状態ではありません。さすがの佐々岡監督も2軍降格を決めたようなので、しっかりと再調整して戻ってきてほしいですね。