カープな毎日

カープファンのひとりごと。

黒田FAへ

2011年10月31日 22時03分50秒 | 試合結果
 セ・リーグのCS第1ステージはヤクルトが2勝1敗でファイナルステージに進出しました。3試合とも競った展開で、見ごたえのある試合でした。
 CSを見て感じたことは、短期決戦では些細なことから流れが変わり、勝敗を左右するということです。カープの選手はCSの経験がないので、来季こそはCSに進出して、勝ちぬくための教訓として、覚えておいてほしいですね。


 米大リーグ選手会はワールドシリーズが終了したことから、FAとなった選手を公表し、その中に黒田が入りました。
 米国東部時間の11月3日午前0時までは前所属球団との独占交渉期間となり、その後は他球団との交渉が可能になるとのこと。

 黒田はドジャースに残留するのか、日本に復帰するのか決めていないことから、3日までに結論が出ることは無いと思うので、カープやメジャー球団との争奪戦になるでしょうね。
 
 もし来季カープに復帰してくれれば、先発の柱として期待できるので、黒田、バリントン、前田健、大竹、福井、野村(又は篠田)と6人の先発投手が確保できます。しかも、黒田、前田健、大竹の3人は完投能力が高いことから、中継ぎ投手への負担も軽減されるでしょう。
 そう考えると、黒田復帰はカープにとってとても大きな戦力アップに繋がると思われます。来季のCS進出、しいては優勝のためには是が非でも復帰してほしいですね。
 しかし、黒田にはメジャーで悔いの残らないように完全燃焼してほしい気もするのと、いつまでも黒田に頼ってばかりではいけないともいう思いもあり、ファンとしては複雑な心境です。
 
 黒田にとっては難しい選択になると思いますが、時間をかけて本人が納得できる結論を出してほしいですね。
コメント (2)

オフシーズン始まる

2011年10月29日 21時55分21秒 | 日記
 今日からCS第1ステージが始まりました。パ・リーグは西武が延長で日本ハムを破り、セ・リーグは逆転でヤクルトが巨人を下して第2ステージにリーチをかけました。
 
 残念ながらカープはドラフトも終わり、ストーブリーグが始まりました。できればストーブリーグは平穏であってほしいのですが、今オフは栗原と廣瀬のFA問題があります。2人ともFA権行使に関しては明言していません。栗原も廣瀬もカープへの愛着があると思っているので、残留してくれると信じていますが、新井事件があったことから楽観はできません。ただ、新井の時とはチーム状態が違い、今季は8月末まで優勝争いに加わっていたことから、新井のように上位争いがしたいという理由での移籍はないと思っています。
 ドラフトでは野村を指名できたことで、来季の先発陣は駒が揃いますから、後は栗原と廣瀬を中心とした打線が機能すれば、今季以上の戦いができるはずです。栗原と廣瀬の力でカープを初のCSに連れて行ったもらいたいですね。

 そして、もうひとつは黒田の去就ですね。日本復帰かメジャーに残留するのか分かりませんが、日本球界復帰となれば、カープを第1に考えてくれるようなので、カープ復帰は確実でしょう。後は黒田の気持ち次第なので、球団やファンの力ではどうすることもできません。黒田の決断を待つしかありませんね。
コメント (2)

野村を単独1位指名

2011年10月27日 21時48分31秒 | 日記
 運命のドラフト会議が行われ、カープは明大の野村投手を単独で1位指名しました。事前の情報では楽天と日本ハムも指名すると言われてましたが、楽天は藤岡を、日本ハムは菅野を指名したため、カープの単独指名となりました。
 制球力が抜群で、直球は最速149㎞で、カットボール、スライダー、カーブ、フォークと多彩な変化球を操り、今秋には30勝300奪三振も達成して、リーグ優勝に貢献しています。高校時代は甲子園で準優勝するなど、福井と同様に大舞台で強いというのは、非常に魅力的な投手ですね。
 ドラフト後には早速野村監督が野村投手を訪ねて、指名のあいさつをしました。野村投手もカープに指名されてホッとしたとコメントしていることから、事実上の相思相愛だったと思われます。来季は即戦力としてローテに入って、2ケタ勝利を挙げてカープを上位争いに導いてほしいですね。
 
 2位は中京学院大の菊池内野手を指名しました。地方リーグということで知名度は低いですが、守備が良く、打撃もパンチ力があるとのことです。カープにとって懸案の長打力のある内野手を獲得できたのは良かったと思います。
 
 3位は指名したなかで唯一の高校生で、樟南高の戸田投手でした。

 4位は明大・野村と広陵高時代のチームメイトだった早大の土生外野手を指名しました。肩が強く、リーグ戦で首位打者を獲得したこともある打撃が魅力とのことです。また、広陵高と早大で主将を務めたリーダーシップも見逃せません。将来的にはチームを引っ張る存在になってほしいですね。


 今年のドラフトは4人の指名と少数精鋭でしたが、野村投手を指名できたことで大成功といえますね。昨年も福井を指名しており、2年連続で良い結果になりましたね。

 日本ハムが菅野を指名したことで、カープは野村を単独指名できたのですが、菅野は辛いでしょうね。菅野は相思相愛の巨人が単独指名すると思われていましたが、日本ハムが強硬指名しました。事前の情報と全く違う選手を指名するというのは、情報戦と言われればばその通りですが、意中ではない予想外の球団から指名される選手は辛いでしょうね。無理に指名しても入団するとは限らないですし、大学との関係も悪くなってしまうかもしれないと思うと、やめた方が良いと思いますね。

 
指名選手
1位 野村 祐輔  投  明治大
2位 菊池 涼介  内  中京学院大
3位 戸田 隆矢  投  樟南高
4位 土生 翔平  外  早稲田大
育成1位 富永 一   投  四国IL徳島
育成2位 中村 真崇  外  四国IL香川
育成3位 塚田 晃平  投  早稲田大
育成4位 三家 和真  外  市和歌山高
コメント (2)

明日はドラフト会議

2011年10月26日 21時58分42秒 | 日記
 昨日で全日程が終わったばかりですが、明日はもうドラフト会議です。今季は震災の影響で日程が遅くなったので、ドラフトまで間が無く、まだドラフトという雰囲気ではないですね。

 カープは早々に大学Big3の1人である明大の野村を1位指名することを公表しており、そのまま野村を1位指名します。
 Big3の中では東洋大の藤岡が1番人気で複数球団の競合は確実のようですが、野村についても楽天と日本ハムが指名する可能性があるので、抽選になるかもしれません。
 野村は地元広陵高出身というこで、カープとして何としても獲得したい選手です。東海大の菅野が巨人志向ということで他球団が指名を回避するようなので、野村も菅野と同様に回避してほしいですね。

 外れ1位はJR東日本の十亀を指名するようです。個人的には先発タイプの野村より中継ぎもできる十亀の方が欲しいと思うのですが、実力は野村の方が上でしょうし、地元出身のスター候補ですから、逃げずに強気に野村指名で良いと思います。

 投手の指名ばかりが話題になりますが、カープは野手の獲得も必要だと思います。特に長距離砲の不足は深刻で、若手の岩本と松山はともに外野手です。内野手は好打者タイプが多いだけに、ここらで大型内野手を獲得してほしいですね。
コメント (2)

大記録目前で暗転

2011年10月25日 21時37分06秒 | 試合結果
広 島 000 001 000 1
ヤクルト 000 000 002 2
勝利投手:押本3勝2敗1S
敗戦投手:前田健10勝12敗

 今季最終戦は中4日で前田健が先発しました。前田健は変化球の切れが良くヤクルト打線に付け入る隙を全く与えず、凡打の山を築かせました。

 昨日はたった1安打に終わった打線は、今日も湿りっぱなしでした。初回に東出の安打と犠打で1死2塁とするも、丸と栗原が凡退し、2回には代打迎と倉の四球で2死1,2塁としましたが、前田健がニゴロに倒れて先制点を奪えませんでした。
 ヤクルトはCSに向けての調整登板のため、ほぼ1イニング毎に投手を変えたこともあり、3回から5回まで完全に抑えられていましたが、6回に東出の安打と丸の四球で1死1,2塁のチャンスを栗原に回しましたが、三振に倒れて打点を挙げられませんでした。しかし、続く松山が適時打を放って1点を先制しました。
 前田健を楽にするためにも更に追加点が欲しいところでしたが、7回から9回は無安打に抑えられてしまい、点差を広げることができませんでした。
 
 前田健は、初回に先頭の四球を与えましたが、それ以後6回1死まで一人の走者も出さず、6回に代打ホワイトセルに四球を与えたものの安打は許さず、9回1死まで無安打投球でした。
 最終戦でノーヒットノーラン達成という記録が生まれると期待が高まったのですが、1死から藤本に2塁打を打たれて記録達成はなりませんでした。これで気落ちしたのか、続く上田にも内野安打を打たれ、更に盗塁で2,3塁とされてしまい、田中には四球を与えて満塁とすると、畠山のニゴロが併殺崩れとなり、1点を奪われて同点に追いつかれると、代打福地に適時打を打たれて、まさかの逆転サヨナラ負けとなってしまいました。
 今季の全日程が終わり、60勝76敗8分で借金は16という成績でした。


 前田健にとって最後の最後に辛い結果となってしまいました。11日の横浜戦でも7回2死まで無安打無得点投球でしたが、初安打を打たれても崩れることはありませんでした。しかし、今日は9回に初安打を打たれて、そこから一気に崩れてしまいました。
 記録達成目前で逃してしまったことで、気落ちしたと思われますが、それ以上にスタミナが切れてしまったのではないでしょうか。
 8回までに105球を投げており、9回は明らかに制球が乱れていました。中5日や6日なら問題ない球数だと思いますが、中4日であることを考えると、スタミナ切れは当然だと思います。
 記録が掛かっているので、野村監督も交代させる訳にはいかないですから、今日の逆転負けは仕方ないですね。ただ、初安打を打たれて時点で今村に交代して、前田健に白星を付けさせるという策はあったと思います。野村監督はエースの意地にかけて最後まで前田健に投げさせたのでしょうね。交代していれば、前田健には悔いが残ったと思うので、消化試合であることを考えれば、悪いとは思いませんが、最後くらいは勝って気持ち良く終わりたかったですね。
コメント (2)

地元最終戦は1安打完封負け

2011年10月24日 21時20分30秒 | 試合結果
阪神 000 000 200 2
広島 000 000 000 0
勝利投手:鶴1勝2敗
セーブ:藤川3勝3敗41S
敗戦投手:今井1勝2敗


 地元最終戦のマウンドには今井が上がりました。今井は立ち上がり制球に苦しみ、ボールが先行しましたが、徐々に調子が良くなり、3回から6回は毎回の8奪三振で無安打に抑える好投でした。
 
 打線は初回に東出の四球と犠打で1死2塁の先制機を作りましたが、松山が一飛、栗原が二飛に倒れて先取点を挙げられませんでした。その後も全く打てる気配が無く、5回にはバーデン、廣瀬、安部が三連続三振するなど、鶴の前に5回まで無安打に抑えられてしまいました。

 好投を続けていた今井でしたが7回に捕まり、柴田と上本の連続短長打と新井貴の四球で無死満塁のピンチを作ってしまい、森田と大和に連続犠飛を打たれて2点を失ってしまい、この回でマウンドを降りました。
 
 打てない打線は6回は榎田、7回は能見に三者凡退に抑えられて、地元最終戦で無安打に抑えられるという最悪の状況が頭をよぎり始めましたが、8回に白仁田からバーデンがチーム初安打を放ち、1死後に敵失で1,2塁と反撃のチャンスでしたが、代打丸がニゴロ併殺に倒れてしまいました。

 8回を永川勝、9回を岸本がパーフェクトリリーフで反撃を待ちましたが、9回は藤川に対して東出が四球で出塁したものの後続が続かず、今季22度目の完封負けとなりました。

 地元最終戦を白星で飾れなかったどころか、阪神の継投の前に1安打に抑えられ、3塁さえ踏めない惨敗となってしまいました。
 いくらスタメンに若手が入っているとはいえ、あまりにも寂しすぎる試合内容でした。バーデンが8回に安打を放ってノーヒットノーランは回避したので、最悪の結果は免れましたが、もし無安打だったらまた一つ恥ずかしい記録が残ってしまうところでした。
 今日は全く打てる気がしませんでした。これは選手が何とかして打ってやろうという思いが感じられないからではないでしょうか。消化試合で気合が入らないのは仕方ないですが、地元最終戦なので意地を見せてほしかったですね。

 今日の収穫は今井が好投したくらいでしたね。序盤は制球が安定しませんでしたが、そこを乗り切ると球のキレも良くなり、6回まで1安打8奪三振に抑えました。
 打線の援護に恵まれず黒星がついてしまったのは残念でしたが、阪神打線も主力を欠いているとはいえ7回を3安打に抑え、首位打者を狙うマートンを3打数無安打、打点王を狙う新井貴を2打数無安打1四球に抑えたことは自信になると思います。
 7回に捕まり2点を失ってしまいましたが、十分合格点の投球だったと思います。来季はローテ入りをしてほしいですね。


 豊田が今季限りで現役を引退することが球団から発表されました。豊田が球団に引退の意志を申し入れて了承されたとのことです。
 9月30日に右足内転筋を痛めて出場選手登録を抹消されていましたが、1軍復帰を目指していたので、当然来季も現役を続行すると思っていたので、このニュースには驚きました。
 まだまだ来季も現役で投げられると思うだけに残念です。カープの投手陣はベテランがいないだけに、豊田は若手の手本になり、野手での石井のような存在だと思っていました。若手投手はこの1年で豊田から学んだことを来季に活かしてほしいですね。
 豊田投手、1年だけでしたがカープに来て頂き、ありがとうございました。できれば、カープのコーチとして戻ってきてください。


コメント (2)

大竹復活星

2011年10月23日 22時11分31秒 | 試合結果
阪神 000 000 000 0
広島 000 010 00X 1
勝利投手:大竹1勝1敗
敗戦投手:清原1敗
セーブ:今村3勝8敗2S


 大竹が今季初めてズムスタのマウンドに上がりました。大竹は毎回のように走者を背負いましたが、丁寧な投球で後続を打ち取り阪神に得点を与えませんでした。
 初回こそ三者凡退に抑えましたが、2回は1死からマートンに2塁打打たれて、3回には藤井彰の安打と犠打で、共に1死2塁のピンチを迎えましたが、2回は森田と田上、3回は柴田と平野をそれぞれ打ち取り無失点で切り抜けました。
 その後も7回まテンポ良く投げて、被安打5、無四球で無失点の素晴らしい投球でした。

 大竹を援護してほしい打線でしたが、プロ初登板の清原に手こずりました。初回は敵失で1死2塁とするも、丸と栗原が凡退してしまい、2回から4回は毎回安打を放ちながら、走者を1塁から先に進めることさえできませんでした。
 5回に安部の安打と犠打で1死2塁として、東出が適時打を放って1点を先制しました。
 7回にも安部が敵失で出塁し、天谷のニゴロで2塁へ進んで、1死2塁としましたが、東出は三振、赤松が遊ゴロと追加点を奪えませんでした。

 8回は大島が抑え、9回は今村が新井貴、マートン、代打金本を三者連続三振に仕留めて、5回に挙げた1点を守り抜きました。これで大竹に今季初、復帰後初の白星が付きました。


 大竹がようやく完全復活しました。7回を無失点に抑える好投で復帰後初白星を挙げました。最後の最後でようやく大竹が返ってきましたね。残念ながら今季の上位争いには間に合いませんでしたが、この白星は来季に繋がる白星だと思います。
 復帰初戦を見た時には、大竹は完全に復活できないのではないかと心配しましたが、登板を重ねる毎に本来の投球を取り戻していきました。そして今日は故障前の大竹とは一味違う投球をしてくれました。走者を背負っても落ち着いて、丁寧な投球で得点を与えませんでした。今日の大竹の投球であれば、来季は前田健、バリントン、大竹の3本柱が先発陣を支えてくれることは間違いありません。来季への明るい展望が開けた試合だったと思います。
 
 栗原に打点が付きませんね。ライバルの新井貴も今日は打点無しでしたが、差が縮まらなず、残り試合数が減っていくので、だんだん打点王への道が苦しくなってきます。
 今日は得点機で打席が回ったのは初回だけでしたが右飛に倒れてしまいました。打点は個人の力だけでは増やすことができないので、逆転はかなり厳しい状況ですが、差は6打点で、残り試合は2なので、まだ不可能ではありません。明日こそは打点を挙げて新井貴との差を少しでも縮めてほしいですね。
コメント (2)

福井乱調10敗目

2011年10月22日 21時59分47秒 | 試合結果
阪神 022 020 010 7
広島 000 010 000 1
勝利投手:能見12勝9敗
敗戦投手:福井8勝10敗

 今季最終登板の福井でしたが、最後に悪癖が出てしまいました。2回に四球と連続安打で無死満塁されると、犠飛と暴投で2点を失ってしまいました。3回にも2塁打と四球で無死1,2塁とすると、新井貴の適時打とマートンの併殺打の間に2点を失いました。
 4回は三者凡退に抑えて立ち直ったかと思われましたが、5回に平野、鳥谷、新井貴の3連続短長打で2点を失って降板となりました。
 福井の残した1死2塁のピンチは相澤が満塁としてしまうも、小宮山を併殺に打ち取り追加点は与えませんでした。

 打線は能見に対して序盤は毎回安打を放つなどチャンスを作るものの、あと一本が出ませんでした。初回は安打と失策で1死1,2塁で栗原に打順が回るも中飛に倒れてしまいました。2回はバーデンが安打で出塁して無死1塁としながら、後続が続かず2塁に進めることさえできず、4回には會澤が併殺と拙攻を繰り返しました。
 5回に2死から東出の2塁打と赤松の安打で1点を返し、廣瀬が死球で1,2塁となり、栗原に回すも左飛に倒れて1点止まりでした。
 
 6回からは小刻みに繋ぎ、6回は大島、7回は永川勝が無失点に抑えるも、8回に永川勝が安打と盗塁、暴投で2死3塁とされると、青木に交代するも柴田に適時内野安打を打たれて1点を奪われダメ押しをされてしまいました。
 意地を見せたい打線でしたが、6回以降は能見に無安打に抑えられて、2塁さえ踏むことができず、福井が10敗目を喫してしまいました。

 投打の個人タイトル争いに注目が集まった試合でしたが、奪三振数で前田健を追う能見に対して、カープ打線は5三振を奪われましたが、能見は前田健の188個に2個及ばない186個で終えたので、前田健の2年連続奪三振王はほぼ確定しました。
 一方の打点では、栗原に1回と5回の2度得点機で打席を回しましたが、凡退してしまい打点を増やすことができませんでした。新井貴は2打点を挙げて、93打点として栗原に6打点差をつけられてしまいました。
 残り試合が3試合となったことから、新井貴を逆転するのは厳しくなりました。ただ打点は一気に稼げる時があるので、まだまだ可能性はあります。そのためには、残り2試合の阪神戦で新井貴に打点を挙げさせないことが必須ですね。投手陣に頑張ってもらうしかありません。


 福井の今季最終登板は散々でした。3回まで毎回四球の4四球と制球に苦しみました。特に2回は先頭打者に四球を与えたことがきっかけとなり、先制点を奪われました。
 1年目で1シーズンローテを守ったことは自信になったと思いますが、最後まで四球で自滅する悪癖は直りませんでした。これは来季に向けての課題ですね。悪い時でも悪いなりに抑えることができないと、首脳陣から信頼される投手にはなれません。
 四球での自滅さえ解消されれば、ローテの柱として十分期待できると思います。来季は今季以上の活躍をして、2ケタ勝利と貯金を目指してほしいですね。
 
コメント (2)

前田健15奪三振

2011年10月20日 21時58分57秒 | 試合結果
中日 000 000 100 1
広島 000 000 011 2
勝利投手:梅津3勝1敗
敗戦投手:チェン8勝10敗
本塁打:[中日]平田11号
    [広島]バーデン3号

 先発前田健は初回にいきなり2塁打を打たれるも、大島と堂上剛から連続三振を奪うなど後続を抑えて無得点で凌ぎました。2回以降は全く危なげない投球で、6回まで4安打無失点に抑えていましたが、7回に平田に本塁打を浴びて先制点を奪われてしまいました。
 
 打線は今日も適時打が出ませんでした。初回に東出の死球と栗原の安打で2死1,2塁とするも廣瀬が二飛に倒れてしまうと、2回と4回は安打と犠打で1死2塁としながら、後続が続きませんでした。
 1点を先制された直後の7回は代打天谷の四球と敵失により1死1,2塁として好投の前田健に代打丸を送るも、丸と赤松が三振に倒れて追いつくことができませんでした。
 敗戦ムードが漂い始めたところでしたが、8回にバーデンが本塁打を放って同点に追いつくと、9回に先頭の松山が意地の内野安打を放つと、代打迎が犠打を決めて2塁に進めると、2死後に白濱が左中間に適時打を放ってサヨナラ勝ちしました。


 前田健の奪三振数が、リーグトップの能見に次ぐ2位でその差8個ということで、逆転奪三振王へ向けて注目が集まった試合でした。 
 前田健は序盤から飛ばして、いつもの投球スタイルではなく、三振を取りにいく投球でした。直球とスライダーの切れが抜群で、主力を欠いた中日打線から三振を次々奪いました。
 初回に2連続三振を奪うと、2回も2奪三振、3回には三者連続三振とハイペースで三振を奪って、4回でトップの能見に並びました。その後もペースは変わらず、7回を投げて15奪三振を奪う圧巻の投球でした。
 リーグ記録が16個だったのであと1個とればタイ記録になるところでしたが、代打を送られて降板したのは残念でしたが、前田健に白星を付けるために代打を送ったので仕方ないですね。

 前田健の凄さを改めて感じる試合でした。いくら中日打線が主力を外していても、これだけの三振を狙って取れるのは凄いことだと思います。
 今季は物足りない成績となりましたが、今日の素晴らしい投球を見ると、来季は今季の借りを返す活躍をしてくれると確信しました。
 これで能見に7個の差を付けたので、奪三振のタイトルをグッと引き寄せたと思います。週末のカープ戦で能見が登板する予定なので、野手陣が前田健をアシストするためにも、三振しないようにしてほしいですね。


 9回に試合を決めたのは途中出場の白濱でした。2死2塁から左中間へプロ初安打を放つと、これがサヨナラ打となりました。
 ドラフト1位入団も打力不足などで1軍出場が無く、8年目でようやく初昇格を果たした苦労人です。初安打がサヨナラ打となったことで苦労も報われたと思います。そして、その安打をチェンから放ったというのは、大きな自信にして良いと思います。
 今日の一打で打撃にも自信を持つことができれば、来季は一気に成長するかもしれませんね。1軍枠を會澤とレベルの高いところで争って、お互いに成長してくれれば、石原と倉も安泰ではなくなるかもしれませんね。







コメント (2)

全順位確定

2011年10月18日 22時19分01秒 | 日記
 中日が横浜と引き分けて優勝しました。また、パ・リーグでは4位西武が勝って、3位オリックスが敗れたため、最終戦で順位が入れ替わり西武がCSに出場することになりました。

 今日はセパともに最後までどうなるか分からない試合でしたね。カープは試合もなく、順位も確定していたので、ハラハラ・ドキドキではありませんでしたが、プロ野球ファンとしては面白かったですね。
 面白かったとはいえ、やはりカープがその中にいないのは寂しい限りです。来季こそは最後まで上位で順位を気にするシーズンになってほしいですね。

 これで深夜は優勝特番になってしまうので、見たかった番組が飛んでしまいそう…。


【セ・リーグ】
 1位 中日
 2位 ヤクルト
 3位 巨人
 4位 阪神
 5位 広島
 6位 横浜

【パ・リーグ】
 1位 ソフトバンク
 2位 日本ハム
 3位 西武
 4位 オリックス
 5位 楽天
 6位 ロッテ

コメント (2)