広島 001 000 000 1
阪神 000 000 101 2
勝:藤川4勝3敗15S
敗:横山2勝6敗
本:[阪神]桜井8号
先発大竹は序盤こそ制球に苦しみ、ピンチを迎えましたが、3回1死1,2塁のピンチで新井を三ゴロ併殺に打ち取ると波に乗り、阪神打線を寄せ付けませんでした。
打線は3回に2死2塁からフィリップスの適時打で1点を先制しましたが、その後は走者を出しても追加点を奪えませんでした。
このまま最後までいけるかと思い始めた7回に、大竹が桜井に同点本塁打をあびてしまい、試合が振り出しに戻ると、8回には1死1,2塁で打者金本という大ピンチを迎えたところで、大竹からシュルツに交代しました。この継投がズバリとハマり、金本は遊ゴロ併殺打に倒れ、試合の流れがカープに傾いたと思ったのですが、今夜のカープはそれを引き寄せることが出来ませんでした。
9回から登板した藤川を攻めて、2死満塁の勝ち越し機をつくりましたが、赤松が三振に倒れて、決定的なチャンスを逃してしまいました。
これで試合の流れが再び阪神に傾き、横山が無死1塁で投前犠打を野選にしてしまい、傷口を広げると、敬遠などで1死満塁となったところで、代打桧山にサヨナラ打を打たれてしまいました。
大竹は7回1/3を投げて、5安打1失点と素晴らしい投球をしましたが、白星を挙げることができませんでした。
1回、2回は四球を与えて2塁まで走者を進めてしまうなど、制球に苦しましたが、粘り強い投球で、変化球を駆使して後続を打ち取り得点を与えませんでした。
中盤からは制球も修正されて、4回からは3イニング連続で三者凡退に抑えるなど、安心して見ていられましたが、100球が近づいた7回に桜井に同点弾を浴びてしまい、8回には内野安打と四球で1死1,2塁のピンチを残して、無念の降板となってしまいました。今日の投球内容であれば、白星を付けてあげたかったですね。
序盤に制球に苦しんだ分だけ、球数が増えてしまったことで、7回あたりから球威が落ちてしまったのでしょうね。それでもこの内容であれば、文句の付けようがないと思います。次回は、野手陣がしっかりと援護してあげてほしいですね。
打線は阪神を上回る8安打を放ちながら、得点は1点のみで繋がりが欠きました。4回と7回以外は毎回走者を出したのですが、連打は得点を挙げた3回のみでした。6回と8回は無死1塁のチャンスがありましたが、後続が続きませんでした。9回も本調子でない藤川の攻めて、1安打2四死球で2死満塁としましたが、あと1本が出ませんでした。
昨日が9得点の大勝だったことで、気が緩んだのでしょうか。昨日も3回以降はほぼ沈黙していただけに、少し気になりますね。
明日は小松が先発すると思いますので、しっかりと援護して楽に投げられる展開にしてほしいですね。