阪神 010 101 301 7
広島 100 000 000 1
勝利投手:村上2勝1敗
敗戦投手:床田2勝2敗
本塁打:[広島]秋山1号
打線は、初回に天敵の村上から秋山が初球先頭打者本塁打で1点を先取し、さらに安打と敵失で無死1,2塁の追加点機でしたが、松山は左飛、坂倉は三振、宇草は投ゴロに倒れて追加点を奪えないと、先発の床田は、直後の2回に四球などで2死2塁として、坂本の適時打で同点に追い付かれました。
4回には四球と安打に死球で無死満塁のピンチを招き、坂本の併殺打の間に1点を失うと、6回にも四球と安打などで1死1,3塁として、坂本の右邪飛が犠飛となって追加点を奪われ、6回を投げて4安打6四死球3失点でマウンドを降りました。
7回は益田がマウンドに上がるも、2塁打と死四球で1死満塁として、ノイジーの適時打と佐藤輝の内野ゴロの間に2点を失ったところでマウンドを黒原に譲りました。
代わった黒原は、坂本に適時打を浴びて、この回3点を失って試合が決しました。
9回は森浦が登板するも、連打などで1死1,3塁のピンチを招き、木浪の内野ゴロの間に1点を失いました。
打線は、2回1死1塁で床田の犠打失敗して好機拡大できず、3回と4回は三者凡退に抑えられました。5回から8回までは毎回安打を放つも後続が続かず、3回以降は2塁さえ踏むことができず、7安打を放つも1得点の抑えられて、完投を許してしまい、阪神に完敗を喫しました。
打線が、初回に秋山の先頭打者本塁打で天敵村上に先制パンチを食らわせ、さらに無死1,2塁と攻め立てながら、松山、坂倉、宇草が倒れて追加点を奪い損ねると、2回には床田が犠打を決められず、立ち上がりが不安定だった村上を助けてしい、3回以降は立ち直った村上から好機を作ることができませんでした。
床田も、先制した直後の2回表に四球をきっかに同点に追いつかれてしまうと、4回と6回も四球をきっかけに勝ち越し点と追加点を与えて、試合の流れを手放してしまいました。
村上は、初回に秋山の先頭打者本塁打で明らかに乱れていたところに、失策も絡んで一気に攻略するチャンスでしたが、松山が左飛に倒れて立ち直るきっかけに与えてしまいました。ここで最低限、走者を進められていれば、犠飛などで追加点を奪えていたかもしれず、試合の流れが変わっていた可能性があったと思います。
この悪い流れが2回の失点にも繋がったのは間違いないと思われるので、初回の攻撃が悔やまれます。
阪神に対して少しでも隙を見せると、今日のような試合展開になってしまい、勝機を失うと思うので、手堅く得点を奪う攻撃を徹底して戦ってほしいですね。