カープな毎日

カープファンのひとりごと。

末包が1,100万円増で契約更改

2024年10月31日 22時51分22秒 | オフシーズン
 末包が契約更改交渉を行い、1,100万円増の3,600万円で更改しました。

 今季は自主トレ中に左膝を故障して開幕に間に合いませんでしたが、5月に昇格して打線を支えましたが、6月には左太もも裏痛で再び離脱となりました。
 8月に再昇格するも、打撃の状態が上向かず、79試合に出場して打率.238、9本塁打、37打点の成績でした。

 8月以降は相手に弱点を突かれて不振に陥ると、9月は末包の不振にチームの不調も重なり、末包は数字以上に悪い印象が残ってしまったので、1,100万円増は多すぎるように感じてしまいますが、5月の快進撃を支えたことと、打撃成績を見れば妥当な金額と思われます。

 ただ、今季終盤は明らかに弱点を突かれてバットが空を切る打席が多くなり、明らかに焦りも感じられたので、打撃技術の向上はもちろんですが、平常心を保つメンタル面の成長も欠かせないと思います。

 ドラフトでは同じ右の長距離砲である佐々木を指名したものの、1年目から戦力になるかは未知数なので、末包が得点力アップのキーマンになることは間違いないと思います。
 今季の反省を踏まえて、今オフにしっかりと鍛えて、来季こそは打線の主軸として1年間活躍してほしいですね。
 
 
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内間と小林に戦力外通告

2024年10月29日 22時56分28秒 | オフシーズン
 球団は、内間、小林、育成の前川の3選手に、来季の契約を結ばない旨を通達したと発表しました。
 既に戸根、岡田、曽根ら育成を含む6人に戦力外通告を行っており、今オフの戦力外通告は9名となりました。
 
 内間は、昨年の第2回現役ドラフトで楽天から移籍したものの、今季の1軍登板は無く、1年での戦力外となりました。
 小林は、右肘の疲労骨折の影響もあり、直近2シーズンは1軍での登板はありませんでしたが、今季は8月に2軍戦に復帰し、宮崎で行われているフェニックスリーグにも帯同して、前日の西武戦では1回無失点でした。
 前川は、今季2軍で64試合に出場して、打率.277、3本塁打、13打点と結果を残しましたが、支配下登録は叶いませんでした。

 内間については、移籍して1年であることから、もう1年は様子を見るかと思いましたが、現役ドラフトでの移籍でありながら結果を残せなかったので、仕方ないかもしれません。
 一方の小林は、故障の影響があったことを考慮して、もう1年チャンスを与えても良かったと思います。球団も来季に期待してフェニックスリーグに派遣してたと思うので、この戦力外は意外で驚きました。
 また、前川も2軍での結果は残しているので、戦力外にするのは惜しい気がします。
 小林と前川は育成での再契約をしても良いと思いますが、そのような報道がされていないので、打診も無かったと思われます。戦力外となるのは残念ですね。
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宗山は抽選で外すも、佐々木を1位指名

2024年10月24日 23時13分17秒 | オフシーズン
 ドラフト会議が行われ、カープは事前に公表していた宗山を1位指名するも、5球団競合の末に楽天が交渉権を獲得したため、外れ1位で佐々木を単独指名しました。
 2位から4位も大学生の投手2人と野手を指名し、5位で高校生投手を指名ました。
 1位指名の佐々木は、東都リーグ通算12本塁打を放った大学球界屈指の飛距砲で、今季は主将を務めてチームを牽引し、今春はリーグ制覇と全日本大学野球選手権連覇に導くと、秋には青学大史上初のリーグ4連覇まで成し遂げました。
 新井監督は「右打者でパンチ力がある。今のチームにすごくフィットすると思う。走攻守三拍子そろってポテンシャルも素晴らしい」と、大きな期待を寄せました。

 2位指名の佐藤は、最速148kmの直球と縦に割れるカーブなど多彩な変化球が持ち味で奪三振能力も高く、先発型の投手です。
 3位指名の岡本は、186cmの長身から投げ下ろす最速149kmの直球を投げる本格派右腕で、隠し球だったようです。

 4位指名の渡邉は、リーグ通算9本塁打を誇る長打力が最大の魅力の長距離砲で、1塁だけでなく捕手もできるとのことです。

 1位指名で広島出身のスター候補である宗山を獲得できなかったのは残念ですが、5球団も競合しては外しても仕方ありません。というより、先に楽天が当たりくじを引いていたので、さすがの新井監督もどうすることもできませんでした。
 それでも代わりに長打力のある右打者である佐々木を獲得できたことは良かったと思います。宗山より佐々木の方がチームに不足している右の長距離砲に合致しており、さらに主将としてチームを牽引したリーダーシップも兼ね備えているので、将来のチームリーダーとしても期待できます。
 2位以下も即戦力を中心に獲得していますが、投手3名のうち2名が大学生とのことで、今年も即戦力投手を多く獲得した印象を受けます。
 ここ数年は、即戦力投手を複数獲得しており、さすがに飽和状態になっているように感じます。
 投手は多いに越したことはないので、良いとは思いますが、もう少し即戦力野手や高校生投手も獲得しても良いのではないかと思います。
 数年後には今回指名した選手が一人でも多く1軍でプレーして、当たり年のドラフトだったと思われる存在になってほしいですね。

<支配下指名選手>
1位:佐々木泰(青山学院大) 内野手
2位:佐藤柳之介(富士大) 投手
3位:岡本駿(甲南大) 投手
4位:渡邉悠斗(富士大) 内野手
5位:菊地ハルン(千葉学芸高) 投手

<育成指名選手>
1位:小船翼(知徳高) 投手
2位:竹下海斗(敦賀気比高) 投手
3位:安竹俊喜(静岡大) 捕手
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栗林が右肘手術を受ける

2024年10月17日 20時49分21秒 | オフシーズン
 球団は、栗林が16日に群馬県内の病院で右肘関節手術を受けたとを発表しました。術式は「関節鏡視下骨棘切除術」で、復帰時期は未定としていますが、新井監督は、トレーナーから開幕に間に合うと報告を受けていると、今後の見通しを示しました。

 今季終盤は、栗林らしくない投球が続いていたので、疲労によるものかと思っていましたが、肘の状態が良くなったことが原因だったのですね。
 このままの状態では、来季に不安を残すと判断して手術を選択したのでしょう。
 新井監督も、そんな大きな手術ではないとコメントしており、開幕には間に合う見通しであることから、それほど心配する必要は無さそうですが、本人の感覚も大切になってくるので、無理をせずにじっくりとリハビリをしてほしいですね。
 ベストのパフォーマンスで復帰した方が、チームのためになるので、開幕に多少遅れても仕方ないと思います。
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秋季練習は6時間の猛練習

2024年10月16日 21時26分37秒 | オフシーズン
 チームは、今日からマツダスタジアムで秋季練習が始まりました。
 若手主体のメンバーで、アカデミーの練習生4人を含む投手16人と野手12人の計28人が参加しました。
 
 アップを終えると、ポール間走を10本行い、その後は内外野4箇所を回りながらノックを受けました。
 午後から野手は、グラウンドと室内練習場に分かれてフリー打撃を行い、その後はキャンプのクール最終日に行われる約100球のロングティーを行って、初日から約6時間の練習で徹底的に振り込みました。

 新井監督は、シーズン終了後のあいさつで、 練習が厳しくなることを予告していましたが、早速有言実行しました。
 新井監督は「シーズンに入ったら相手と勝負しないといけないけど、数を増やすことによって体に染み込ませていく期間だと思うし、思い切ったこともできる」とコメントしており、秋季練習を始め、秋季キャンプでも猛練習を課す意向を示しました。
 今季の9月は得点力不足が屈辱的な結果を招いたことから、徹底的に鍛え上げて、技術だけでなくメンタル面もレベルアップさせて、得点力アップを図っていく意向のようです。
 選手たちも悔しい思いをしたと思うので、今オフの猛練習を耐え抜いて、来季は今季の悔しい思いを晴らしてほしいですね。
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明大の宗山のドラフト1位指名を公表

2024年10月11日 19時53分07秒 | オフシーズン
 マツダスタジアム内でスカウト会議が行われ、明大の宗山塁内野手を1位指名することを公表しました。
 田村スカウト部長によると、「純粋に今年の対象選手の中で一番高く評価した。カープとしての誠意を見せる意味でも、この段階で発表した」と説明しました。
 宗山は、広陵出身の俊足好打の左打者で、大学日本代表にも選出されるなど、大学球界ナンバー1の内野手との評価を受けており、他球団との競合は必至と思われます。
 他球団との競合覚悟で宗山を指名するのは良いと思いますが、カープの一番の補強ポイントである右打ちの長距離砲とは少しズレているように思います。
 それでも、カープは打線強化が最大の補強ポイントであり、菊池の跡を継ぐ選手も必要であり、地元広島出身のスター選手となれば、みすみす逃すということもできなかったと思います。
 たぶん競合によるくじ引きになると思うので、新井監督には昨年の常廣を再現を期待したいですね。そして、カープに入団した暁には、矢野、小園と3人で鉄壁の内野陣を形成してほしいですね。 
 
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新井監督の続投が正式決定

2024年10月09日 21時19分52秒 | オフシーズン
 新井が、マツダスタジアムでオーナーに今季の報告を行いました。その中で新井監督は、来季の続投要請を受けて受諾したとのことで、来季の続投が正式に決まりました。
 新井監督は、来季に向けて「変化する、変わらないといけないと思っています。来年だけじゃなく、その先の未来のことを考えると変わっていかないといけない。間違いなく今年以上に苦しく険しい道になる。そこは覚悟してやりたい」と強い決意を示しました。
 今季は9月初旬まで首位争いをしながら、9月にリーグワーストタイの月間20敗の歴史的大失速で、Aクラス入りを逃してしまいました。
 9月の失速は、様々な要因が絡み合ったことで起きてしまったと思いますが、最大の要因は貧打だと思います。
 来季に向けては、若手の育成による戦力の底上げ、外国人選手の獲得、ドラフトなど、為すべきことが山積みで、簡単には解決できないことも多いと思いますが、今季と同じ失敗をしないように、しっかりと対策をして今季の悔しい思いを晴らしてほしいですね。

 野球日本代表「侍ジャパン」は、11月に開催される第3回WBSCプレミア12のメンバーを発表し、カープからは小園と坂倉が選出されました。 今季の成績からすると、小園と坂倉の選出は順当と思われますが、投手が誰も選ばれなかったのは残念です。今季終盤の状態を考えれば、選ばれなかったのは仕方ないかもしれませんね。
 2人はスタメンとしてプレーする機会もあると思うので、持ち味を存分に発揮して活躍し、日本の勝利に貢献してほしいですね。そして、世界大会でしか得られない貴重な経験を来季の飛躍に繋げてほしいですね。
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最終戦を白星で飾り野村の引退試合に花を添える

2024年10月05日 23時30分06秒 | 試合結果
ヤクルト 000 010 000 1
広島 000 200 10X 3
勝利投手:滝田1勝
敗戦投手:奥川3勝2敗
セーブ:高橋1S

 今季限りで現役を引退する野村が先発し、先頭の長岡には中前安打を打たれるも、続く並木を二ゴロに打ち取って1死2塁となり、丸山和と村上を連続空振り三振に斬って、1回を1安打2奪三振無失点で最後のマウンドを終えました。
 デビューから211試合連続先発登板となり、自身の持つ日本記録を更新しました。
 
 打線は、4番に仲田、6番に内田を起用すると、3回は内田と二俣の連打で無死1,2塁としながら、滝田がバント失敗、秋山は併殺に倒れて得点を奪えませんでしたが、3回に矢野と仲田の安打に敵失が絡んで1死2,3塁の好機を作り、田村の適時打と石原の犠飛で2点を先制しました。

 2回からは新人の滝田がプロ初登板して、2塁打と四球で無死1,2塁のピンチを招くも、松本直を三振、小森を左飛、山野も三振に斬って無失点で凌ぐと、3回と4回は1四球無失点に抑えましたが、5回1死後に連続四球で1死1,2塁として、並木の適時打で1点を失いました。なおも1死1,2塁のピンチでしたが、丸山和を右飛、村上を二ゴロに抑えて、4回を投げて2安打4四球5奪三振1失点でマウンドを降りました。
 6回からは新人の高がプロ初登板して三者凡退に抑えると、7回は四球と安打で2死2,3塁のピンチを招きましたが、丸山和を遊直に抑えて無失点で切り抜けました。
 
 打線は7回に敵失などで1死3塁の好機を作り、二俣の適時打で1点を追加して、再びリードを2点に広げました。
 8回は四球と盗塁で1死2塁とするも、仲田は中飛、田村は左飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 8回はハーンが登板して、安打と犠打で1死2塁とされるも、増田を一ゴロ、代打橋本を三振に斬って無失点で切り抜けると、9回は高橋昂が三者凡退に抑えて、ヤクルトに競り勝ち、今季の対戦成績は15勝10敗となりました。チームは2連勝で締めて、68勝70敗5分の4位で全日程を終えました。

 今季最終戦は野村の引退試合でしたが、2番手以降は、プロ初登板の滝田と高、さらに今季初登板の高橋昂が出場して、それぞれ、初勝利、初ホールド、初セーブを挙げました。野手でも仲田が4番1塁、内田が6番三塁でともにプロ初出場すると、ともに初安打を放ちました。
 来季に向けて期待の若手が1軍の舞台で結果を残すことができたことは、大きな自信になったと共に、課題も見つかったと思います。
 たった1試合ではありますが、この経験をフェニックス・リーグや秋季練習に活かして、来季の飛躍に繋げてほしいですね。

 試合後には野村の引退セレモニーが行われ、監督や選手、トレーナー、スタッフ、そしてファンに対して感謝の言葉をつづりました。スピーチでは、何度も感謝の言葉を並べたところは、多くの選手から慕われていた野村の人柄をよく表していたと思います。
 またカープに指導者として戻ってきて、チームの力になってほしいですね。本当に13年間お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
 
 
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フェニックス・リーグ参加メンバー発表

2024年10月04日 22時44分44秒 | オフシーズン
 球団は、7日から始まる「みやざきフェニックス・リーグ2024」に参加する選手を発表しました。
 投手では、来季の1軍定着が期待される即戦力組の常廣、高、滝田らに加え、将来のエース候補の斉藤と日高らの飛躍が期待される投手を中心に12人が選ばれています。
 野手では、田村、二俣、中村貴の1軍経験者に加え、仲村、内田、佐藤らの将来の中軸候補を中心に13人が選ばれています。
 例年に比べると若手主体の少数精鋭という印象を受けます。
 今季は特に野手の伸び悩みが顕著に表れてしまったので、期待の高い選手に対して、実戦形式でのレベルアップを図るということでしょう。
 この中から一人でも多く、来季の1軍戦力になってくれる選手が出てきてほしいですね。

【投手】
常廣、高、益田、滝田、赤塚、河野、斉藤、小林、日高、杉田、辻、杉原

【捕手】
持丸、清水、高木

【内野手】
仲田、内田、佐藤、二俣、前川、ラミレス

【外野手】
田村、中村貴、名原、ロベルト

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田村の決勝打で連敗止める

2024年10月03日 22時55分03秒 | 試合結果
広島 100 000 004 5
ヤクルト 000 100 001 2
勝利投手:島内11勝6敗
敗戦投手:ロドリゲス1勝1敗1S
本塁打:[ヤクルト]山田14号

 打線は、初回に安打などで2死2塁として、坂倉の適時打で幸先良く先制点を挙げました。
 
 先発の大瀬良は、3回まで2安打無失点に抑えるも、4回に四球と安打で1死1,2塁とされ、2死後に中村に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまい、4回を投げて4安打1四球1失点でマウンドを降りました。
 5回は中﨑が登板して1安打無失点に抑えると、6回からは長谷部がマウンドに上がり、2回を無安打1四球無失点の好投を見せ、8回も島内が1安打無失点に抑えて、5回以降は2塁さえ踏ませませんでした。

 打線は、2回から5回まで1安打に抑えられて2塁を踏むこともできず、6回は安打と四球で1死1,2塁としながら、矢野が三振、坂倉は中飛に打ち取られて得点を奪えませんでした。
 7回と8回は三者凡退に抑えられましたが、9回に2塁打と犠打安打に四球で無死満塁として、1死後に田村が2点適時2塁打を放ち、さらに敬遠で1死満塁とし、2死後に石原の2点適時打で、この回4点を挙げました。

 9回裏は森浦が登板して、山田の本塁打で1点を失い、さらに2死後に連打で1,2塁とされるも、長岡を右飛に打ち取って、ヤクルトに競り勝ち、チームの連敗を4で止めるとともに、ビジターでの連敗を球団ワーストタイの12で止めました。

 打線が初回に効率良く先制点を挙げましたが、2回以降は沈黙してしまい、6回の好機もクリーンアップに起用された矢野と坂倉が凡退してしまいました。
 それでも、5回以降は中継ぎ陣が踏ん張って無失点で繋ぎ、勝ち越しを許さず、試合の流れを渡しませんでした。
 ようやく9回に打線が応えて、田村と石原の適時打でようやく得点を挙げて勝ち越し点を挙げました。
 投手陣が踏ん張って最少失点で凌ぎ、打線が繋いで得点を挙げるという、今季のカープの勝ちパターンに持ち込み、連敗を止めることができました。
 もう少し早く、今日のような試合ができていればと思ってしまいますが、仕方ありません。
 今季も残り1試合となりました。最終戦は、野村の引退試合となるので、勝利で締めくくって、良い形で送り出してあげてほしいですね。
 


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