広島 003 001 000 4
日ハム 001 000 012 4
打線は、スタメンに主力を並べて、開幕オーダーを想定したかのように思われました。
初回と2回の好機は無得点に終わりましたが、3回の無死3塁で4番で起用されたレイノルズの適時内野安打で先制すると、さらに2塁打などで1死2,3塁として坂倉の2点適時打で、この回3点を奪いました。
6回は2死後に連打2死1,2塁として、小園の適時打で1点を追加しました。
開幕投手に指名された九里が先発して、3回に2本の2塁打を浴びて1点を失いましたが、その後は毎回のように走者を背負いながらも無失点で切り抜け、8回1死後に死球を与えたところで降板となりました。
代わった塹江は、安打と失策で2死満塁のピンチを迎えて、押し出し死球で1点を失ってしまい、九里は7回1/3を投げて6安打1死球2失点でした。
9回は森浦が登板して、四球と連続暴投で1死3塁のピンチを招き、適時打で1点を失い、さらに守備の乱れで再び1死3塁となり、適時2塁打で同点に追いつかれました。その後に暴投で2死3塁のサヨナラのピンチでしたが、最後は三振に斬って勝ち越しは許しませんでした。
九里は、球の切れ、制球とも素晴らしく、テンポの良い投球で日本ハム打線に的を絞らせず、凡打の山を築かせて、8回途中まで投げて96球とシーズンさながらの投球で、いつ開幕しても問題ないと思わせる内容でした。
次回は登板間隔を空けて、オープン戦最終登板で開幕に向けて最後の調整を行う予定とのことですが、全く不安要素が見当たりませんね。
極度の不振を極めていた打線は、主力がスタメン出場したこともあって小園が4安打、坂倉が2安打など計13安打を放ち、ようやく本領を発揮し始めたようです。ただ、13安打で4得点と得点効率は良くありませんが、オープン戦であることを考えれば、それほど心配することはないと思います。
このまま打線の状態が上向いて、開幕にはしっかりと得点を挙げて、投手陣を援護してほしいですね。そして、主力の活躍を刺激にして、若手も奮起してほしいですね。
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