カープな毎日

カープファンのひとりごと。

序盤の拙攻・拙守で連勝止まる

2024年06月16日 21時18分22秒 | 試合結果

広島 000 000 012 3
楽天 032 000 00X 5
勝利投手:弓削1勝
敗戦投手:アドゥワ5勝2敗
本塁打:[楽天]鈴木大1号

 

 打線は、初回1死から連続四球で1,2塁の好機を貰いながら、末包が併殺に倒れると、2回は1安打1死球で1死1,2塁するも、堂林が併殺に倒れて得点を奪えませんでした。

 先発のアドゥワは、2回に連打で1死1,2塁とされると、太田を遊ゴロに打ち取るも、2塁ベースカバーの菊池が捕球ミスして、適時失策になってしまうと、続く2死2,3塁では堂林の2点適時失策で、この回3点を失いました。

 3回には無死1塁から鈴木大に2点本塁打を浴びて、リードを5点に広げられましたが、4回から6回までは毎回四球を与えながらも、無安打に抑えて追加点を与えず、6回を投げて5安打3四球5失点でした。

 7回は遠藤がマウンドに上がり、連続四球などで1死1,2塁のピンチを招くも、フランコを左飛、浅村を中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、8回も1安打無失点に抑えて、2回を1安打2四球無失点に抑えました。 

打線は、4回に無死2塁としながら、松山は三振、坂倉と菊池は共に中飛に倒れて無得点に終わると、7回まで6回を除き毎回走者を出したもの得点を奪えませんでした。

 8回に安打などで2死2塁として、末包の適時打で1点を返すと、9回は連続短長打で1死2,3塁とすると、大盛の二ゴロの間と宇草の適時2塁打で2点を返しましたが、反撃もここまでで、楽天に惜敗を喫して、チームの連勝は3で止まりました。交流戦は10勝8敗の貯金2で終えました。

 

 序盤の拙攻と拙守で試合の流れを失うと、流れを引き戻すことができませんでした。それでも終盤に意地を見せて、3点を返した攻撃は最後まで諦めない粘り強さがあり、簡単には終わらないということを感じられて良かったと思います。

 初回と2回に共に1死1,2塁の好機を作りながら、共に併殺に倒れてしまえば、自ずと試合の流れが相手に傾いてしまいます。どちらの好機も四球が絡んでおり、楽天先発の松井は制球が不安定なことは明らかな状態にも関わらず、初回の末包、2回の堂林も初球を打って併殺に倒れています。

 積極的に攻める打撃は良いとは思いますが、相手の状態を考えれば、簡単に追い込まれることは無いと思うので、少し様子を見ながら、狙った球をしっかりと仕留める打撃をしてほしかったです。

 この2連続併殺の悪い流れが、守備にも伝播してしまい、名手菊池がまさかの失策を犯すと、守備に定評のある堂林にも適時失策が出てしまいました。攻撃の悪いリズムを守備にも引きずってしまったと思われますが、守り勝つ野球を目指すチームであることを考えれば、攻守でしっかりと気持ちを切り替えてほしかったです。

 次は今日の反省点をしっかりと活かして、攻撃の流れが悪い時には、守備から良い流れを作ってほしいですね。

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4カード連続の勝ち越しで、交流戦勝ち越しを決める

2024年06月15日 23時17分47秒 | 試合結果

広島 020 002 000 4
楽天 000 000 300 3
勝利投手:玉村1勝2敗
敗戦投手:古謝1勝2敗
セーブ:栗林1敗19S

 打線は2回に安打と四球で2死1,2塁として二俣と秋山の連続適時打で2点を先制ました。

 3回から5回までは1安打に封じられていましたが、6回に連打などで1死1,3塁とし、坂倉と堂林の連続適時打で2点を追加して、リードを4点に広げました。

 先発の玉村は、2回に連打で無死1,2塁のピンチを招くも、浅村を中飛、渡邊佳を併殺打に打ち取っると、3回にも安打と四球で1死1,2塁とされながらも、村林を左飛、辰巳を中飛に抑えて、得点を与えませんでした。

 6回には安打と犠打で1死2塁とされるも、鈴木大を一ゴロ、フランコを遊ゴロに抑えてピンチを脱しましたが、7回に連続長短打で無死1,3塁とされて、太田に2点適時3塁打を浴びたところでマウンドを降りました。

 後を継いだハーンが、小深田の犠飛で1点を失うも、後続を断ってリードを守り切り、玉村は6回0/3を投げて8安打1四球3失点でした。

 8回は島内が1安打無失点、9回は栗林が三者凡退に抑えて、交流戦首位の楽天に連勝してカード勝越しを決めて、、チームは3連勝で今季最多を更新する貯金8とし、交流戦は4カード連続の勝ち越しで、今季の交流戦は10勝7敗となり、2017年以来の交流戦勝ち越しを決めました。

 

 好調の楽天に連日の1点差勝利を挙げて、カード勝ち越しを決めました。打線は数少ない好機で繋がり4点を挙げると、先発の玉村は、毎回のように安打を浴びてピンチの連続でしたが、6回まで無失点に抑える粘り強い投球でした。

 打線は2回に先頭の小園が安打で出塁するも、坂倉と堂林が倒れて2塁に進めることができませんでしたが、佐藤が四球で繋いで、1,2塁と好機拡大させて、二俣が先制打を放ちました。もし、初回、2回と2イニング連続で先頭打者を出しながら、得点を挙げられなかったら、流れを手放していた可能性があったので、佐藤の四球と二俣の適時打は勝敗を分けたプレーになったと思います。

 また、玉村は、先制した直後の2回に連打を浴びて無死1,2塁のピンチを招きましたが、渡邊佳を投ゴロ併殺に打ち取るなど、無失点に抑えたことがその後の粘投に繋がったと思います。もし1点でも返されていたら、試合の流れが楽天に傾いていたと思われ、試合展開がどうなっていたか分かりませんでした。

 連日、若手の活躍で楽天に連勝できたのは、今後に向けての自信になると思います。この良い流れのまま、交流戦最後の試合も白星で締めて終えたいですね。

 

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投手陣が耐えて延長戦を制する

2024年06月14日 22時59分44秒 | 試合結果

広島 000 000 000 01 1
楽天 000 000 000 00 0
勝利投手:森浦1勝
敗戦投手:宋家豪1勝2敗
セーブ:ハーン1S

 先発の大瀬良は、初回に2塁打と自らの失策で2死1,3塁のピンチを招くも、渡邊佳を二ゴロに打ち取ってピンチを脱すると、3回には1死後に3連打で1死満塁のピンチを迎えましたが、渡邊佳を一ゴロ、浅村を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 4回から7回までは散発2安打に抑える好投で2塁さえ踏ませず、7回を投げて7安打無四球無失点の好投でした。

 打線は、楽天先発の早川の前に5回まで1安打に抑えられて2塁さえ踏むことができず、6回1死後に二俣の2塁打で初めて得点圏に走者を進めるも、秋山と矢野が連続三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 7回は先頭菊池が安打で出塁するも、末包、小園、堂林が凡退して2塁に進めることができず、8回も四球と犠打で2死2塁としながら、秋山が三振に倒れてしまいました。

 8回は島内が登板すると、安打と犠打で1死2塁のピンチを招き、渡邊佳を三振、浅村を敬遠、フランコは安打で2死満塁となるも、代打茂木を捕邪飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 9回は栗林が三者凡退に抑えて、延長戦に突入しました。

 10回は塹江が登板するも、死球と犠打で1死2塁とされたところで森浦に交代し、代打阿部を三振に斬るも、浅村を敬遠、フランコは安打で2死満塁とピンチが拡大しましたが、石原を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。

 打線が、11回に安打と犠打に盗塁で1死3塁として、矢野の犠飛で待望の先制点を挙げると、11回裏はハーンが三者凡退に抑えて、好調の楽天に競り勝ち、チームは交流戦の勝率5割以上が確定しました。

 

 先発の大瀬良を始め、投手陣が好調の楽天打線を相手に、ピンチの連続でしたが、無失点で耐えると、延長11回に若手の活躍で勝ち越しに成功して、交流戦首位の楽天戦のカード初戦を取りました。

 大瀬良は、3回までは毎回安打を浴びて、初回と3回には得点圏に走者を背負いましたが、要所で踏ん張って無失点で切り抜けると、中盤以降は危なげない投球で楽天打線に得点を与えませんでした。

 8回は島内がピンチを招きながらも無失点で踏ん張り、10回も塹江と森浦がピンチを作るも粘り強い投球を見せました。

 投手陣に奮投に応えたい打線でしたが、早川に翻弄されてしまい、6回と8回の好機も活かすことができませんでした。しかし、投手が変わった11回に二俣の安打をきっかけにチャンスを作ると、代走の羽月が勝利を引き寄せる三盗を成功させ、最後は矢野が犠飛を放ちました。

 11回の得点は、若手が役割を果たして掴んだ得点であり、1安打で1点を奪うというカープらしい攻撃だったと思います。今日のような攻撃ができるようになったということは、チーム力が上がってきている証拠だと思います。

 徐々に戦う形が出来上がってきたように思うので、後半戦の戦いが楽しみになってきました。

 

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九里が2安打完封して快勝

2024年06月13日 23時06分17秒 | 試合結果

広島 000 200 300 5
西武 000 000 000 0
勝利投手:九里3勝4敗
敗戦投手:ボー・タカハシ1勝5敗

 打線は、2回に死球と安打で2死1,3塁の先制機を作るも、佐藤が三振に倒れてしまうも、4回に安打と四球に犠打が安打となり無死満塁の絶好機を作ると、坂倉は三振、佐藤は一ゴロに倒れて2死となるも、矢野が2点適時打を放って、先制に成功しました。

 5回に2安打で2死1,2塁の追加点機を作るも、田中が三振に倒れてしまい、6回も2塁打とセーフティーバントに犠打で1死2,3塁としながら、秋山が左飛、代打菊池は遊ゴロに打ち取られて追加点を奪えませんでした。

 しかし、7回に連打と盗塁で無死1,3塁とすると、DHで起用された松山が2点適時2塁打を放ち、さらに2死後に大盛の適時打で1点を追加して、リードを5点に広げました。

 先発の九里は、初回に矢野の失策と四球で1死1,2塁のピンチを迎えるも、中村剛を三振、陽川を中飛に打ち取って無失点で凌ぐと、2回にも安打と犠打で2死2塁とされながら、滝澤を右飛に打ち取って得点を与えませんでした。

 3回以降は1安打1四球に抑える好投で2塁さえ踏ませず、9回まで投げぬき、西武打線を2安打2四球に抑えて完封しました。チームは西武戦のカード勝ち越しを決めて、3カード連続勝ち越しとなりました。

 

 打線が、序盤の好機を活かして先制点を挙げたことで、試合の流れを掴むと、先発の九里が西武打線に付け入る隙を与えず、最後まで試合の流れを渡しませんでした。

 4回の矢野の2点適時打が効きました。末包の必死の走塁で出塁すると、四球後には、田中の犠打が内野安打になる幸運で掴んだ無死満塁の絶好機でしたが、続く坂倉と佐藤が凡退して2死となってしまい、嫌や雰囲気になりかけました。しかし、ここで矢野がフルカウントから中前に安打を放ちました。もし、無得点で終わってしまうと昨日のように試合の流れを失いかねなかっただけに、この一打が勝敗を分けた一打となりました。

 明日からは交流戦首位と好調の楽天戦との対戦となります。今日の良い流れに乗って、まずは初戦を制して、交流戦の成績の5割以上を確定させたいですね。

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床田が8回1失点の好投で7勝目

2024年06月11日 21時32分05秒 | 試合結果

広島 010 000 100 2
西武 000 000 010 1
勝利投手:床田7勝3敗
敗戦投手:今井3勝3敗
セーブ:栗林1敗18S
本塁打:[広島]菊池4号
    [西武]佐藤龍2号

  打線は、初回2死後に連打と盗塁で2,3塁の好機を作るも、末包が中飛に倒れてしまうも、2回2死後に菊池が本塁打を放って先制点を挙げました。

 4回も2死後に敵失と安打で1,2塁としながら、菊池は二飛に抑えられ、5回には矢野の安打と連続盗塁で2死3塁とするも、野間が三振に倒れてしまいました。続く6回も2死後に連続四球で1,2塁の好機を貰うも、菊池は遊ゴロに打ち取られて、追加点を奪えませんでした。

 しかし、7回に2塁打などで1死3塁として、代打松山の犠飛で待望の追加点を挙げました。

 先発の床田は、初回に2死2塁のピンチを招くも、中村剛を左飛に抑えると、2回無死1塁では源田を併殺に打ち取りました。4回には安打と四球で2死1,2塁とされるも、源田を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 5回から7回までは無安打1四球に抑えて2塁さえ踏ませませんでしたが、8回に佐藤龍に本塁打を浴びて1点を失い.、8回を4安打2四球1失点の好投でした。

 9回は栗林が安打と盗塁で2死2塁とされるも、源田を一ゴロに打ち取ってリードを守り切って、西武に競り勝ちました。

 打線は、7回まで毎回走者を出して、5度も得点圏まで走者を進めるも、6回まで得点は2回の菊池の本塁打による1点のみと、好機であと1本が出ず、拙攻を繰り返しました。

 試合の流れが西武に傾いてもおかしくない状況でしたが、床田が序盤のピンチで粘りの投球を披露して無失点で切り抜けると、中盤は西武打線を無安打に封じるなど翻弄して、流れを手放さないと当時に、7回の貴重な追加点を呼び込んだと思います。

 そして、床田の好投だけでなく、8回には代走から守備に入った大盛が、滝澤の右飛を好捕したプレーも大きかったです。次打者の佐藤龍に本塁打を打たれていただけに、出塁を許していたら、同点に追いつかれていたかもしれないだけに、1勝分の価値がある守備でした。

 交流戦最後の6連戦を、カープらしい守り勝つ野球で白星発進できたことは、チームを勢い付けると思います。この良い流れに乗って、交流戦を勝ち越して終えたいですね。 

 5月度の「大樹生命月間MVP」が発表され、カープから床田と小園が同時受賞しました。

 床田は、リーグトップの4戦4勝、防御率0.94の好成績を残して、3年ぶり2度目の受賞となりました。また、小園は、23試合に出場して、打率.368、1本塁打、15打点の好成績を残し、4番として月間8度の勝利打点を記録して、チームの上位浮上に貢献しました。

 個人成績だけでなく、チームの上位進出に大きく貢献したことが評価されて同時受賞に繋がったと思います。まだ2人には投打でチームを牽引してもらわないといけないので、5月だけでなく6月以降もMVPを受賞できるような活躍をしてほしいですね。

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終盤にベテランの活躍で勝ち越す

2024年06月09日 21時37分42秒 | 試合結果

ロッテ 000 000 100 1
広    島 000 010 03X 4
勝利投手:島内4勝3敗
敗戦投手:澤田2勝1敗
セーブ:栗林1敗17S

 今月7日に支配下登録された育成ドラフト2位の佐藤が、1軍に昇格して8番1塁でスタメン起用された打線は、初回に安打と四球などで2死1,3塁の先制機を作るも、小園が二ゴロに倒れてしまうと、2回にも安打と敵失に犠打で2死2,3塁としながら、秋山が投ゴロに打ち取られて得点を奪えませんでした。

 それでも、5回に連打で1死1,3塁として、菊池のスクイズでようやく先制点を挙げました。しかし、6回に安打と犠打で1死2塁の追加点機を作るも、矢野が一ゴロ、佐藤は遊飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 先発のアドゥワは、3回までパーフェクトに抑えると、4回は安打と盗塁で1死2塁とされるも、ソトを三ゴロに抑えて無失点で凌ぎました。続く5回には2塁打などで1死3塁のピンチを招きましたが、安田を三振、小川を敬遠して、メルセデスを三ゴロに打ち取って得点を与えず、6回まで投げて2安打1四球4奪三振無失点の好投でした。

 7回か塹江が登板して、内野安打で1死1塁となったところで矢崎に代わるも、連続四球で1死満塁とピンチを拡大させてしまい、代打岡の犠飛で同点に追い付かれてしまいました。

 8回は島内がマウンドに上がり、2四球などで2死1,3塁のピンチを招きましたが、佐藤を遊飛に打ち取って無失点で切り抜けました。

 打線は、7回にも四球と安打で2死1,2塁の勝ち越し機を作るも、末包が遊ゴロに倒れて勝ち越せませんでしたが、8回に連打で1死1,2塁として、代打松山の適時2塁打で1点を勝ち越すと、なおも2死2,3塁から秋山が2点適時打を放って、3点のリードを奪いました。

 9回は栗林が三者凡退に抑えて、ロッテに競り勝ち、7年ぶりにロッテ戦のカード勝ち越しを決めました。

 

 打線は、毎回走者を出して、再三得点圏に走者を進めながらも拙攻の繰り返しで、7回まではスクイズによる1得点のみでしたが、先発のアドゥワは立ち上がりから制球が良く、いつも失点する序盤も3回まで完璧に抑えました。中盤には得点圏に走者を進められるも、踏ん張って得点を与えず、試合の流れをロッテに渡しませんでした。

 しかし、7回に登板した矢崎が連続四球でピンチを広げて同点に追いつかれてしまい、流れがロッテに傾きかけましたが、8回に代打松山が悪い流れを断ち切る適時2塁打を放って試合の流れをグッと引き寄せると、秋山も2点適時打を放って試合を決めました。

 好投したアドゥワに白星を付けられなかったのは残念でしたが、ベテランが終盤の勝負所で試合の流れを変える一打を放って、苦手とするロッテに競り勝ち、鬼門の交流戦の成績を6勝6敗の五分に戻し、チームを勢い付けた価値ある勝利だったと思います。

 残り交流戦も6試合となりましたが、良い雰囲気で戦えると思います。何とか交流戦で貯金を作って、リーグ戦再開に向けて弾みを付けたいですね。

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佐々木朗を攻略できず連勝止まる

2024年06月08日 20時26分54秒 | 試合結果

ロッテ 000 021 000 3
広   島 010 000 000 1
勝利投手:佐々木5勝2敗
敗戦投手:玉村2敗
セーブ:益田1勝2敗9S

 先発の玉村は、初回に連打で1死1,2塁のピンチを招きましたが、ソトを併殺に打ち取り、2回には四球と盗塁で2死2塁とされながらも小川を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 打線は、2番羽月、4番小園、5番末包を起用すると、初回2死後に死球と安打で1、2塁とするも、末包が二ゴロに倒れてしまいましたが、2回1死後に矢野の振り逃げと安打で1死1,2塁の好機を作り、玉村の犠打に佐々木の悪送球が絡んで、二走の矢野が生還して先制点を挙げました。

 玉村は、3回と4回は三者凡退に抑えるも、5回に連打と犠打で1死2,3塁のピンチを招き、佐々木を三振に斬って2死とするも、荻野の三ゴロを羽月が2点適時失策として逆転を許してしまい、5回を投げて4安打1四球2失点でマウンドを降りました。

 6回は森浦がマウンドに上がり、内野安打などで2死2塁とされると、佐藤の適時打で1点を奪われ、さらに四球と小園の失策で2死満塁のピンチでしたが、佐々木を三振に斬って追加点は許しませんでした。

 7回はハーンが三者凡退、8回は黒原が1安打無失点に抑えると、9回に登板した塹江が2安打などで2死1,3塁のピンチを招きながらも、高部を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 打線は3回から5回まで三者凡退に抑えられると、6回は安打と盗塁で2死2塁とするも、末包は中飛に倒れてしまい、7回から9回は散発2安打におさえられて、ロッテに逆転負けを喫してしまい、チームの連勝は3で止まりました。

 

 打線は、佐々木朗対策として、2番に羽月を起用するなど、上位打線に機動力を使える選手を並べましたが、不発に終わり、佐々木朗に6回まで散発3安打に抑えられてしいました。それでも、2回に矢野が相手の一瞬の隙を突く好走塁で先制点を挙げた攻撃は、素晴らしく、カープらしい攻撃ができたと思います。

 好走塁での得点で試合の流れを掴んだと思いましたが、5回の羽月の適時失策により逆転を許してしまうと、6回には森浦が痛すぎる1点を失ってしまいました。逆転された直後に、追加点を奪われたことで、試合は完全にロッテのペースになってしまい、最後まで流れを引き戻すきっかけを作れませんでした。

 玉村は、2試合連続で味方の守備の乱れにより黒星を喫してしまい、チームとしても悔しい試合になってしまいました。次戦こそ野手陣は奮起して、堅守で玉村を盛り立てて、しっかりと援護してあげてほしいですね。

 

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大瀬良がノーヒットノーラン達成

2024年06月07日 22時55分03秒 | 試合結果

ロッテ 000 000 000 0
広    島 000 202 00X 4
勝利投手:大瀬良3勝
敗戦投手:美馬2敗

 打線は、初回に安打などで1死2塁の先制機を作るも、小園が二直併殺に倒れると、2回には敵失と盗塁で無死2塁として、田中は三振に倒れるも、菊池の敵失で1死1,2塁と好機拡大しながら、矢野は三振、會澤は敬遠で大瀬良が右飛に倒れて得点を奪えませんでした。

 続く3回にも、2失策で1死1,2塁の好機を貰いながら、末包は三振、四球を挟んで、菊池も三振に倒れてしまいました。

 4回に四球と安打で無死1,3塁のチャンスを作ると、大瀬良が犠打構えから見逃した際に矢野が飛び出して挟殺でアウトになってしまい、大瀬良は三振に倒れて好機を逸したかと思われましたが、秋山が安打で繋ぎ2死1,3塁から野間が2点適時3塁打を放って、ようやく先制点を挙げました。

 6回にも2四球と犠打などで2死1,3塁として、小園が2点適時3塁打を放ちました。

 先発の大瀬良は、2回2死後に四球を与えるも、安田を遊ゴロに打ち取ると、3回から5回まではパーフェクトに抑えました。6回1死後にも四球を与えるも、友杉を併殺に打ち取りました。

 8回も1死後に四球を与えるも、岡を三飛、小川を投ゴロに打ち取ると、9回も続投して、2死後に連続四球を与えて初めて得点圏に走者を背負いましたが、ポランコを右飛に打ち取って、9回129球を投げて、無安打5四球2奪三振無失点に抑えて、球団史上5人目でマツダスタジアムでは初の快挙となるノーヒットノーランを達成しました。また、チームは3連勝で首位に浮上しました。

 

 今日は、大瀬良の投球に尽きます。打線は、序盤に4個の敵失などで再三チャンスを貰いながら得点を奪えず、自ら試合の流れを手放しそうな雰囲気になりましたが、粘るロッテ打線を辛抱強く抑えて流れを渡しませんでした。

 4回も好機で走塁ミスが出て、好機を逸しそうになりましたが、野間が大瀬良の好投に応える意地の適時3塁打を放って、ようやく試合の主導権にを握ると、その後は大瀬良もテンポの良い投球でロッテ打線を翻弄しました。9回はさすがに疲れが出て、2四球を与えるも、最後の気力を振り絞ってポランコを右飛に打ち取り、大瀬良が意地を見せました。

 今季の大瀬良が復活したことを強く印象付ける投球内容でした。最近は床田や森下の陰に隠れがちになってしましたが、やはりカープのエースは大瀬良であること改めて実感した試合でした。

 そして、この快挙によりチームはさらに勢いづくことは間違いないと思います。6月戦線が楽しみになってきましたね。 

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末包が初回に決勝2ランを放って連勝

2024年06月06日 23時08分10秒 | 試合結果

日ハム 000 000 100 1
広   島 210 000 00X 3
勝利投手:九里2勝4敗
敗戦投手:鈴木1勝2敗
セーブ:栗林1敗16S
本塁打:[広島]末包5号

 打線は、初回に安打などで2死2塁として、末包の2点本塁打で先制すると、2回には連打と犠打で1死2,3塁として、秋山の犠飛で1点を追加しました。

 3回2死後には、菊池が2塁打を放つも、矢野が中飛に倒れて無得点に終わると、4回から6回は1安打に抑えられてしまいました。7回に敵失と四球で1死1,2塁の追加点機を貰うも、末包が中飛、田中は一ゴロに倒れてしまい、8回も四球とけん制悪送球で2死2塁としながら、代打松山が一ゴロに倒れて追加点を奪えませんでした。

 先発の九里は、初回と2回は安打を打たれるも、後続を断つと、3回から6回まではパーフェクトに抑えて、6回まで2塁さえ踏ませませんでした。7回に水野の三塁打で無死3塁とされて、水谷の犠飛で1点を失いましたが、7回を投げて4安打無四球1失点でマウンドを降りました。

 8回は島内がマウンドに上がり、2塁打などで1死3塁とされるも、代打マルティネスと郡司を連続三振に斬って無失点で切り抜けると、9回は栗林が1安打無失点に抑えて、日本ハムに競り勝ち、チームは連勝でカード勝ち越しを決めました。

 

 初回に末包が先制本塁打を放って、昨日から続く良い流れを掴むと、2回にもしぶとく犠飛で追加点を挙げてリードを広げました。この序盤の援護により、九里の投球テンポも良くなり、3回から6回は日本ハム打線を翻弄しました。

 初回に本塁打で先制すると、チームを勢い付けることができるからか、選手たちの動きも良くなるように感じます。

 チームの得点力が上がらない時期は、打撃へのプレッシャーを感じてしまい、攻守で精彩を欠いたプレーが散見されましたが、この2試合は締まった良いプレーができていると思います。

 5月は小園が繋ぎの4番としてチームを牽引しましたが、これからは末包が自慢の長打力を発揮して、チームを引っ張ってくれそうな気配を感じます。6月攻勢も期待して良さそうですね。

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森下が8回無失点で連敗止める

2024年06月05日 23時01分02秒 | 試合結果

日ハム 000 000 000 0
広   島 100 002 03X 6
勝利投手:森下5勝2敗
敗戦投手:伊藤4勝1敗
本塁打:[広島]秋山2号

 先発の森下は、2回まで三者凡退に抑えると、3回に連打で無死1,2塁のピンチを招くも、伊藤を遊ゴロ、水谷を三振、水野を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、6回にも連打で無死1,2塁とされるも、水野を三振、郡司を二飛、マルティネルを二ゴロに抑えて得点を与えませんでした。

 7回と8回を三者凡退に抑えて、8回を5安打5奪三振無四球無失点の好投でした。

 打線は、初回に秋山が先頭打者本塁打を放って、幸先良く1点を先制するも、2回と3回は無安打に抑えられ、4回には連打で1死1,2塁としながら、田中が三振、菊池は捕邪飛に倒れて追加点を奪えませんでした。

 それでも6回に連打で無死1,2塁として、小園の犠打が内野安打となり、さらに敵失も絡んで1点を貰い、なおも無死1,3塁から、1死後に田中の犠飛で1点を追加して、リードを3点に広げました。

 8回にも連打などで1死2,3塁として、田中の犠飛で1点を上げると、さらに連続四球で2死満塁となり、會澤の押し出し四球に暴投で2点を追加して、リードを6点に広げました。

 9回はハーンが登板して1安打無失点に抑え、日本ハムに快勝して、チームの連敗を5で止めました。

 

 秋山の初回先頭打者初球本塁打で先制したことで、チームを覆っていた重苦しい空気が払しょくされ、森下もテンポ良く投げられたと思うので、この本塁打は大きな価値ある一打でした。

 初回に先制したものの、その後は追加点を奪えず、試合が硬直状態となる中、森下の好投が光りました。

 3回の1死1,3塁では、好調の水谷を三振に斬るなど後続を抑えると、最大のピンチとなった6回無死1,2塁では、水野を三振に斬ると、続く郡司の二塁後方の当たりを菊池が好捕して1点のリードを守り、試合の流れを日本ハムに渡さなかったことが、6回の追加点を呼び込みました。

 まさに投手中心に守り勝った試合だったと思います。今日も適時打こそ出ませんでしたが、チームは良い勝ち方をしたので、ここからまた上昇気流に乗っていけるのではないでしょうか。

 明日の先発九里にも、粘りの投球を見せてほしいですね。

 

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