ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

カイアイ島讃歌Ⅳ

2009-06-21 07:04:41 | Weblog
見晴らせば水平線の雲浮いて
      伸びやかに在り生滅していて


木陰にて風と潮騒聴きいって
      遥かなる原郷南方の血沸く


風に揺れ止まり木の鳩羽づくろい 
        ゆったりと時みつめつつ
 

唱題すひげ曼荼羅の四天王
        人界の不義に義憤の腕組


カウアイの山の神と親しくて
        四天王らの怒りも少なく


静かなる湖面一日椰子映り
        さざ波揺れて波間に消え
        

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