ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

MTVを見ながら

2008-01-30 04:08:57 | Weblog
売れればいいって もんじゃない
俺にも作れる 恋の歌
インスタントの歌うたい
一発屋ならしめたもの
飛ばず鳴かずで
すっかり ポシャリでございます

売れればいいって もんじゃない
恋のマニュアル トテチテタ
お歌のように恋するの
おいらの魂 腑抜けでごじゃる
恋しか無いの 恋しかできぬ
人生すっかり ポ・シ・ャ・リ


売れればいいって もんじゃない
たまには俺も読書して
人生哲学 歌ってみたい
ちょっと イメチェンしてみましょ
上滑りの言葉の羅列
金ピカ メッキも剥げるって

売れればいいっ(て もんじゃない
売れればいいって もんじゃない
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シャラップ! お歌の・・//・

2008-01-29 17:22:43 | Weblog
振り子は チッ チッ チィー
奴らは魔法を使うんだ
言霊 音霊 自由に操り マリオネット

エレキの弦は ビィーン ビィーン ビン
舞踊の魔術はお手の物
あなたの言葉に染め上げて!天馬 いななく

歌謡の歴史は い・ろ・はに・ほ・へ・と
歌詞に て・に・を・は 入れ換えて
言霊 産めよ! 言霊 増やせ!

シャラップ シャラップ!!!
聞き飽きたんだ イロ事師
そんなお歌じゃ 二年は持たぬ
ああ 聞き飽きたんだ 色恋ザタの
行き着く先に 水子地蔵

シャラップ シャラップ!!!
聞き飽きたんだ イロ事師
そんなお歌じゃ 墓場じゃ聞けぬ
ああ 聞き飽きたんだ 色恋ザタの
行き着く先に 水子供養
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完ぺきな女

2008-01-28 16:52:52 | Weblog
女が欲しい 女が
完ぺきな女が

瞳は語るんだろう
心が映える まなこに光が

荒れ狂う 現実を正視して
口は優しく 正しい言葉を吐き
心は程よく 緊張を温めて


女が欲しい
完ぺきな女

唇は しゃべるんだろう
心に在るべき 言葉の影

喧騒の現実に 静寂
心から 眼 開き 読書する
背筋が伸びて ノートする


女が欲しい 女が
完ぺきな女が

心は映すだろう
保つべき 聖域なる声

耳は聴く 子供達の歌声
いたいけな 自身の幻 校舎の夕日
三つ子の君を抱いたままで

ああ女が欲しい
君のような
君の魂
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器の笑い

2008-01-24 16:28:55 | Weblog
アイスコーヒーを注ぎいれた グラス
暖かな部屋
午後の陽射しは

読み止しの本の名は
『ルネサンスの占星学』

人が ぱらり ぱらり 行き交う
食器が カチ カチと音を立てて

動  く


「光についての論文『光論』において、フェチーノは
この言葉を反転させ、光の性質に関するヒントを、与えている
フェッチーノは「理性の光は、光の理性である」と
記しているのだ。」


ああ 無為のための読書

永遠に子供であるための血の滲む努力

大きなストロークで水を掴め!
水練のコーチの言葉は屋内プールに響く
洞窟の採光に揺れ輝く水面
青空に浮かぶ白い雲が湛えた水に形を残す
泉に湧き出る 清水 透明な感覚
無機的なプールの水
滴れの音に耳 清ます

ガッシャーン

ウエイターの手から
食器が笑い転げ 落ち
こなごなに 砕ける
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土蜘蛛

2008-01-24 10:17:15 | Weblog
幕末
鎖国の眠りは三百年


ガ・タ・リと音を立てて
仕掛け人形が宙を舞うと

あの錦絵に描かれた

土蜘蛛が江戸の巷を闇に乗じて跋扈していた

東京 東京と小さな声で囁いていた
時は濁流のごとく流れて
大きな戦争が二度あった
高度経済成長に沸きかえっていた
そんな日 日

土蜘蛛がその姿を消して一世紀半
幕末の爛れた武士階級を相手に土蜘蛛は戦いを挑んだのだ

土蜘蛛 その宿業を成就せよ
戦神 火星からの使者よ

退廃の極み
武士の間抜け面に捕りつけ
穴という穴 目 口 鼻から
人体に潜り込め
そして その精気を吸い取ってしまえ!
狂骨にしてしまえ!

江戸 東京 江戸 東京とつぶやく

東京に昨日 
土蜘蛛が蘇えって 白光に包まれて 金色に輝いていて
いたいけな少年が土蜘蛛と一体で
神々しくもあり普賢菩薩の生まれ変わりのようだ
土蜘蛛に胸まで埋まって

唱えつづける 南無妙法蓮華経

眷属の土蜘蛛を従えて
南西から帝都をめざす

霞ヶ関 虎ノ門
爛れた役人をなぎ倒す

キチガイ地獄はここいら辺りじゃ
因果応報 蒔いた種を刈る
ただそれだけ・・・

これは慈悲 
これは慈悲

奴らに己の宿業を成就させるための

土蜘蛛が蘇えった
この平成の御世に
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斜頚の日

2008-01-22 08:23:02 | Weblog
部屋に射し込む
だいだいの日

焼香にきっぱりと想い

立ち昇る
紫雲のたたえた水煙
空間にたなびいて

仄かな薫りに引き付けられた 
靄のごとき幽体 浮遊して

見事に手の様相して
キーボードを五月雨打ち

思わず
この太陽の厳格な法則を
この光線を
紫雲は照り返し せんとなって
龍神が静かに ゆらめくよう

この寂々と薫る
部屋のなかで
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意味の放火魔

2008-01-21 17:07:58 | Weblog
例えば『救国戦線』のゲリラが
霞ヶ関に自爆テロ仕掛けるとか

例えば銀座のホステスを
裸にして絞首刑にするとか

親殺し子殺しの
背中の皮をジャガイモの皮むき機で剥ぎ
天日干しして10年後に喰わすとか

自衛隊の銃の先から花が咲くとか

選挙の投票箱を収奪後 燃やすとか

銀行で「金を出せ」と言ってみるとか

天橋立でマスタベーションするとか
オッ オー

イケテル イケテルなどと
パソコンの前でツ・ブ・ヤ・クゥ~

およそ不条理な意味に放火しろ!
灰燼にしてしまえ
原子爆弾の閃光で人体が蒸発したように
不条理を砕滅してしまえ

霞ヶ関が蒸発し 消滅し 
蕩けた鉄骨
サルどもが消える
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かげ いつつ

2008-01-19 20:43:08 | Weblog
一体の まぎれもない人の体
アスファルトに冬の南中 
影 長く
四肢を伸ばせる 人体の影

いつつ

直立している
接地された足
影は添う その歩行に

しかし 影 いつつ

影から影へ
遠き印度の神々の姿 宿り

風が吹く気配に
踊る 踊る 影 影

インドラ アグニ ヴァーユ

歩くそばから 零れ落ちる 金粉
歩行が踊る
足首に銀の鈴 鳴る
シャン シャン シャン
踊る歩行 
風を巻き起こし

一体の神人に

かげ いつつ

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若き歌人に

2008-01-19 09:21:21 | Weblog
湿らせておくれ
軟らかくしておくれ

骨に響く 歌を聞かせて
骨に響き渡る 言葉を その発声で
骨にひび入る 言霊が咽喉から溢れて

潤った声帯は愛に震えながら
情感が喉から零れ落ちたら
その唇は思うまま 閉じ開く

湿らせておくれ
軟らかくしておくれ

骨を染めてくれ 言霊に痺れて 部屋
骨を薫らせて 新譜を手にする ときめいて
骨を砕いてくれ 唸りをあげる ストライト 白く

光 漏れくる 手骨はしなる
フレッド フレッドに指骨の華 咲き
スティール弦はチョーキングに むせぶ

骨を湿らせておくれ
俺を溶かしてくれ
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オマケ性事のみんちゅ党!!?・・

2008-01-16 17:34:17 | Weblog
政権取る為 マケとくヨ~ォ
ガソリン代 マケとくヨ!
1リットル25円!
コ コれは ス スゴ~イ
50リットル満タンで1250円だヨォ~ン

オサワの政権は随分安上がりだな・・・
国民を愚弄するのもいい加減にしろ

だいたいお前の面 見てると
ぬかみそが腐る・・・

いけ好かないヤロウだ!
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ガソリンおマケで政権だぁ~

2008-01-16 16:20:06 | Weblog
我らが みんちゅ党
ガソリン おまけで政権ダッシュ~
国民を愚弄したバカ!!バカ!“!バカ・ 
まともな政策無いの・・・
グリコのおまけ
みんちゅ党のおまけ
ハテル 果てちゃうヨ・・・
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普賢菩薩と桜

2008-01-15 17:07:41 | Weblog
竹 光る 竹林

奥深く 
開けた場所

みみを澄ますと 聴こえ始める
大白法の 南無妙法蓮華経

なな色の虹の天蓋に つつまれて

美少の少年 結跏趺坐し
お祈り 申し上げます

竹 光る 竹林

黄金の華光 やわらかに 発し
蝉の胸のように共鳴し 
ひたむきに せいじつに
金波の波動 波のように染み渡り
この竹林から こぼれ こぼれ 漏れ伝う


一尾のにょしょう土蜘蛛 呼ばわれた如く
暗く湿った巣穴より 這い出て
普賢菩薩の右腕に取り付く
愛寂 示すその姿に
気 乱るるも
親愛の情 湧いて
彼 にょしょう土蜘蛛の体に入る

暗く 取り留めのない 闇
重い 下に引き込む 力

普賢 空中浮揚し
大白法のマントラ 南無妙法蓮華経 唱えつつ

土蜘蛛の体 にょしょうの体 表出し
ミシンで縫うように
白光をその体に当てる

時は永遠 空間に

見る間に にょしよう へんげ
黄金に輝く 
正座の勢至菩薩へとメタモルフォーゼ
唱題 三昧に入られて

毛深き土蜘蛛
ぱっかと体割れ
遺骸 亡骸から
白靄立ち現れて
みるみる体 成す 
十体の神々 出体し
白線陰画の生命体
普賢菩薩に礼をする

一部始終を見ていた
このはなさくやひめ

菩薩と永久の愛を誓った
このはなさくやひめ

彼の結跏趺坐に自らの幽体を重ねあわす
古木の桜木 現れる

竹林の奥深く 開けた所
南無妙法蓮華経の黄金の波動

結跏趺坐する普賢菩薩
重なり合うこのはなさくやひめ
正座し三昧境の勢至菩薩

礼拝する神々

水鏡に空中浮揚して

その水辺に
古木の桜 咲く
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液状ネコ

2008-01-09 10:22:18 | Weblog
ポットの注ぎ口から
授乳温度の液体ネコを流出させて
膝の上に置く

ネコは不定形
とろーり とろーり
湯気を立てて 
うたた寝をしている

ネコの脳波はカップの上で波紋を立てて
きゅーうと伸びをして
かわゆいのこの形態

ネコと干渉した

しあわせのうははうちゅうにひろがって
きゅーうきゅーとうたたねをしてかわゆいから

心を締め付けて憧れを残すから

コーンスープにした液状ネコを
心ゆくまで飲み込んだ
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はるだから・・・サカル・・・

2008-01-08 21:20:57 | Weblog
今日は
春だった

心なしか 
ウキウキ すらすら
キーも軽く

マンションのお隣のねこサマ!も
にぃゃ~お にぃゃ~お と

きょうも きょうとて
春 爛漫
かわゆく みめよく
お盛んね!

今日は
骨の芯まで あたたかで

春だった・・・
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薔薇に鶯

2008-01-08 17:13:37 | Weblog
薔薇に鶯 このはなさくやひめ

ぽっぴアートの色合いが
なんだか てらてら 西方浄土
ふわっと浮遊 の フレンチボッサ

薔薇に鶯 このはなさくや
新春 色彩 ぽっぴが伝統
飾り羽子板 こってりと盛り上がり
晴れ着 眩しく宙をゆく
ガサ ガサ 歩く砂利道 参道

薔薇に鶯 かるた 飛び
古式ゆかしい 畳の上で
正座なんかを して みたり
晴れ着 すんなり 馬子にも衣装
ぽっぴな色彩いってるネ

サクサクアイスの冷たさは
さくさくこのはなさくやひめ

ひめひめひめ 内にひめたる
げぇ~んえいは

ばらにうぐいすこのはなさくやひめ ひめ
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