北方でいななく馬を駆って天
ペン強し思想弾道炸裂す
言語なり 光 爆すほど白くあり
せせらぎの水の楽曲護岸あり
存在の壺の深みに嵌まりしを
黒天使 雲の腰掛 影の顔
キリストや天地に祈り発光す
ビル煙る赤光のリズム黙りこくる
老松に翁腰掛け幹暮るる
梅の香の染み込んでくる我が肉体
一日は晴れ雨曇る改まる天
春に風秘かに拾う芽のカケラ
一ページまた一ページ読まれる書
魂に刻印の天はホロスコープ
星の波秘かに夏の風吹かす
時代過ぐ野蛮VS洗練ヒトの進化
道具にて進化誘発 魂よ乗れ!
春の弦弾く大地の開花する
震える芽一人秘かに本を読む
春が来て大地にブチ撒く白きもの
パタパタと羽根動く空想読書