ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

祖国の魔術 銃を握らす

2015-09-30 16:00:57 | Weblog
《EGO DANCE》
作詞 遠藤 遼一 作曲 森岡 賢 編曲 ソフトバレエ

終末に揺れる世界迎え
塞いだ口より街を行け
足速に鼓動滲ませて
太古の血より熱く燃え
使い古しの声にうなされ
祖国の魔術 銃を握らす
THE END OF CENTURY BOY

幻想に叫ぶ世界迎え
薔薇の花より赤く燃え
乱れる髪に野生を宿し
君の瞼に空が落ちてく

UNDER THE WEAPON
CENTURY BOY

乱れる明日に毒を宿して
君の瞼に空が崩れる
THE END OF CENTURY BOY

UNDER THE WEAPON
TARGET
UNDER THE NUCLEAR
CENTURY BOY IN NUCLEAR

THE END OF CENTURY BOY
THE END OF CENTURY BOY
THE END OF CENTURY BOY

*忘れもしない91年、ソ連邦解体の年。
リリースされたALBUM。その頃は、
シュタイナーのオカルティズムを習うべく
高橋巌先生の講義に参加していました。
先生!お元気ですか?懐かしい思い出の
日々でした。

雫が

2015-09-30 09:34:53 | Weblog
冬 NO.1

凍てつく
雨が
歩道を
濡らし

街路樹の
雫に
世界が
止まる

都市の
雑踏の中
綴られた
思ひ出たち

雫が落ちる
思いを
葬り去る
ために

*いかがお過ごしですか?
今日も全力で前進しましょう。
皆様の健康を祈って。

うた

2015-09-29 15:37:07 | Weblog
古橋信孝著『万葉集を読みなおす』より

うたはこのようにかならずある対象(特定で
なくともよい)に向けてうたわれるものだった。
そしてそのうたによって人々はある特殊な
世界に転移できた。これは、うたの〈共同性〉と
呼ぶことができる。

天安門 クレムリンで 「塩を蒔け」

2015-09-29 11:18:28 | Weblog
《SOW THE SALT》塩を蒔け
作詞・作曲Steve Jansen,Thomas Feiner
訳詞 喜多村 純

お前のリードに
ついて行かせてくれ

ついて行かせてくれ
塩を蒔かせてくれ

おまえのために
おまえのために
おまえのために 塩を蒔こう

庭じゅうを
掘り起こそう
おまえのために

海を連れてきて
みな
水浸しにしよう

おまえのために
おまえのために
おまえのために 地に塩しよう


*2007年、元JAPANのDavid Sylvianの実弟、
ドラマーのSteve JansenのソロALBUM
《Slope》から「塩を蒔け」とは邪を祓う、
そんな神技。作詞・作曲、ヴォカル。
兄に劣らず上手。この天才兄弟は…

野辺で

2015-09-28 10:37:31 | Weblog
春 NO.3

野辺の風は
もう
覚えては
いないのでしょう

芽生えの
喜びを
歌えなかった
草や花を

時が
風の中で
二つの悲しみを
忘れさせてくれる

でも
野辺の草や花は
落ちた涙で
もう育ち始めている