我
涙をたたえ
待ちぬ
その時
漆黒の闇を
変えてゆく
その時
夜明け
寒くはない? と
君に尋ねる
夏とはいえ
夜明け前だ
闇が長かった
夜が
駆逐され
新しい
世界が始まる その
夜明けだ
ほのかに明るい
兆しが
見えている 君の心に
世界が変わる
世界を変える
天と地の
動きが見える
夜明けだ
ああ 君よ
君らよ
ほのかな
暖かさ それを
思い出してくれないか
思い出して!
なにか
なんの拍子か
まるで
霊感のように
君らに訪れる
暖かさを 暖かさ?
それは稲妻
それは光
それは輝くオーラ
微笑みあう会話
友の心根
夜明けの
厳しくも
美しくもある
歴史の新たな黎明
今に
天と地がひっくり返る
見ているがいい
見ているが・・・
新しい朝
君との
短い会話
夜明けだよ
空が
希望に
燃えているわ
寒くはない?
うん またたく星が消えてゆく
星々の動く音
地球の疾走が聞こえる
歴史の中のある一日が始まる
空の色 朝焼けの色
私は生きている 生きて
しばし
星の刻む時の中で
戯れよう
地に触れると
大地の吐息が聞こえるわ
どんな風に?
やすらぎ
夢
ほうよう
そして
眠りのように
そう
生成流転をつづける
森羅万象・・・
人とて その掟から
逃げられるわけではない
あなたは 法則を見つける
人間行為として
歴史の中 細くつながる
糸を見つけ かき鳴らすだけ
だから 今 歴史の夜明けだ
あなたは 本を読み
自分自身を思い出す
人間と 成る為
法華経
法華経だよ
ひとびとに与える
ポテンシャルエネルギーが
他を圧倒する
宇宙経典だわ!
始原経典だわ!
うん
それが 我々に与えられた
それが 我々の手の中にある
未来経典?
そうあるべき
人類のため
与えられた
未来経典だ
この中には
未来人類のあるべき姿が
描かれている
ほら 空が・・・
こんなにも 明るくなった
何ものにも かえがたい
偉大な一日という 日が始まっている
長い旅・・・
時の旅行者
今日を そして今を
生き切ることだ
旅の掟・・・
そう・・・