ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

聖書が制ス

2011-01-28 11:34:10 | Weblog
神のいる風景いつも越えてきて心の核に聖句を一つ


ニーチェなど全て否定し去った後に来る心情は黒衣の天使


聖書置かれた場所はいつも神域でパワースポット地霊を制ス

十字架幻想

2011-01-26 07:57:58 | Weblog
    「しめ縄で括られた十字架」


北の海は叫ぶ
雪つぶては地を這って
海岸線に砂と雪で蛇体の不思議な模様を作る

灰の空から
風は叩きつけ
雪はゆさゆさと翻弄されて
地面にあてどなく積もる

近海でできた低気圧が通り過ぎ
海が凪ぐと
私は海岸へと降りてゆく

潮騒がひたと止まった空気を震わせて
北の海がそっとその扉を開ける

ごろごろと大きな石が浜の中ほどまで続く

その先の波打ち際に光の華が咲く
黒雲が湧き出ては消える方向に
太陽の光が集中して地面に降り来ている

そこもここも灰に塗り込められようとする色彩に
黄金の陽光が一直線に降りる


己の息さえ聞こえてきそうな凪の静寂
波の砕ける音が海霊を告知する
受胎が告知される

海が産む流木は嬰児
そら そこここに
産まれたての子が置かれているだろう
私たちに大事にしてくれと言っているだろう

凪の北の海は潮騒にまじって
流木の嬰児のうぶ声が聞こえる

一人 凪いだ海をゆっくり散歩する

海霊の羊水に浸りきって
成長し磨かれた胎児
流木とじっくり見つめ合う

秋祭りで町内に張られた蛇体の注連縄で
二体の流木を十字に括りつける

蛇体が十字架を形作る
注連縄が流木を繋ぎとめている

神棚へ十字架は奉納された


*キリスト教本地垂迹説

Naga蛇族

2011-01-20 15:40:17 | Weblog
東京の大淫婦裁かなければマグロの解体のように


黒塗り棺桶公用車に腐った骨の女乗せて乳クル狂イ


悪血の腫れ物爛れる下半身に塵芥の弔い骨の刺身拾うカスミガセキ


カスミガセキの公道が北朝の軍事パレードの会場になるラシイ


蛇族・蛇神は聖書のサタンか否か


インド引用するまでも無くNaga神は福与える善神ダ


在天と繋がり持ちつつ土着の神認メル


日本の娘は蛇族の末裔モノノケ近し良しとして

革命前夜

2011-01-20 07:56:41 | Weblog
確信犯が逃避癖つけてる ここに及んで恋歌歌うか


カスミガセキの墓場にギンザの女が線香を立てに来る


この青空に思い思いの未来図を描く構想力は汗


午後の10時に夜の門が開き眼を瞑ると炎の中の火の鳥


あらゆる天使は恐ろしい凍てついた街に怒りの歌が灯す拳骨

マリリン・マンソン大統領

2011-01-16 15:16:26 | Weblog
日本国マリリンマンソン大統領


ヒョットコお面の警視総監が銀座でちち揉む常態化


音楽家の歴史はそのまま英雄崇拝へ直行スル


おかめ婦警日本ソヴィエト国でヒョウショウジョウ


太陽の磁場で空間が歪んでいる様にまるで詩人は太陽だ


テーノー警察便所で監視カメラの低体温症


火星の人面石に念波集中シテ銀河に響かす地球の危機


リビドーや迷宮の街に紫色の砂糖菓子


高校教師と革命

2011-01-14 08:30:46 | Weblog
探究者よ何が自身にとってリアリティーがある事か追究スル事


神の創造の流出の如く我ら頭脳で肉体で汗かく


およそ「学」と名付けられるもの努力の中の楽しみ


高校教師の情熱もって文芸シテミヨ


この島で寝起きしてペンで描きだす蛇族の未来図


メーソンが襲い来るこの島で旧習の族 回心しかアルマイ


神社に蛇の鱗散乱し太陽光はもう知っている

メーソンぽい

2011-01-12 18:24:47 | Weblog
形あるもの皆崩れ去って行く卵が割れなければ永遠の微笑みは見られない


キリスト教原理主義者は世界の終わりを待ち続けているのだろうか


被造物の人間が毅然と神に口答えするサードミレニアム


創造された肉体を最高度に霊化する義務負う我ら

天国三題

2011-01-12 09:29:11 | Weblog
結露したガラス窓に朝日は当たり天使の歌は雫の中で震えている


天国はお気に入りの音楽 華やいで光波・音波の満ち満ちた杯


神の似姿の肉体は美しい創造 良い行為が天国の花弁を散らす