ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

乳灰(二酸化炭素)と常緑樹

2007-11-30 10:59:58 | Weblog
空からは
乳と灰が溢れて
現実味のある
灰色の雲は気だるく
生あくびを押し殺している

今 雨は
この地上に幕を掛けたように潤すだろう

乳と灰が溢れる地上は
液化燃料が燃えて
乳灰が鈍く 重く
河のように流れ
窪地に停滞するので
常緑樹は冬でも成長を続ける

樹木マシンの光合成で
オゾンは静かに生産され

動物から見ると
木々はまるで
電飾のクリスマスツリーのように
輝いて見えて

小鳥は小枝に止まる
さえずりのように
木々は輝いているから
冬の常緑樹にもたれかけた体は
精気を取り戻す

乳灰のゆっくり沈殿する窪地
木々は なお輝きを増し

灰色の空に
輝きの色彩を付け加える
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おーい 武器フェチ ジエー隊!!?・・

2007-11-29 19:29:36 | Weblog
お前ら 年間2兆円で武器買ってるの・・・
子供のおもちゃは使えるけど!
お前ら実戦も出来ねえくせして・・・
掃除する武器に2兆円!!
バッカだべぇ~
戦死してコイよ!!!! ?
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今、一つの詩は・・・

2007-11-29 16:38:11 | Weblog
雨を宿して
ポテンシャルある 静寂
また 再び 灰の日

風のない時に

覆いをかけた

雲は空に浮かんでいる
そして 液化燃料の燃えかすは
そっと 灰を地上に降らした

午後の喫煙喫茶は
なぜか寂しげに過ぎて
読み止しの本に
しおりをおいて閉じる

何もない 水平な
無為の時に
タバコに火が点けられると

その詩はやって来る
静かにもたれ 吸い込む
そんな 時 やって来る

心は怯えたように 震えて
ノートの余白に
ボールペンは走り
コップの水は息に揺れ
輝き

一つ 一つの単語は
結び合い語群は
魂の動きに従い
成立し

また 一つ 一つ
白いノートに色彩は溢れ
花が咲き

今 

詩は生まれた
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ガラスコップの水

2007-11-28 16:37:11 | Weblog
注ぎ込まれて
無味と無臭の飲み物
ガラスコップの水は

器 照明にはえて
注がれた 聖な液体 みず

私の息づかいを飲み込んで

円筒形を保って

今 筆の勢いはテーブルを揺らし
小刻みに揺れる 
たゆたいの水の表面域

煌びやかな 照明光
その水面に映える
戯れは揺らいで

レンズ状の形態の水
テーブルの色を飲み込んでいる

光を記憶に変えて

黄金色に輝き
宝石の煌き

水を飲もうか
この不定形のたゆたい
記憶の現在形
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鏡面のさざ波

2007-11-27 22:45:31 | Weblog
雲の影が
大地に映って

窪んだ土地に
雨は集まる

湖水は生成されて
鐘楼のような高い場所で

水面に雲は捕捉され
風が起きる

雲の鏡像は乱れる

人は湖畔を歩み
平らかな湖面



   (心像のさざ波)

雲の影は
大地に映る

雨は集まり
窪地を水平に保つ

大地は輝く 反射面
湖水を用意して

心像の湖面と
鏡面は人をして
その風景に取り込む



    (鏡面と心像)

空と山々は
鏡面と心像世界に
静かに姿を現す

反射している
光のつぶて
風に乱れる 景色

鏡は人の心を揺るがす

視野に心に
像を結ぶ 場所に

大地の湖水があって
静かに たゆたい
風に遊ぶ
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猫 愛でる姫

2007-11-27 10:35:30 | Weblog
ルビーの輝き 妖艶の肢体に
クリスタルの瞳
山猫の佇み
都市の野性に
ちらりと流す目 凍てついて

世界から山猫が消えて
この人界に生まれ変わり
猫の魂(たま)たむける
優美な肢体の娘たち

死した山猫 霊となり
美なる娘は憑代(よりしろ)の
猫 愛ずる 娘たち
娘 愛ずる 猫の霊


夜のドライブ もたれたシート
風になびく黒髪は
山猫の気配
都市の迷宮
難なく越えて 灯がみえる

世界から山猫が消えて
この人界に生まれ変わり
猫の魂(たま)たむける
優美な肢体の娘たち

死した山猫 霊となり
美なる娘は憑代(よりしろ)の
猫 愛ずる 娘たち
娘 愛ずる 猫の霊
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小沢 新グループ結成か?

2007-11-27 08:36:21 | Weblog
と いっても お笑いグループ^^
エンマー守屋とナマハゲ小沢の『ぶさいくーズ』

エンマー守屋  嘘つくでネエ!・・・
ナマハゲ小沢  悪りい 子はいねぇーか・・・
二人      チャン チャン・・??・
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東北アジアの声帯

2007-11-26 16:56:42 | Weblog
東洋の衣擦れの神秘
東北アジアの声
か細い娘たちの声帯が

鈍く くすみ 角の取れた 重い 
エイトビートに乗り始める

ひとたび 音楽チャンネルを無造作に回せば
ロックエイジ 二世代目 三世代目
才気あふれる アーティストたち
パワープレイの乱射ぎみ

歌っている 語っている 汗をかいている

メイルボーカルは
ひしゃげ 味のある
その人間性を垣間見せる

そして 声は 声が 解放系
東北アジアの声帯は
シャウトして 語る 『解キ放テ・・・!』

か細い妖精の娘の声帯は
果てしない闘争の人を慰め
ひとときの夢色の花を咲かせて


花は実  実は種
種は春に発芽し
濃厚な緑は蘇える
夏が再びやって来て

メイルボーカルの くすみ 矢
衣擦れの娘のか細い声帯

人を見せ
花を見せ

魂を楽しませ

子供達につなげよ・・・
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冬枯れて

2007-11-26 09:25:09 | Weblog
常緑樹と
冬枯れの木々は
まだらに生息していて

こんな小春日和には
液化燃料の燃えかすは
静かに窪みに沈殿するから

常緑樹が光と濃厚な二酸化炭素で
光合成の声無き法悦に浸っていて

冬枯れの枝は
骨の節々と神経ニューロンのあいの子で
コツコツと生き延びて
来るべき春のため
新陳代謝を落とし 冬眠している

潅木が生い茂る
まだらの庭で
木々は静かに営み
水平の地を蹴り固め 
垂直に天へ手を伸ばして

自らの重みを幹で支え
重力に逆らい

一つの世界を維持している

あっ!
冬枯れの枝 枝に
雀の群れが
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青銅の蛇

2007-11-25 10:33:12 | Weblog
青く煙る 夕暮れ
窓から 黄昏の気息 忍び寄り
一人 聖書よむ 我
ロザリオ握り締め ラテンの呪文など唱え
夕焼けの紅 粗末な卓にかかり 青く遠く 紅 近く
偉大な日没を見入る もう夕べの祈りの時間
闇が音もなく滑るようにやってきて
このあたりもどっぷり闇につかる
燭台に焔ともし 十字架の前に跪き

夕べの祈り始めり 祈り始めり

すると 疾風 読み止しの本のページをめくり
雷鳴とどろき 黒雲あらわれ 驟雨 木々を濡らす
さらにさらに雷鳴近づき 
空気を震わし 風 逆巻き落雷する

ひるまず祈り続ける 我
続けざまに落雷する 雨脚ますます強く
窓際の床が濡れ始める
祈りの背後から気配がしている
その場の空間が気で歪み始めている
不協和音の連続のような感覚
異空間を通過しているような
切迫感をともなった 荘厳な重々しさがやって来た
 
祈りを中断 背後の窓を閉めようと振り向くと
窓から 立ち木伝いに 
青銅の色した身の丈ほどの蛇
激しく雨に打たれ 
そのなめし皮の鈍い光の肌 ますます光り
体半分 部屋に入っている
稲光がその体の影を大きく映し出す
ゆっくりゆっくり空間を歪め
まるで王のような優雅な面持ちで
体はもう部屋に入りきった
ドサッ 
窓枠から彼が床に落ちた音がする

青く鈍く稲光を照り返す 青銅の蛇
思惑ありげに その赤き舌 伸ばし
何かの 間合いを 計るごとく
音もなく ゆっくり ゆっくり 
その体よじらせ蛇行しながら 前へ進む
規則正しい宇宙のリズムをその身に宿す
その知恵で星と星の出会いの手助けし
ヘルメスの杖に巻きつく二匹の蛇は二重螺旋
明と暗 昼と夜とを統合する象徴の図柄で表され
自らの尾を噛むウロボスは永劫回帰表している
第三の眼に関わるクンダリニーは尾てい骨にとぐろを巻く

あらゆる良き知らせ青銅の蛇は
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ガラスの輝きの夜

2007-11-23 22:07:20 | Weblog
茫漠と空
暗闇 満ちて

ガラス片を散らした 星々
月明かり 銀の細い線
その腕を伸ばし

木々の枝
関節は節くれだち
月から伸びた銀線
冬枯れの枝に接点を求めて
その成長に揺れている

暗闇を踊る光波
うねりは 厳しく空を律動し
凍りついた メロディ
深深とふけてゆく
暗闇が深い 夜の底

月光は深い闇で
輝きを増して
銀盤の鏡の冷たさを きわ出させて
闇は光の母のよう

立ち木の影
夢の匂い
そっと外を見つめ続ける

なにもかも
ガラスの破片の輝きの夜
月光を見つめ
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空気呼吸省 通達・・!・???

2007-11-22 16:59:56 | Weblog
わが国の経済水域および本土の
空気は国家管理化にある。
であるからしてェ~
税調の答申どうり、あらたに『空気呼吸税』を
新設する。広く薄くという政府の方針どうり
酸素換算3パーセントとする。・・・
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国家資格『呼吸コーディネーター』

2007-11-21 17:47:43 | Weblog
我が日本国はなんでも『資格』であるからして
『呼吸』はりっぱな国家資格として認定する。
なお資格をとらずに『呼吸』した場合。
50万以下の罰金か三年以下の懲役とする。   
                            以上
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接木された若木

2007-11-21 16:40:29 | Weblog
蜜蜜しい 月の光に
浮かび上がってくる
接木された果樹

いまだ 若々しく 細い幹
その端端がしなり
たわわに実る 赤

林檎の熟れた香りが
そっと 夢に漂い

若木ばかりの果樹園

夢幻のほのめき立っている 場所に
密かに 佇み
夢 そして 淡いうつつ

林檎の実が実っている
まるで この文明の所産のよう

人生に四季がある
芽生え 花 果実 落ち葉

林檎は実る
結果が結ばれて

文明の爛熟       若々しい
熟れた果実       接木の果樹園

若木ばかりの 初々しい勢い
人は影響されて

爛熟の果実の原因
若々しい接木の果樹

木々は民衆
果実は所産

蜜蜜しい香りの熟れた果実は
若々しい民衆の若木が宿した

文明の華々しい 風景は
この黒く透明な
初々しい若木の結果
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ソウシキ仏教をブッ飛ばせ!!!

2007-11-21 16:12:01 | Weblog
こちらは 元禄三年 創業の
元祖カイミョウ売り
カイミョウ屋 七衛門 金太郎でございます・・・
居士ならぽっきり五千円 大師は一万円
日ごろのご愛顧有難うございます^^

なお カイミョウ行為は
国家資格 『カイミョウ コーディネター』となります。

カイミョウ コディネターの受験講座も開設中!!!
今がチャンス!!!

カイミョウ行為は カイミョウ屋七衛門!
よろしくお願いします。
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