KOSHIKAWA Junko, 1st place of 2017 Japan Open. (Bodyfitness)
ボディフィットネスの優勝は、エントリー番号17番の越川順子選手(埼玉)でした。
2016年のジャパンオープンでは2位だった越川選手が、終わってみれば順当に優勝してジャパンオープンを「卒業」していきました。
思えば2016年は、このジャパンオープン以外にも東京ボディフィットネス160cm以下級優勝・関東ボディフィットネス優勝・オールジャパン163cm以下級4位と好調でした。
また日本・グアム親善大会にも参加して、ボディフィットネスのショートクラス及びオーバーオールで優勝しています。
個人的には、2016年のオールジャパンで優勝するのではないかなと思っていましたが・・・
しかし越川選手は、この2017年に私の期待以上の活躍を見せてくれました。
そのひとつがこのジャパンオープン優勝ですが、この後もうひとつ大きいことをやってくれたのです。
その模様は、近いうちにご紹介できるでしょう。
以上が、ボディフィットネスの決勝の模様でした。
次回からは、女子フィジーク決勝の模様をお送りいたしますが、まずは選手全員でのプログラムからご紹介する所存です。
AKIYAMA Chikako, 2nd place of 2017 Japan Open. (Bodyfitness)
そして2位は、エントリー番号6番の秋山千香子選手(東京)でした。
身長わずか145cmですが、見事に鍛え上げられた体でここまで上位で入賞した「小さな巨人」です。
かつてはボディビルの選手で、2012年には日本クラス別で46kg以下級で優勝し、日本選手権でも12位ながら入賞するほどの選手でした。
2014年からはボディフィットネスに参戦して、2016年にはジャパンオープンでは3位・オールジャパン158cm以下級3位と好成績を挙げ続けていました。
そして2017年に入って、東京ボディフィットネスでついに158cm以下級で優勝したのです。
さらに、SPORTEC CUP 2017では先ほどご紹介した清水選手の上をゆく3位に入賞しています。
このジャパンオープンでも、前年よりもひとつ順位を上げていよいよ今年は優勝を狙える位置にきたようです。
2017年における秋山選手の快進撃は、翌週のオールジャパンに続きました。
それでは、優勝選手をご紹介いたしましょう。
SHIMIZU Eriko, 3rd place of 2017 Japan Open. (Bodyfitness)
さらに3位は、エントリー番号15番の清水恵理子選手(東京)でした。
フィジークの名選手としても知られる清水選手ですが、2016年からボディフィットネスにも並行して参戦するようになりました。
2016年のジャパンオープンがその初戦でしたが、そのときは5位に入賞しています。
そして関東ボディフィットネスでは2位、さらにオールジャパンでは50歳以上級で2位と活躍しています。
その一方で、フィジークの方では上位入賞を続けていた日本選手権で8位と、成績を落としたりしています。
それでも2017年も、フィジークとボディフィットネス両方に参戦したのでした。
初戦はボディフィットネスで、7月のSPORTEC CUP 2017で4位に入賞しています。
その次はフィジークの日本クラス別選手権で、163cm以下級で澤田めぐみ選手に次ぐ2位でした。
今回も2016年より好成績を挙げて、両立のメドが立ったのかもしれませんね。
しかしこの後清水選手は、翌週のオールジャパンには参戦することなくフィジークの日本選手権一本に絞ったのでした。
OTA Mikiko, 4th place of 2017 Japan Open. (Bodyfitness)
次に4位は、エントリー番号11番の太田美貴子選手(京都)でした。
太田選手も、かつてはミス21健康美で活躍していた選手で、2013年に163cm以下級及びオーバーオールで優勝して、ティアラを獲得しています。
ボディフィットネスでも、関西ボディフィットネスでは163cm以下級及びオーバーオールで優勝して、オールジャパンでも163cm以下級の4位と活躍しました。
その後も、オールジャパンでは毎年163cm以下級で入賞しています。
ジャパンオープンに関しては、2015年に5位で2016年は6位でしたから、今回自己新記録を更新したことになります。
この後さらに、翌週のオールジャパンはもちろん11月の日本・グアム親善大会に参戦して、大いに活躍することになったのでした。
今年は、2016年の関西選手権から手がけたフィジークのフリーポーズも、ぜひ見てみたいですね。
YAMADA Asami, 5th place of 2017 Japan Open. (Bodyfitness)
続いて5位は、エントリー番号8番の山田朝美選手(静岡)でした。
山田選手といえば、2015年のミス21健康美での158cm以下級及びオーバーオールで優勝が印象的ですね。
また2015年には、ボディフィットネスでもジャパンオープンで4位に入賞、さらにオールジャパンでも158cm以下級で同じく4位に入賞しています。
一方で、2016年は大会には出場していませんでした。
大会会場のロビーとかでは、何度かお会いしましたが・・・
しかし2017年に再度大会参戦を始めて、このジャパンオープンに臨みました。
結果的に2015年よりもひとつ順位を落とす形にはなりましたが、それが力を落としたわけではないことを、翌週のオールジャパンで知ることになりました。
KITANO Akemi, 6th place of 2017 Japan Open. (Bodyfitness)
こんばんは。
とうとう、平昌オリンピックも終わってしまいましたね。
気を引き締め直して、2017ジャパンオープンのご報告を続けましょう。
今日は、ボディフィットネスのベスト6の選手を、決勝での「Lウォーキング」の写真によってカウントダウン式にご紹介いたします。
さっそく6位ですが、エントリー番号25番の北野明美選手(石川)でした。
身長168cmで、ボディフィットネス出場選手の中でも最も背が高い選手でした。
2013年のオールジャパンミスボディフィットネス選手権で、163cm超級4位に入賞して以来、大会で見るのは実に4年ぶりのことになります(爆)。
ただし、2016年9月に石川県金沢市で日本マスターズ選手権が行われたときに、表彰式のお手伝いをしているところを拝見しています(笑)。
しかし、その4年の間にしっかり体の方も磨きをかけていたのですね。
そしてその活躍は、翌週のオールジャパンミスボディフィットネス選手権でも見ることができました。
KIDO "Miyabi" Masayo, 7th place of 2017 Japan Open. (Bodyfitness)
今日最後にご紹介するのは7位ですが、エントリー番号23番の城戸雅代選手(大阪)でした。
昨年とは髪型を変えてイメージチェンジしていますが、ステージ登場時にグッと腰を落としてポーズを決めるのは、城戸選手ならではですね。
また、昨年より若干細くなったかなという感じがしましたが、その分体は絞られていたようですね。
それがよかったのでしょう、2016年の12位から大きく順位を上げることができました。
さらにこの後、オールジャパンでも城戸選手は大いに活躍することになったのです。
それでは、ベスト6はまた次回のお楽しみとさせていただきましょう。
MIDA Michiru, 9th place of 2017 Japan Open. (Bodyfitness)
さらに9位は、エントリー番号14番の弥陀ミチル選手でした。
今回選手名簿上に所属連盟の記載がなく、個人参加とのことでした。
2016年の東日本選手権では、160cm超級及びオーバーオールで優勝。
2017年に入っても、東京ボディフィットネスで158cm超級で優勝したのに続いて、関東選手権でも見事に優勝するという快進撃ぶりでした。
そういう意味では、このジャパンオープンでも上位入賞を期待していたところだっただけに、9位というのは意外でしたね。
確かに上位の選手は、さらにすごい皆さんであったこともまた確かですが・・・
YANO Kazumi, 10th place of 2017 Japan Open. (Bodyfitness)
次に10位は、エントリー番号9番の矢野かずみ選手(東京)でした。
矢野選手といえば、なんといっても2016年のミス21健康美オーバーオール優勝が印象に残っていますが、同年にはボディフィットネスでも東日本選手権160cm以下級で優勝しています。
またオールジャパンミスボディフィットネス選手権でも、158cm以下級で3位に入賞しています。
2017年に入っても、東京ボディフィットネスでは158cm以下級で3位に入賞、またSPORTEC CUP 2017でボディフィットネスの6位に入賞したのに続いて、関東選手権のボディフィットネスではクラス分けのない中で2位にまでなっています。
そういう意味では、今回の入賞はむしろ当然でもっと上位に入賞していても、おかしくはなかったかもしれませんね。
今回も、例によって笑顔いっぱいでした(笑)。
YAMAMOTO Eri, 11th place of 2017 Japan Open. (Bodyfitness)
続いて11位は、エントリー番号13番の山本恵理選手(滋賀)でした。
2016年のオールジャパンミスボディフィットネス選手権で初めて見た選手ですが、そのときは163cm以下級に出場していましたが惜しくも決勝には進めませんでした。
今回は、それ以来に見ることになりましたが、クラス分けのないジャパンオープンで19人も出場した中で、見事決勝に進出できたのですから、この1年の進境が著しかったということでしょうか。
ちなみに、ビキニは同じものを着用していたようです(爆)。
INABA Kiyomi, 12th place of 2017 Japan Open. (Bodyfitness)
こんばんは。
それでは、今日から2日間にかけて2017ジャパンオープン・ボディフィットネスの決勝進出選手の「Lウォーキング」を、カウントダウン式にご紹介いたしましょう。
さっそく12位からですが、エントリー番号20番の稲葉清美選手(東京)でした。
2005年のミス21健康美以来息の長い活躍を続けている選手ですが、2017年に入って東京ボディフィットネスで158cm超級で3位に入賞したことに続いて、今回ジャパンオープン初入賞という好成績を挙げました。
東京の選手だけに見る機会が多い割には、これまで目立った活躍がなかったのですが(苦笑)、ここにきてようやく長年の積み重ねが報われてきたようですね。
なかなか結果が出なくても、屈せず努力を続けていけばいつかはその成果が花開くときが、やってくるものなのですね。
まさに、「継続こそ力なり」ということでしょう。