9月16日
情報誌「ポス」にとても素敵に掲載していただきました。
「どうぞ、どうぞ〜!!いらっしゃい!!」
とっても素敵な笑顔で迎えてくれたのは
20年ほど前に、17代続く『くわの農園』に、
お嫁さんとしてやってきた桒野由美さん。
『くわの農園』は、 お米やキャベツ、
いちごなどの専業農家として、
広大な土地で農業を営んでいるのですが、
なんと、そのほとんどが、
企業や個人のお客さんとの直接取引!
由美さんが10年以上前から毎日欠かさず
行ってきたホームページでの農薬名の開示や、
作物の成長記録の日記をみて、
その真っ直ぐで、正直な由美さんの人柄に、
今では多くの由美さんファンが
お客さんとなってくわの農園を応援しています。
「こどものように、大切に育てたからこそ、
規格外という考え方もなかったし、
想いを知って欲しくて自分で
ホームページを作ったんです。」
今では、ホームページにも記載がある『体験農園』の
もともとの始まりも、とっても由美さんらしいエピソード。
「自分の子どもがまだ幼稚園の時に、
近所の子ども達にも、椎茸の駒打ちするよ、
さつまいも植えるよと声をかけてたんよね。
そしたら、意外と家が農家の子どもたちも、
農業を手伝うのは初めてって感じだったから
それがおもしろかったみたいで、
幼稚園からうちにそのままざざざ〜っと(笑)
その時に喜んでる顔をみるのが嬉しくって、
だんだん、いろんな人に手伝ってもらうように
なって…っていう感じで始まったんです。」
今もそのスタンスは変わらず、
買いに来てくれた、お客さんにも、
「今、キャベツ畑にしかないけん、
ちょっと収穫していく?」と、
気軽に農業を知ってもらう試みを
行っています。
また、由美さんのすごいところは、
それだけに留まらず、
農家のこどもたちでも
農業に触れたことがない事実を知って、
小学校に「農業を伝える」授業を提案。
旦那さまと協力し、ハウスのイチゴと
自分の育てたイチゴの味の違いを教えたり、
お米の成長を定点観測撮影し、
それを動画にしたものが、
小学校で採用されたりと、
育てて食べるという食の大切さを
様々な方法でこどもたちに教えています。
由美さんが作った10分ほどの動画を
見せていただきましたが、本当に面白い!
普段は見たことのない、
お米の成長をみていると、
お米がとっても可愛く大切に思えました。
「新しく農業をしたいという方の
受け入れもしていますが、
続いている人がほとんどいないのが現実。
天候に左右されたり、地味な作業だったり、
理想と違うと諦める方も多いです。
例えば農薬についても、理想は私ももちろん無農薬。
けれど、病気から守る最低限の農薬は使わないと、
無農薬の農業では暮らしていけないのが現実。
でも自信を持って安全な農薬だと言えるからこそ
毎日農薬名をホームページで開示しています。
わたしたちの気持ちをしっかり伝えたい。」
由美さん考案でつくられた米粉「ふくつっ粉」は
福津市の学校給食にも採用され、
小麦粉と混ぜて、ちぢみやナン、
クリームシチューなど、いろいろなお料理に
使われているそう!
「これ、持って帰って〜!」
いいんですか!
わぁ!!ありがとうございます!
いつまでも主婦目線、消費者目線で、
広報部長をやっていこうと思ってます(笑)
生産にも関わってるから自信を持って営業できる。
フットワークは軽いよ〜!
博多に行ったら、お酒飲めんけど、
お店巡りで帰るのはいつも夜中になってしまう(笑)」
とってもパワフルで、行動力のある由美さんに
隊員もすっかり、ファンの一員!
また、「こんにちわ〜」って
会いに行ってお米や野菜を買いたくなりました。
自分やこども、大切な人の体をつくる
大切な「食べもの」だからこそ、
つくる人に惚れて、その人が作っているから、
そこで買いたいと思う気持ちが
とってもよくわかりました!
由美さん、本当にありがとうございました!
●くわの農園
090-9471-3263
福津市本木1074
全国発送可