昨夜、イオン宮崎の未来屋書店に行く機会があった。
そこでこの本「誰も言わなかったシンプルゴルフのすすめ」を買った。
「アマチュアの立場に立って考えた一番上達が早い教えた方」という副題がついている。
中井学と言えばヒップターンだが、ここで力説しているのはヒップターンではない。
フェイスターンだ。
ざっと目次を拾ってみる。
・スイングの大原則は「アームローテーション」ただ一つ
・アームローテーションがわかればヒップターンがやさしくなります
・ヘッドターンが理想的なインパクトをつくる
・フェースがスクウェアーに戻るのはヘッドターンの結果
そして、シンプルスイングが早く身につくドリルとして腕のローテーションとヘッドターンを紹介している。
ちなみに、フェイスターンは横ふりと相性がいいらしい。
おわりに中井学が書いている。
長くなるが紹介する。
「私はこれまで『腕や手をつかさない、ヒップターンでクラブを振る』という考えでレッスンしてきました。
ヒップターン論者であるはずなのに、本書を読んで『これは手打ちじゃないの!? 中井の言っていることは矛盾している』と思われるかもしれません。
ヒップターンは腕や手をちゃんと使えている人たちが前提だったので難しかったのだと反省しきりです。
本書は腕や手をうまく使えず、ヘッドターンができていない人たちを『置き去り』にしてしまったことへの贖罪でもあるのです。」
これを読んで、(おお、自分の、この2年間の試行錯誤がここに書いてある!)と思った。
「腕や手をうまく使えず、ヘッドターンができていない人たち」の一人だったのだ。
そして、「置き去り」にされた一人なのだ。
もしかしたら、ヒップターンの犠牲者なのかもしれない。
しかし、この2年間を返せ! とは言わない。
ヒップターンは大切だからだ。
遠回りしたけれど、ヒップターンとフェースターン、そして横ふりという自分スタイルにたどり着けたからだ。
中井学の20年間に比べれば、2年間は短い時間だ。
・スイングも分かった!
・アプローチも分かった!
・パットも分かった!
自分スタイルはまだ完成していない。
しかし、次のラウンドが楽しみだ。
早くゴルフを楽しむ境地に行きたい。