佐賀から移住してきた人が言っていた。
「宮崎は池が多い」と。
言われてみれば、ホウボウに池がある。
中にいると、気づかないこともあるものだなと思ったものだ。
最近、どこそこで池を埋め立てている。
目立って多いような気がする。
高台の大きな池が干され、そこに大量の土が盛られて平地になっていく。
でき上がってしまえば、昔、そこが大きな池だったということは新しく来た人には分からないだろう。
池だけではない。
昔、田んぼだった、高台と高台の間の窪地にダンプが盛んに土を運んでいる。
もっとも昔から池の埋め立ては行われている。
市内の学校や公共施設が埋め立ての跡地に建てられているというのは知る人ぞ知る話だ。
地盤はダイジョウブだろうか?
素人でも心配してしまう。
池を埋め立てた跡地に家を建てた人の話を聞いたことがある。
「湿気がすごい!」と。
もとは池だから、雨が降れば、地下深いところには水が溜まっているのではないか?
と、その人は言っていた。
子どもの頃の体験から土地の低いところには家を建てまい! と決めていた頃だったから、埋立地はイヤだなと思った。
もともと子どもの頃からジメジメしたものがキライだ。
埋立地はもともと水が溜まりやすかったところだ。
そんなところを埋めたてて、ダイジョウブなのだろうか?
他人事だが、チョッピリ心配している。