10月に入ってから立て続けに「アハ体験!」に遭遇した。
退職ゴルフ7年間で初体験の「ああ、そうだったのか!」というオドロキが続いている。
A:体全体でスイングする
B:「引く」動きをしない
Aに関して言うと、長い間、右肩や右胸だけを回転して、腰から下はできるだけガマンするスイングをやっていた。
そして、Bにあるように、右肩や左肩を後ろに引く動きを続けていた。
さらに、体全体でスイングを始めてからも、右腰を後ろに引く動きをしていた。
で、どうなったかと言うと、ドライバーのOBが突発的に起きたり、アイアンが左右にブレたりした・・・
これは完全に事故物件だ・・・
肩や胸だけをひねらない!
体を後ろに引かない!
股関節を使って、右、左に回転する!
引く動きをすると、クラブの重心が体の後ろに行き過ぎる。
それを前に戻すためには、頭を左に引っ張る必要がある。
ビハインドザボールの原則が崩れ、上体が左に突っ込んだスイングになり、怒スライスか怒フックが出る。
ああ、なるほど!!!
クラブが後ろに回っても、体幹がしっかりしていれば、前に振り戻すことができるだろう。
しかし、これからますます体力の落ちるシニアにとっては、ムリな話だ。
そもそも背筋タイプには腹筋を使う意識がない。
上に上がったヘッドを下に落とすような、体の前でクラブをさばくスイングの方が体にやさしい。
おっこらしょっと、力や体でクラブを元に振り戻すのはもうできない。
股関節を右に切り上げ、左に切り上げる!
クラブを体の前でさばく!
後ろに引く動きはことごとく排除する!