人間の鎖

　米海兵隊普天間基地撤去と県内移設反対を求める「包囲大行動（人間の鎖）」が１６日おこなわれ、１７，０００人が手と手をつなぎ、基地周囲約１３㎞を包囲したと「しんぶん赤旗」が報じていました。
　この包囲行動は今回で５回目ですが伊波洋一宜野湾市長をはじめ、県内７市町村長が共同代表となり参加したのは初めてだそうです。
　「再び辺野古なんて絶対ゆるせん」「鳩山首相は公約を守れ」「基地のない沖縄へ対米交渉を！」などのプラカードやシュプレイコールをおこなったそうです。
　私も一緒に叫びたいです「沖縄を返せ！米軍は日本から出ていけ！」と。

５月までが

　普天間基地移設問題の決着が結局５月から以降に延びそうです。米軍基地の移設先を沖縄県外に捜そうというのが鼻から間違えているのです。
　どう見てもアメリカさんにお引き取り願うほか方法はないのです。徳之島も、沖縄も何処でも反対でしょうに。
　でも、訓練ならばＯＫ。やっぱり関西でしょう、と言いだした人が居ました。この人地元の意見も聞かないで、地元の人たちがＮｏの大声を出したらどうするのでしょうか。橋の下にでも逃げ込むのでしょうかねー。
訳の解らない、本筋もわからない人も居るんですね、この日本には。よわったものです。　

お茶を濁さず、元気を出して。

鳩山総理大臣は、「水面下で話し合ってる」「今発表する段階ではない」「（何処に移転するか）決まっていない」などなどと言って今を言い逃れしているが、アメリカさんも良くて、日本人も良くて、なんにも問題ないなんて所は何処にもありりゃしません。
結局の所、普天間から１，５００人の兵士を徳之島に移してお茶を濁すつもりですか。
　今総理として出来ることは「日本の安全は自分たちの手で守ります。長い間ご苦労様でした。以後お引き取りください」と伝えること意外なないんじゃないですか。
　その決断をオバマさんも待っているのでは、日本に置かれている米軍基地の問題は充分知り尽くしているのでしょうから。何もビクビクする事はありません。元気を出してください。

廃棄通告を待ってるかも

鳩山首相様、日本全国どこにもこころよく米軍基地を受け入れる所などはありません。
　有るとすれば、首相の心の中にある安保条約頼みの心の中だけしかありません。
　世界中が核戦争を止めようと核兵器の廃棄を始めるというこの時期に、東南アジアでも、中南米でもユーロ諸国でも、「紛争は話し合いで」と言う平和友好条約の締結が始まっているのです。
　その時に、「抑止論」を両手に米軍の力にしがみついていては、世界から孤立するばかりですよ。
　オバマ大統領が基地移設問題で「反対運動が起きないように」と言っているのは、日本中何処でも反対運動は起きるだろう、それならいっそのこと安保条約を廃棄して欲しいと思っているのではないでしょうか。

眉に唾付けて考えてみよう

　岡田外相は参議院外交防衛委員会での沖縄普天間基地移設問題で、米軍の移設後も有事の際には同基地を使用する可能性があると答弁したそうです。また鳩山首相も「有事と言うことが起きた時に普天間がなくてすむのか議論している」と答弁しています。
　この答弁をよく考えてみると、「普天間基地の機能は移設しないし、有事が起きたら何時でも米軍が使えるように整備しておく」というように聞こえますが。
　これじゃ、移設にはならないんじゃないですか、むしろ普天間基地の機能をそのまま残して、他の場所に新しい基地を作って機能を強化するという事なのでしょうね。
　こんな沖縄県民を愚弄し、国民をバカにした考え方は止めてもらいたいものです。
　総理！、外相！あなた方は何故、「安保条約はもう要りません。ご苦労様でした。」と言えないのですか。

再び突き倒すのか。

元もと自民党の幹部だった人たちが、「たちあがれ日本」という政党を使ったとのことですが、この人達の政策を見てみると「消費税の引き上げ」「日米安保条約」を再評価しています。
　その上で、逃げ出してきた自民党に「是非ともしっかりしてもらわなければならない」と言ってるそうですが、じゃ、なんで離党までして国民が立ち上がれないようにした自民党にエールを送るのでしょうか？　
　政策も同じ運動方向も同じ自民党に留まらなかった理由はなんなんでしょう。
　国民不在もいいところです。これじゃ、立ち上がろうとしている国民の再度立ち上がれないように突き倒すのと同じです。
　なんとか国民の目・耳を眩ませようとしているだけじゃないですか。そんな手には乗りません、「まず、何考えているだか？」。

オウムになったのか・岡田さん

コンウェイ米海兵隊司令官が米軍普天間基地移設問題が決着しなかった場合の対応に関して「当然現状のままだ。（現在の飛行場を拠点に）作戦を行い、部隊を展開させ、地域の安全を保障していく」と１７日に連邦議会内で記者団に語ったとのことです。
　また、海兵隊は今後１０年ではなく５０年にわたりアジア太平洋地域の安全を維持出来る機能が必要だとも強調したそうです。
　何か、岡田外相が「安保条約は１０年、５０年と深化させながら続ける必要がある」なんて発言してましたが、まさか？と思いますが軌を一にしているようですね。
　これじゃ、沖縄県民はたまったもんじゃありません。一刻も早く安保条約を廃棄して、米軍は沖縄から、日本から出ていって貰いましょう。

何処が違うの？

　小沢一郎さん、石川さん、それに鳩山首相の参考人、証人喚問などに与党が応じないことに対して、自民党は「予算委員会のボイコット」をいい始めました。
　が、これって、政権交代前の国会と同じじゃないですか。ただ、自民と民主が入れ替わっただけのことで、言ってることも対応してることもまるで同じです。
　これを称して、オウム返し国会とでも言うのでしょうか。なんと情けないことでしょう。
　それにもう一つ、「私の不徳といたすところで迷惑をかけた・・・」とと言いながら「国政選挙と地方選挙では有権者に意識が基本的に違う」と言いました。何処がどう違うのでしょうか？以前の自民党もそう言ってましたが。

機密費

　外務省が外交機密費の一部を首相官邸に上納し、外交関連経費に充てていたそうです。
　以前からも外交特権で大使館で高額の絵画を購入していたとか取りざたされていました。
　又、政権交代時にも２億円だったかが何処かへ使われていて問題になった官房報償費（機密費）など、こんな秘密の予算は私たち国民には必要有りません。
　財源がない、財源がないと言いつつ、何に使ったのかも解らず、国民にも報告せずのこういう機密費こそ、仕分けの対象です。
　新予算では１００％カッとしてもらいたいものです。
　ま、それにしても与党が野党の名前を変えたようないまの政治を中身から変えていかなければと思います。

訳の分からないお金

　「しんぶん赤旗」の「潮流」覧で一億円の高さ、重さを知りました。　それによると、一万円札が１万枚、約１０㎏お米の１０㌔袋と同じくらいの重さ、簡単に持ち上げることの出来ない重さだそうです。　
　次は高さ、５億６千万円を一万円札で積み重ねると、５．６ｍになるそうです。１７０センチの大人の約３．３倍だそうです。
　このお金、タンスにしまって置いたそうです、よっぽど大きく丈夫なタンスだったんでしょう。私に１００万円の札束があってタンスにしまって置いたら、一分だって家を空けられません、心配で。
　ちなみに、お師匠さんだった金丸信元副総理は、金塊で持っていたそうです。
　それに、お母さんからのお小遣い、毎月１，５００万円。私も貰ってみたい一ヶ月分だけでも。　

安保は要らない！今すぐＮｏを！

　今は、小沢幹事長のお金の問題で普天間基地移転問題は何処かに消えてしまいました。どうやら、５月過ぎても決まりそうもありませんね。
　そこで、安保条約第１０条　「効力終了」を使って、「アメリカさん、さようなら」を。
　安保条約第１０条は「条約が１０年間効力を存続した」７０年６月以後は、一方の国が「条約を終了させる意思を通告」しさえすれば、通告から１年後に廃棄出来ると定めています。
　このことによって、沖縄はもちろん横須賀もすべて米軍に出ていって貰えるのです。
　国民の米軍Ｎｏ，の声を大きくして政府に通告させるのが一番確実な道だと思います。

ハイチへ

　カリブ海に浮かぶ「アフリカ以上にアフリカ的」と言われ、人口約８００万人の９０％以上がアフリカ系の人で黒人文化を持つハイチで１２日大地震が起き、想像を絶する被害となっています。
　ハイチ共和国は、１８０４年にフランスから独立しますがアメリカの軍事占領と独裁政治で中南米では最貧国と言われています。
　港には、救援物資を載せた船が到着していますが道路が壊れ輸送が難しいときています。
　距離的には、日本とは地球の裏側になるような位置で遠い国ですが放っておくわけにはいきません。親兄弟を亡くしたり、自分自身もケガなどして精神的にも肉体的にも大きなショックを受けている子ども達が一日も早く立ち直れるように、ハイチの子ども達のために支援しましょう。
　支援金送り先　
　日本ユニセフ協会　郵便振替　００１９０－５－３１０００　　口座名　財団法人日本ユニセフ協会　＊通信欄に「ハイチ」とお書きください。

原子力艦寄港日数

　今、普天間基地移転が大問題のなっていますがそれらの報道の陰で、０９年に米軍横須賀基地に原子力潜水艦が延べで３２４日も寄港していることが解りました。（しんぶん赤旗１２日付け）
　この日数は、前年の３倍だと言うことです。横須賀市基地対策課では「横須賀配備の空母が０８年９月に通常艦キティーホークから原子力空母ジョージ・ワシントン（ＧＷ）に交代したことで、原子力艦の寄港日数が増加している」と話しているそうです。
　ＧＷは、０８年１１月から６ヶ月間原子炉プラントを含む整備で大量の放射性廃棄物を搬出するなどしている外にも、短期整備を２回、現在年次整備をしているそうです。
　原子力潜水艦の寄港地ですが沖縄・ホワイトビーチ３２回、横須賀１７回、佐世保など１０回となっているそうです。
　このままで行ったら、陸も、空も、海も日本中が米軍基地になりそうです。安保条約の「深化」ではなく、「廃棄」しなければと思います。

政党助成金

　事業仕分けで仕分けの材料にも問題にもならなかった事業があります。　一つは皇室費です、例えば、お召し列車ですが数十年に一家か在位中に一度も使われない列車、いまも何処かに保管されているのでしょう。
　それに、葉山のご用邸など一年に一度も使われない保養所などは企業なら、こんな不効率のものはとうの昔に廃止です。
　それに、もう一つは政党助成金です。年総額３１９億４，２００万円、その０９年度最終配分が昨日行われたとの報道があります。
　この政党助成金は、生まれたばかりの赤ちゃんから、昨日亡くなられた爺ちゃん、婆ちゃんまで一人当たり２５０円の税金を集めたものです。
　この制度が憲法の思想・心情の自由を侵しているとして受け取りを拒否している日本共産党。それに、先の総選挙で「国会議員５人以上」の支給条件を満たさなくなった改革クラブが配分されませんでした。
　こんな制度は即刻止めて、税収に苦しんでいるならその足しにしたらいかがでしょう。

移転費用を何故出すのか

沖縄からガムへの基地移転計画で、米海軍省が「移転」などにかかわる費用の日本の財政支出概要が示されたそうです。それによると、司令部庁舎、基地管理施設、士官用施設、学校・児童館、生活関連施設、ロッジ、下士官兵舎」などだそうです。
　海兵隊施設には、映画館・ボウリング場・フィットネスジム・プール・レストランなども含まれているとのことです。費用は約２、４９０億円だそうです。（しんぶん赤旗より引用）
　いま日本には、食もなく、職もなく路頭に放り出されてこの冬をどう過ごしたらいいのかという人たちが１０万人も、もしかしたら２０万人にもなると言われているのにです。
　今までにも、思いやり予算と言うことで約２、５００億円が毎年支出されています、今度の仕分け事業の中にも入っているとのことですが。何の取り決めもない思いやり予算はもちろんのことやガムへの基地移転費などは全廃に。その分を日本人の職と食に回してもらいたいものです。それが政治じゃないですか。