昨日、ルネサスのリストラ、退職か長距離通勤かについて下記ましたがその続きです。
東京都内に住む50代のSさんは、朝5時過ぎに最寄りの駅を出発し、1時間半で高崎駅へ。この後50分待たないと会社のバスは有りません。
朝6時過ぎに出た場合、会社のバスが高崎駅を出た直後に到着、そのため途中駅で下車し、事業所まで自転車で30分走るというものでした。
「でも、現地の人から『空っ風が吹くから、帰りは追い風で良いけど、朝は向かい風でお勧めしない。自転車なんかとんでもない』と言う事でした」
残るはマイカーの利用ですが、ルネサスは高速道路を使った通勤制度が有りません。高速を使った場合はガソリン代だけしか支給されす、高速利用代は0。個人負担は大変です。
高校生の送り迎えも有りますが朝はバスの本数が少なく通学時間に合わない。帰りはバスが遅い時間帯なので危険です。徒歩だと1時間以上かかります。自転車だと坂道もあり、部活の荷物もあり大変です。
会社は「『転校させなかったのはあなたの判断』などと言います。」。育児・介護休業法、26条には『事業者が労働者を転勤させる場合、育児・介護の状況に配慮しなければならない』と。
会社側に助言、指導するように求めましたが東京労働局は『指導しない』と伝えてきたとのことです。
そして、ルネサスは同社発足後6回目となる早期退職者募集計画を発表し、二人に対する退職面談が続いているそうです。
そこで出て来たのが、一生派遣、首切り自由の労働者派遣法改悪ではないでしょうか。
こんなの絶対許せません。折しも国会解散・総選挙です、労働者を物のように扱う資本家の手先を叩き下ろそうではありませんか。
写真、我が家に訪問者。 記事とは関係有りません。
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