今から約50年前、結核の疑いで神奈川県平塚市にあった結核療養所に入院した時に朝日茂さんのことを知りました。
朝日茂さんは若くして結核を患い闘病生活の中で世の中の矛盾に目覚めときの政府を相手に社会保障の原点といわれる朝日訴訟を起こしました。
「人間裁判」と名付けられたこの裁判は憲法25にある「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障および公衆衛生の向上および増進に努めなければならない」をめぐっての裁判でした。
その闘病生活の内容は後の裁判記録を読んでいただくとして、憲法は絵に描いた餅ではないと一審の判決は『たんに生物としての生存を維持できる程度のものではなく、それは人間らしく生活できなければならない。国はそれを具体的に保証する義務がある』と言う画期的なものでした。
今、生活保護受給者が過去最大の数にのぼる状況を作っておきながら、過去最大の保護費削減と受給させないための法律を成立させようと企んでいます。
人間の尊厳を崩壊させるどのような法律も成立させてはならないと思います。
「憲法25条」を守り発展させる戦いを! 人権侵害反対!
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