安倍首相は、来年10月実施予定の消費税増税(8%)を先送りし、17年4月に確実に実施すると発言しました。
その理由として『8%の増税が個人消費の重石になった』『来年10月から消費税を2%引き上げることは個人消費を押し下げデフレ脱却も危うくなる』『アベノミクスの成功を確かなものとするため、消費税の⒑%への引き上げを18ヶ月延期する』『再び延期することはない』と言って解散総選挙に打って出ました。
だったら、今国会で『18ヶ月後に必ず引き上げます』と素直に提案すれば良いんじゃないですか、総理。財政が厳しい、厳しいと言って消費税を引き上げたのはなんのためだったんですか。
税金を700億円も使って解散総選挙をする必要が何処に有ったんですか、ようーく頭の中を整理してみてください。働く人の賃金も上げないで消費税だけを上げたら景気は悪くなるばかりですよ。と、私たちは言ってきました。
消費税⒑%への引き上げ、集団自衛権行使容認、原発再稼働、米軍基地問題、社会報償費の切り捨て・改悪の反対する国民の声に『このままだらだら進めていくと、次の政権は無い、今のうちに何とかしなければ』と思っての解散なんですか。
国民を愚弄するにもほどというものが有ります。『今度の選挙で自・公で過半数取れなかったら、私は退陣する』と。是非退陣してもらいましょう。自公に対決している日本共産党を大きくすることですね。
自民党の元官房長官の野中広務さんも、TBSのテレビ番組で共産党を除く野党を『野党がだらしない。本当に野党として自・公の政権にぶち当たっていけば、数は少なくとも国民の支持もあろうとかと思うが、共産党以外に、野党として胸を張って堂々としてたたかっていく姿はまったくない』と指摘しています。
写真は、広ーい草原を歩いてみた象。 記事とは関係有りません。
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