という本を買ったと2日ぐらい前に書きました
俺は囲碁打ちではありません、練習しようと思ったけど
俺にはそんなことをやってる余裕が無いと思ったからですw
囲碁自体は好きで、俺のおじいちゃんはアマ4段で「王者の風格がある」と言われた囲碁打ちだったそう
でも、子どもには絶対に教えなかったそうで
理由は「悪魔に取りつかれるから」というもの
悪魔というのは寝ても覚めても仕事中でも囲碁の事ばかりが頭の中を支配してくるらしく
それの比喩表現です
とまあ話が飛びましたが
読んでみて思ったのは書籍、というか依田9段と喋ってるような感覚を受けました
同じ事を何度も書いているし、普通そんな事書く?!ってことまで書いてあります
赤裸々にと書いてありますが、確かに赤裸々でしたw
読み終わった時に思ったのは、こんな短時間で人の一生(まだ死んでない)を知ったのは初めてだなあというもの
1度も会った事が無いし、これからも多分会わない人であろう人の人生をこれほど知ったのは初めてです
囲碁の対局を見ているだけじゃ見えない部分も見れたので、結構新鮮でした
俺は囲碁はNHK杯ぐらいしか見てないので、半分以上の棋士は知らないですが
依田9段は結構好きな方です
これは好き嫌いだと思うのですが「この人には勝ってもらいたい」と思う人が出てくる
そういうのをファンと言うのでしょう
棋譜(囲碁の試合結果のようなもの、途中段階のもある)が無いのも読みやすいです
俺自身は棋譜なんか見ても最後の結果まではなんとなくわかっても
途中の流れまでは全く意味不明なレベルなのでw
自分は天才じゃないと言ってるけど
俺は天才ってのは何も生まれ持った才能だけの話じゃないと思う
ヒカルの碁の塔矢名人も言っていたけど、努力できるのもまた天才の素質なんじゃないかなあと
ふつう一つの事にそんな命を懸けるほど頑張れない
環境が良かった、だけでは済まない何かがあるんだと思う
結果が全てなんだとしたら、一瞬でもその世界のトップに君臨できたのは
それこそ天才じゃなけりゃあり得ない事だろう
まあ、お金の使い方はちょっとあれですけど・・w
もし機会があれば今度は井山棋聖(冠がありすぎて呼び方が分からん)の書いた本でも読んでみようと思います
これも確か棋譜が載ってない本だったような気がしたので
こういう天才級の人達の話を2000円とかで読めるのに読まないのは勿体ない
まあそれ以前に興味を持てなければ読むこともできないんですけどね