「首相官邸」と検索すると、国民の接種回数、接種率の詳細がヒットする。
しかしながら、厚労省職員や内閣府職員の接種状況の記録はない。
厚労省の窓口に問い合わせしたところ、
「よくそのような問い合わせを頂くんですが、我々は雇われた外注で、職員の実情はわかりません。そのようなデータがあるのかないのかも一切、渡されておりませんのでお答えしかねます」
の一点張りなので、内閣府に問い合わせしてみた。
役所相手に簡単にはいかないのは覚悟の上、
交換台の女のマニュアル応答をぶっちぎって、
90分、あーでもないこうでもないと押し問答して粘り、更にトータルで50分待たされながら、
やっとその上の職員という男と会話ができた。
「逃げないで答えなさい、録音してるから。嘘を言ったらアンタの声を世界中に晒してあげるから覚悟してはっきり答えてね」
「いい?私たち国民は、職場から『打たないと明日から来なくていい』要は、打たないと野垂れ死ねというようなパワハラを良識的に受けてるの。努力義務とまで発信してるアナタ方のせいでね」
「そういうアナタ方は、上からそういう命令を受けているわけ?」
「打たないと国民と同じようにクビになると脅されているわけ?」
「いえ…そういうことは一切ございません…」
「打ったか打たないかを上司から問われもしないの?」
「はい、そうでございます…」
「職域接種もないよね?自分が個人的に住む自治体の案内でOKなのね?そんなことは上司も関知しないというわけね?」
「はい、そうです…」
「へえ?一切、放たらかし?なー---んにも言われないの?努力義務なのに?」
「はい、そういうことです…」
男はそう言ってまた交換台の女に戻して、交換台の女いわく
「彼は言うことは全て言ったので、これ以上は答えられないと言っています」
と言った。
あとは女同士の意地だった。
「アナタは打ってるの?」
「はい、打ってます」
「証明書を見せろとか言われたの?」
「それはないです」
「打たないと雇われないと言われたの?」
「それは…」
「アナタの同僚は何人?」
「15人です」
「全員が打ってるの?」
「はい…」
「なんで断言できるの?証明書か何か見せるわけ?」
「そうではなく、話していてわかりました…」
「そう?ちなみにアナタを雇っている上司は、そんなこと一切自由で関知しないそうよ」
「………」
彼らが打て打てドンドンと太鼓を鳴らして脅迫すらしているのは、国民に対してのみである。
お仲間には何にも言ってないことを、とりあえず、ご承知おきくだされ。