先日、子宮頸がんワクチン積極的勧奨が再開された理由を見たら、
「自由民主党HPVワクチンの積極的接種勧奨の再開を目指す議員連盟」の会長、細田博之いわく
「製薬会社から、日本むけに作ったワクチンの在庫の有効期限が切れると全部廃棄しなければならない。このようなことでは、もはや日本向けの製造を中止せざるを得ないと、こういうことを通告してきた」
三原じゅん子いわく
「今回のことは製薬会社からの最終通告だと私自身受け止めている‥‥今回も信頼を裏切るようなことがあってはならない」
要はせっかく買ったワクチンが、来年の4月から有効期限切れになることと製薬会社から厚労省へ、強く圧力をかける「警告」が来たから。
それを受けての反応をもっと詳しく調べてみたら
「日本で大量に廃棄するようなことがあれば、日本は世界から批判される」
「今後HPVワクチンを日本向けに確保する上でも悪影響をおよぼし得ると懸念する」
「さらに、新型コロナウイルスが大流行する中、日本むけに準備されたワクチンを廃棄するようなことがあれば、日本政府も国際的な批判にさらされ、他の医薬品やワクチンの供給確保にも影響する可能性がある」
「このままでは『貴重なワクチンを廃棄する国』として、国際的な信頼を失墜させるキャンペーンが起こってもおかしくない状況です。ワクチンや治療薬を供給するラインから日本が外れていきかねません」
「ここで信頼を失えば、今後の日本のコロナ対策に影響が出てくる可能性もあります。『日本にはずっと裏切られつづけてきたから、世界の公衆衛生をしっかり考えることのできる国に優先して回す』と言われたら反論ができません」
「メーカーは本年10月を再開のデッドラインと捉えて10月に相当数の接種が可能となるように準備されてきた。再開の時期が10月以降に後ろにずれ込むと、せっかく準備をしたワクチンを、使用期限切れで廃棄しなければならない事態も想定されうる」
「新型コロナ感染の拡大を契機に、世界共通の課題として、ワクチンの重要性や限られた生産供給の配分に関する様々な国際的な議論が活発に行われている中、万が一、日本が貴重なワクチンを廃棄するという事態になれば、将来の世代の健康について大きな禍根を残すことになるばかりか、世界の公衆衛生の観点から日本への信頼を損なうことになりかねない」
(子宮頸がんワクチンと闘うmamesanのブログ参照)
はー。
それにしてもこの中に「怖いウイルス」だの「愛する人の命を守るため」といったよく聞く言葉が一字一句も入ってないよね。
国民の前ではあんなに連呼するのに?
要は、ワクチンが効くとか効かないなんてのは、知ったことではないんですよ。
「国民の前では効くと言え」と言われれば、「有効です」と口では言うだけで。
組織の長として、キレイ事を言わず、死にもの狂いになって打ち出しに向き合っていた人なら、気持ちはわかるんじゃないでしょうか。
私は正直、殆どわからないですけどね。