小池にしても岸田にしても、その他モロモロも、ここまで異次元の厚顔無恥ができるのは、本人じゃないからである。
役者が台本に沿って演じているからである。
俳優って「役を演じろ」と言われれば、殺人犯も、悪党も、リンチするも、される側も、みっともない役も、見え透いたウソを言って笑われる役も、何でもやるよね?
むしろ張り切って、迫真のリアリティを見せてくれる。
本人のガチだったら怖気づくことも、躊躇することも持たないことも、役者になると「お芝居だから」「しょせん他人事だから」「本当の自分が傷つくわけじゃないから」できるわけで。
この、本人より本人の本性を見せてくれる役者を使うって、巧く考えたなあと思う。
「この人はウソを言っている。事実はこういうことだ」と教えるのは簡単だけど、そうじゃなくて、自分で気づいて自分で判断しなくちゃいけないのだ。
だからせめて詐欺師らを「わかりやすく」しているのだ。
役者は迷わずブレず怯まず、息を吸うようにウソを付き通してくれる。
ホンモノはとっくに連行されて身も心も切り刻まれているのに、それでも未だメディアに「自分」がいて、口をパクパク開けてロクでもないことを語り続けている…いったいどんな気持ちなんだろうね🥲