午前中勝負のつもりで、出てみた。
道路から見ると凪に見えるのだが、船上から見ると又違う海になる。
朝日に向かって、船を進める。
北西の風が、吹いている。
ウネリが、北東から来ている。
「結構波がある」と行った状況。
沖合に出るに従って、波が高くなってくる。
時折、船首が波に突っ込み掛けるくらい、波の幅が狭く感じる。
波を斜めに走っているつもりだが、時折、波飛沫が船首からフロントに飛んでくる。
ポイントに入り、潮行きを確認。
下り潮が、南東方向に流れている。
北西の風に押されている事もあるのだろうが、釣りにくい感じではない。
潮の速さも、0.7ノット前後とラインがやや斜めに出る感じで釣りやすい。
ベイトは、海底から浮き上がって反応が出ている。
ジグを落とし、ワンピッチでシャクって行く。
160グラムのジグが、途中で何かに引っ張られるようにアタリを捕らえる。
しかし、乗ってこない。
ジグには、しっかりと噛み後みたいな傷が付いている。
3度目の流しに入ったとき、風が北西から北東に変わり波の高さがより高くなった。
北東方向から、白波も寄せてくるようになった。
「まだ、大丈夫かな」
そう思ったとき、船首が波を掬い上げる形で、海水が船首から入ってきた。。
足下をサーッと海水が、流れていく。
直ぐに釣りを中止。
波を被るような感じではないが、ひとまず潟よりに移動する。
予想よりも早く、風が変わってきた。
時計を見ると、まだ9時前。
しかし、風が北東に変わり、波も高く成ってきた。
潟近くで、竿を出してみたがアタリが出ない。
予定外の速さではあるけれど、帰港することにした。