新河鹿沢通信   

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オオナルコユリ

2009年06月05日 | 地域の山野草
オオナルコユリ


オオナルコユリの大株見つけた。 20数本の株だと見事なものだ。下の写真は自宅の庭のもの、下部から撮ってみた。普通は下から見ることなどほとんどないことだが、写真で見ると何か不思議な感覚にある種の感動さえ覚える。


オオナルコユリは、ユリ科アマドコロ属の多年草で、 北海道から九州までの山林等に自生する。                            難繁殖性のため群落はまばらと言われ、若芽は山菜としても貴重で、 根茎は生薬ともなるために株立ちのものはあまり見たことがない。
当地方では山菜として食する習慣はあまりない。                                                 この大株はこの春の集落総出の「堰普請」で、田んぼと畑の境界で見つけたものだ。集落にいても気がつかないでいた。                 オオナルコユリの春先の芽はアスパラと少し似ていて、それが固まって無数に出ていたのには驚かされた。                       普通だと一本か、せいぜい二本ぐらいしか今まで見たことがなかった。

わが集落の貴重なものになった。大事にしたいものだ