新河鹿沢通信   

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オオナルコユリ

2009年06月05日 | 地域の山野草
オオナルコユリ


オオナルコユリの大株見つけた。 20数本の株だと見事なものだ。下の写真は自宅の庭のもの、下部から撮ってみた。普通は下から見ることなどほとんどないことだが、写真で見ると何か不思議な感覚にある種の感動さえ覚える。


オオナルコユリは、ユリ科アマドコロ属の多年草で、 北海道から九州までの山林等に自生する。                            難繁殖性のため群落はまばらと言われ、若芽は山菜としても貴重で、 根茎は生薬ともなるために株立ちのものはあまり見たことがない。
当地方では山菜として食する習慣はあまりない。                                                 この大株はこの春の集落総出の「堰普請」で、田んぼと畑の境界で見つけたものだ。集落にいても気がつかないでいた。                 オオナルコユリの春先の芽はアスパラと少し似ていて、それが固まって無数に出ていたのには驚かされた。                       普通だと一本か、せいぜい二本ぐらいしか今まで見たことがなかった。

わが集落の貴重なものになった。大事にしたいものだ

また、止まったツチガエル

2009年06月04日 | 地域
昨年の6月14日岩手・宮城内陸地震後の我が家の小さな池のツチガエルの顛末記を記録してから、一年になろうとしている。
おかしなことが又始まった。

昨日、6月3日夜から又、ツチガエルにあの賑やかな合唱が止まった。
6月に入り当地方田植えが終わり、ほっとする次期。
賑やかなツチガエルの合唱はテレビの音声がともすると聞こえなくなるほどの合唱が、昨日の夜からぴたりと止んで2日。
まさか、大地震が又あるのだろうか。まことに不思議な兆候なのだ。

気のせいだろうか。

ツレサギソウ

2009年06月04日 | 地域の山野草


我が家の小さな庭に「ツレサギソウ」が咲きだした。

10年ほど前の土砂崩れのそばで「ノビネチドリ」を発見、小さな庭に移植。その一本は2、3年咲きつづけたが、いつの間にか「ノビネチドリ」が消えてしまった。土砂崩れの場所はさらに広がり、その後「ノビネチドリ」らしきを蘭をみることはない。あのとき埋まりそうな場所から必死に救出を待っていたのかもしれない。

そして、「ノビネチドリ」が消えてしまったその場所に、みたこともない不思議な蘭が出てきた。

名前が分からず、当地方「雄勝野草の会」の著名な先生に尋ねたところ、「ツレサギソウ」という名の蘭であることを初めて知った。昨年3本だったのが今年は5本となった。

珍しい蘭の花。    

よほど我が家の庭が気にいったのか確実に増えている。それにしてもなぜここに生育しているのか、不思議なことだ。