本日は非常によく晴れています。透明度も抜群。
それで、久しぶりに遠征の準備をしました。
望遠鏡や赤道儀、PC,冷却CCDなど一式自動車に積み込みました。
遠征先でもネット経由で遠隔ドームも操ろうという欲張りな計画です。(*^^*)
しかし、日が暮れて遠征先に向かおうとした途端、気力が萎えて自宅に戻って
遠隔ドームのみの撮像を始めました、、、。
遠征のつらいところのみ思い浮かびます。
すっかり遠征ができなくなってしまいました、、、。情けない話です、、、。
下は今撮像中の遠隔ドームの様子です。
遠隔ドームは気力を奪い取る魔物ですね、、、。
今回の胆振東部地震で４０名以上の方が亡くなられたようです。
ご冥福を心よりお祈りいたします。
現在、大規模停電を防ぐため、２割の節電が求められています。
南とかち天文村の遠隔ドームは、
自家発電である、太陽光パネルとディープサイクルバッテリーの組み合わせで
蓄電しているため、商用電力である北海道電力の発電した電気を全く使用していません。
ドームの後ろに太陽光パネルが見えます。
そのおかげで、地震発生直後のブラックアウト(大規模一斉停電）の影響は全くなく、
すぐにドームの無事を確認できましたし、これからもだれにも迷惑を掛けずに自家発電した
電気で遠隔天体撮像を楽しむことができます。
太陽光発電、最初は、安定電力でなく、結構大変でしたが、現在はパネルをできるだけ直列に
してたとえ雨の日でも発電するようにする（もちろんそういう日は発電量は低いですが、）
並列バッテリーにダイオード入り回路であの忌まわしい無駄に電気を消費する”循環電流”
を防ぐなどした結果、かなり潤沢な蓄電量となっていてとても満足しています。
太陽光による蓄電が十分なら、あの邪魔な電柱や電線もないことになります。
