先月のブログにも書いた「極上の流転 堀文子の旅」
今日の徹子の部屋のゲストが堀文子だった。
美しい白髪に黒い、素材はシルクか、シックな装いは何ともエレガントだ。95歳。
本の中の、ビックリしたエピソードが披露される。
美大を出たあと、外交官と出会い「結婚する」と母親に告げると、なんと
母親は激怒する。「絵の道で生きていくと言ったのになにごとか!結婚は許さない
内縁にしなさい」というのだ。
96歳でこの世を去るまで母親は、娘の夫にただの1度も会わなかったと言う。
作家もそうだが、偉大な芸術家の影には、すさまじいエネルギーを持つ親、姉妹
などがいることが多い。
しかし、堀文子の描く名も無い野の花たち可憐な事、美しいこと!
堀文子のことばのはなびらより
群れると人と一緒のことをし始めます。自分流にいきることができなくなります。
群れに迷惑を掛けますから、できるだけ一人でいるようにしています。
頼ると、その人にくっついて、肩車に乗り、自分の能力以上の事をしてしまいます。
そうすると自分を失しないます。