ウールのコートがそろそろ欲しくなりました。私はまだ綿のハーフコートで出歩いています。お昼間はまだまだほっこり日和です。
衣替えもしないで夏から秋、そして初冬を迎えてしまいました。段々いい加減になってきました。春と秋が「あれっ?」と言う間に過ぎてしまうンですもの。
昔、その昔、カシミヤのコートをいっぺんに2枚買いこんだことがありました。それはそれは高い買い物でした。黒とキャメル、迷いに迷って結局2枚・・・、
「このカシミヤは一生ものですよ」と行きつけのブティックで囁かれ、贅沢をしてしまいました。このコート、一生着たか、と言われれば、およそ6、7年着てダメにしてしまいました。2枚を冬になると大事に交互に着ていたのに。もう「嘘つき!」と思いましたよ。
原因は、季節の変わる毎にクリーニングに出し過ぎたようです。年々艶がなくなり、生地も薄くなっていきました。薬品に負けていったのです。
でも、高い買い物でしたから捨てるのは忍びなく、実家のどこかにまだあると思います。そうなんですね、変な話、高いお金を出した物って捨てにくいのです、この心理、判ります。(でも、このあたりから処分しましょう)
「終活!」と声高に急き立てられているような現在の風潮ではありますが、そんなに、ぽんぽんと捨てられないんです、私。
皆さん、さっと、潔きよく捨てられるのでしょうか?コツは何でしょう?