鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

傘かしげ

2014年02月12日 | 日記
雨の日、雪の日、色とりどりの傘が街を埋めた。

傘売り場で不思議な光景を目にした。

小学生の男の子とお母さんが傘を選んでいた。

2人が気に入っている様なのが、いわゆるジャンプ傘。

ワンタッチで開くあれだ。

その場にずうっといたわけではないから、買ったのかどうかは知らない。

私はあの傘が嫌い。

回りの距離感も考えずバーンと開く人をよく見る。

子供は、傘はすうっーとさしてほしい。

日本には「江戸しぐさ」といわれる、美しい風習がある。

そのひとつに「傘かしげ」がある。

狭い道では、すれ違う同士が、ほんの少しずつ傘をすぼめ傾け、「お互い様」の気持ちで譲り合う。

子供にワンタッチはいらないと思うのですが・・・。


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ウインタースポーツ

2014年02月11日 | 日記

スキーもスケートもまるでできない。

スキーは中学校で1度だけ経験したが苦痛だった。

スケートは娘とやはり1度だけ言ったが、まともに立つこともできなかった。

だから、この数日テレビで見る競技に、只々感嘆符!

「何で飛べるの!」「何で回れるの!」

この世のものとは思えない女子フギイアーの美しい舞姫たち。

私は浅田真央のファン。

彼女のほほえみは菩薩のようだといつも思う。

頑張れ、真央ちゃん!

転ばなければいいですから。

祈ってます。
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春のトート

2014年02月10日 | 日記

有隣堂藤沢店の催事、1週間がすぎた。

大雪のアクシデントがあり数日落ち着かなかった。

少し売り場を模様替え

写真は、山形は米沢から取り寄せた「藍染地」です。

春先、木々の芽が吹き始めた頃、きものに似合いそうなトートです。

おそろいで道中財布も作りました。

こんな感じで、1点物の手提げ、バッグが並びます。

お近くまでいらしたら是非のぞいてください。

おまちしております。




















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車窓から

2014年02月09日 | 日記

大雪で大きく交通機関が混乱した。

昨日は売り場に「4時に閉店します」と通達があり急いで帰り支度をした。

横須賀線、バス、江ノ電がストップ、完全に足をうばわれた。

それからは、タクシー以外ないことがわかり長い列についた。

結局3時間待って自宅に到着。

多くの人が同じような思いをしたことだろう。

体は、芯まで冷え切っていて.、熱いお湯につかっても中々温まらない。


今朝も、横須賀線は不通。

早めに出て江ノ電に。

少し遅れているが動いていた。

確かな鎌倉の足。

車窓の雪景色がまぶしく、朝日がたっぷりとそそぐ。

昨夜の、吹雪のあれは、うそのような青空。

さすがに疲れた。昨日も今日も、お客さんは極端に少ない。

しかし嬉しいことも。

大学生の御嬢さんが売り場でしばらく私の相手をしてくれた(?)

とにかく「鎌倉今村」の商品を気に入ってくださりたくさんお話した。


「ほっとします「きれい」と何度言われたことか・・・

道中財布をお求め頂ました。

「大事にします」

ありがたく、もったいなく、心から「ありがとうございます」と。

疲れ、ぶっ飛んで、いえ、吹っ飛んでいきました。


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雪の大仏

2014年02月08日 | 日記

20年ぶりの大雪とのこと。

仕事のシフトが午後だったのと、電車が遅延ながら動いているのを確認。

あえて、鎌倉発の藤沢行きのバスに乗車。

途中の「大仏前」で下車。

もちろん、大仏様に会うためだ。

門は閉ざされていて今日は一歩も入ることができなかった。

私は精一杯背伸びをして、木戸の隙間に携帯のカメラをかざした。

とにかくふぶいていて5、6メートル先も見えないのだ。

凍える指で3回シャッターを切った。

次の瞬間、横殴りの雪が一瞬ぴたりと止まり、視界に大仏様がおられた。

そう、おられたとしか言いようがないたたずまいだった。

雪をまとった神々しい孤高のその表情に、胸が詰まる思いがした。

どうしても雪の日、お会いしたかった。今日、願がかなった!

そして再確認したこと、露座の大仏様は、この鎌倉の地を800年守ってくれている。

台風、津波と相次ぐ災害にあい、大仏殿を消滅。

風雪にさらされながら、四季の移り行く鎌倉をご覧になっている。

また、桜の時期に会いに行きます。

(大仏様の完成の正確な年次ははっきりしないといわれています)







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