ぐうたら息子がいました。
博打に遊び、働かず、親に心配と迷惑をかけっぱなしの息子。
そこの家では激しい親子喧嘩が絶えませんでした。
ある日、その親子喧嘩はどんどんエスカレートして、
殺し合いになるのでは…という程の取っ組み合いになったのです。
そこに良寛さんが呼ばれました。
何とか喧嘩を止めてほしいと頼まれて、
その親子の家に連れて行かれました。
連れて行かれた良寛さん、
喧嘩を止めに入るでもなく、
大声を上げるでもなく、
何も言わずに縁側に腰掛け、
小鳥に餌をやっているではありませんか!
大喧嘩している親子に背中を向けて、しばらくの間そうしていました。
そしてフーッと一呼吸してふと立ち上がりました。
そして帰ろうとすると、
たった今さっきまで大喧嘩していた親子が
泣きながら抱き合っているではありませんか!
そして息子が良寛さんに抱きつき、
「ありがとうございました。ぜひわらじの紐を結ばせてください。」と頼み、
わらじの紐を結びながら、良寛さんの足に息子の大粒の涙がぽたり。
そして良寛さんの目から大粒の涙がぽたりと落ちたのでした。
究極の共感ですよね。
良寛さんの計り知れない慈愛の心が、
その場にいるだけで
この親子に伝わったという話です。
こんな人になりたい…。
何も言わなくていい、
ただそこにいるだけで
みなの心を癒し、
みんなをあったかい気持ちにする…
そんな人になりたいなぁ。
博打に遊び、働かず、親に心配と迷惑をかけっぱなしの息子。
そこの家では激しい親子喧嘩が絶えませんでした。
ある日、その親子喧嘩はどんどんエスカレートして、
殺し合いになるのでは…という程の取っ組み合いになったのです。
そこに良寛さんが呼ばれました。
何とか喧嘩を止めてほしいと頼まれて、
その親子の家に連れて行かれました。
連れて行かれた良寛さん、
喧嘩を止めに入るでもなく、
大声を上げるでもなく、
何も言わずに縁側に腰掛け、
小鳥に餌をやっているではありませんか!
大喧嘩している親子に背中を向けて、しばらくの間そうしていました。
そしてフーッと一呼吸してふと立ち上がりました。
そして帰ろうとすると、
たった今さっきまで大喧嘩していた親子が
泣きながら抱き合っているではありませんか!
そして息子が良寛さんに抱きつき、
「ありがとうございました。ぜひわらじの紐を結ばせてください。」と頼み、
わらじの紐を結びながら、良寛さんの足に息子の大粒の涙がぽたり。
そして良寛さんの目から大粒の涙がぽたりと落ちたのでした。
究極の共感ですよね。
良寛さんの計り知れない慈愛の心が、
その場にいるだけで
この親子に伝わったという話です。
こんな人になりたい…。
何も言わなくていい、
ただそこにいるだけで
みなの心を癒し、
みんなをあったかい気持ちにする…
そんな人になりたいなぁ。