★スパイラルスペース ひなたぼっこ★ ・ ・~あったかい学びの部屋~

 私、かんちゃんが日常生活に隠れている大切な宝物を探します。幸せになれる考え方、過ごし方を一緒に見つけましょ。

結核やぜんそくには乾布摩擦

2012-02-13 16:36:15 | * 心と体の不思議 *
ひとつ前のブログにスキンシップの大切さを書きましたが
このお話も関連しています。


結核やぜんそくの人は「乾布摩擦」をするといい
そう言われます。

肺は皮膚の状態を整える働きがあるようです。

結核やぜんそくの人に乾布摩擦が良いというのは
肺が弱っている時、皮膚を刺激して鍛えることで、肺も元気になっていくということのようです。

ぜんそくのお薬で、直接胸に塗る塗り薬がありますね。
お母さんが子どもの胸に手で優しく塗ってあげる、
これがまた重要な薬になっているというわけなんですね。
まさに「手当て」です


肌が白くてカサカサしている人はやはり肺の機能が低下しているようです。
肌がカサカサしてくるときって不思議と心もカサカサしてきます

いや、そんなに不思議なことではないかも!
肺が弱っている時、呼吸も浅く、荒くなっている可能性があります
呼吸が浅くなると、イライラしたり、うつうつしたり、心が不安定になります
だから肌がカサカサしてくると、心もカサカサしてくるというのは何の不自然もないんです。


乾いた肌と心に潤いを上げましょう

クリームやオイルをたっぷり塗りこみながら優しく
肺をいたわる気持ちで、乾燥している肌をさすってください。
そして深~い呼吸をします。


心も体もほっこりあたたかく、穏やかになると思います



「ホスピタリズム」

2012-02-13 12:39:02 | * 心と体の不思議 *
「ホスピタリズム」ってご存知ですか?
最近はあまり聞かれなくなりましたが、別名「施設病」とも言います。

これは施設で育った子どもは温かい家庭で育った子どもに比べて
病気や虚弱体質になりやすい…
心と体の弱い子が多い…

そういうデータがあり、そのことを「ホスピタリズム」と呼びます。

一体原因は何か?!


これが スキンシップ なんです。

昔は施設で育った子どもたちはスキンシップに欠けていた・・
スキンシップが体調不良や心の病気を招く・・

そういうことなんです。

スキンシップ不足が心と体に大きく影響するということが解明されたので、
今は施設でも子どもたちをいっぱい抱きしめて、いっぱい触れ合うように
かなり心がけているのでしょう。
今の時代「ホスピタリズム(施設病)」の言葉を耳にする機会はほとんどありません。


大切なのは「血のつながり」ではないのです。

だれでもいいのです。
自分を心から愛して、いとおしいというまなざしで見守り、
不安なとき、怖いとき、心配なとき、傷ついたとき、がんばったとき、
いつでもギューッと抱きしめてくれる人がいる、
その安心感が子どもを育てるんですね。

大人だっておんなじです。
スキンシップで互いの信頼を確認し、温かさを感じ、相手を思いやるのですから。


大切な自己肯定感、自尊心、心の安定感の根本はここにあるような気がします。


お子さんをいっぱいギューッてしてあげてください。
それができている親御さんは、ちゃんと子どもを見ているっていう証拠。
自分中心の親御さんには子どもをギューッて抱きしめることはできません。

最近、ギューッてしてあげてないなと感じた親御さんは
自分のことでいっぱいいっぱいになっていないかな~って
ちょっと立ち止まって、周りに、目の前にいるお子さんに目をやってみてください。



サルだって「のみとり」という立派なスキンシップを一日中、暇さえあれば
家族でやっていますよね。

これが自然の動物の姿だと思います。